住宅ローンにはどのような種類がありますか?
一番耳になじんでいる公的な住宅ローンといえば、「住宅金融公庫融資」でしょう。公庫融資では、取得する住宅の種類別、地域や構造・広さという要因により、融資額が異なるのが特徴です。たとえばマンション購入資金では「○○地域にある6階建て以上のマンションなら専有面積○m2のとき融資額が○○万円」というようになっていて、この要件が一つでも変わると融資額も変わるようになっているのです(平成19年3月末まで。住宅金融支援機構は原則、個人融資廃止)。
銀行や信用組合などの金融機関、また生命保険会社やクレジット会社が扱う住宅ローンがあります。公的融資に比べて柔軟性があり、タイプも豊富。各金融機関とも貸出先が先細りしているなかにあって、住宅ローンは固い商売だと見ている部分が多いようです。住宅の条件で公的融資が受けられない場合でも、住宅の条件がゆるい銀行ローンなら、融資を受けることが可能になることも十分考えられます。申し込み資格や融資条件は各金融機関によって異なりますが、提携ローン(分譲建売業者や建設業者が金融機関と提携してユーザーにローンを斡旋する方法)や、非提携ローン(ユーザーが直接金融機関から借りる方法)など、さまざまなメニューがあります。
同じ民間でも都市銀行とノンバンク(クレジット会社・信販会社など)では金利も大きく異なる場合が多く、注意が必要。金額を多く貸してくれるからといって安易に申し込むのは考えものです。また、住宅金融公庫の証券化事業を活用した新型住宅ローン「フラット35」は、民間金融機関の長期固定金利の住宅ローンです。融資実行後に住宅金融公庫が当該住宅ローンを民間金融機関から買い取ります。