因果の法則ってなんのこと?

善悪に連動した法則に因果の法則と言われているものがある。

この考え方が、私たちのセルフイメージを支配しているパターンは非常に多い。

親から、そしてまた義務教育においてもそう刷り込まれてきたからだ。

悪いことをすれば必ず悪い結果が待っている、善い行いをすれば、必ず良い結果が伴う。と、

では、因果の法則とは一体なんだろうか?

そのようなものが本当にあるのだろうか?

結論から言おう、すくなくとも現世というスパンにおいて因果の法則はない。

原因が同じだからといって、同じ結果になるとは限らない。

少なくとも善い行いが必ず報われるといった保障はどこにもないのだ。

世の中を見回してみれば、そのことが明らかにわかるはずだ。

 

参考▼

世間の人々がしばしば話題にして、その存在が当然であるかのように信じられている「因果応報(原因と結果)」の法則というものは存在しない。

ただ、いつも自然の法則が貫かれているだけだ。

あるいはまた、一般的に「因果」というならば、それは物理学や力学の法則のことだ。

そこで貫かれているのは、非情な論理だけだ。

あるいは、こうも言い換えられる。

事実の起こり方が、人が考えてひねり出した物理的因果の法則に当てはまっているだけだ、と。

-ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

 

因縁果報から切り取った嘘

「因果の法則」というものは、仏教思想の因縁果報(いんねんかほう)というものの一部を誰かが勝手に切り取って作った偽りのロジックだ。

因縁果報をごく簡単に説明すれば、同じ原因でも縁するものによって結果は異なり、その結果の報いが遅れて表れるといったことだ。

そしてまた、その結果も報いも原因となっていくといった感じだ。

例えば、私は昔からオートバイが好きで、長年ハーレーライフを満喫していた。

しかし、背中の激痛が原因で7年程前にオートバイに乗るのをやめた。

その痛みの元は、その3年前、つまり10年前に起きた交通事故だ。

事故の瞬間に1メートル程飛ばされはしたが、一瞬呼吸ができなくなったくらいで、当時は何の痛みもなかった。

だから、まさかそれが3年後に激痛となって自分のライフスタイルを変える原因になるなど夢にも思っていなかったのだ。

私めがけて突っ込んできた彼は、1年前に知り合ったばかりの人だった。

彼が私のすぐ後ろを走っていなければ、そんなことも起きなかっただろう。

その前に彼と知り合わなければ、一緒に走ることもなかったろう。

今も仲間とハレーライフを満喫していたに違いない。

そして、それ以来彼は私の前から消えた。

そのことが原因で新たなビジネスをスタートさせることができたので、結果的には良かったも知れない。

しかし、そうでもないのかもしれない。

今は快調だが、数年後には、そのビジネスが増えたことが原因で、健康を害して入院しているかもしれない。

資金繰りに行き詰まって破綻しているかもしれない。

だから、数年後になってみないと本当のところはわからない。

おそらく「人間万事塞翁が馬」ということなのだろう。

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