投資の世界
masa

前回は「資産運用の勝率を上昇させ、負け組から抜け出すにはどうしたらいいのか?」でした。

今回は、資産運用をはじめるための手順とポイントについてから解説しましょう。

将来を乗り切るためには、お金の運用に限ったことではなく、自己への投資も含め投資が必要であることは間違いないでしょう。

しかしながら、投資が重要であることが理解できたとしても、具体的に何に投資をして、どのように運用していけばいいのかよくわからないと言った方は多いと思います。

そこで初心者がこれから資産運用をはじめるためにおさえておきたい4つの基本ステップを紹介します。

資産運用、4つの基本ステップ

  1. まずは入門書などを買ってみる
  2. とりあえず投資口座を開設してみる
  3. 上下、長さなどの目標値を決めておく
  4. 現在の余剰資金らしきものの20%程度からはじめてみる

1,まずは入門書などを買ってみる

基本的なことがわかればいいので、最初は入門書だけにとどめておいてください。

まず入門書で資産運用の全体像を大まかにつかんでください。

運用の構造全体のイメージが頭に入っていないとアセットアロケーションできないからです。

アセットアロケーションを簡単に表現すると「投資資金を複数の異なった資産に配分して運用すること」ということになるでしょうか。

参考▼

アセットアロケーションについては、キャッシュフローデザインの他の記事もご参照ください

したがって、まずは資産運用の入門書を購入してイメージをつかんでおきましょう。

細かいことはとりあえず飛ばして読んでください。

こまごましたことは実践しながら習得していくのが一番近道だからです。

また、知識ばかりが先行して頭が固まってしまうと理論ばかりに目が向きすぎて失敗するからです。

仕事でも、情報でも、なんでもそうですが、余分(必要以上)な知識は習得しない、あるいは捨てた方が生産性が向上します。

実際にその知識が必要になった時に習得するような習慣を身につけて行くようにしてください。

実際に準備だけが万端で、行動できない、実践に移そうとしない人が大半です。

行動しなければ何も変わらないので、得た知識が記憶に留まることは稀です。

結果として習得したその知識は、使われないまま消えていきます。

2,とりあえず投資口座を開設してみる

入門書を読んで投資のイメージがつかめたら、とりあえず投資口座を開設してみましょう。

口座を開設しても、直ぐに資金を投入する必要はありませんので安心してください。

また、ネットで投資信託をということでしたら、非常に安価から始められるので練習にはいいでしょう。

ただし、投資信託は私達にとって、あまり旨味のない商品ですから、練習用と最後に余ったお金を投資するぐらいの感覚でいた方がいいかもしれません。

参考▼

投資の考え方については「お金の知識不足が原因で、ビジネスや人生に損失を招いていませんか?」もご参照ください

私たちが、お金の世界でいちばん身近に感じる存在は銀行でしょう。

しかし、銀行で売買可能な金融商品の数は限られているので、証券会社での口座開設(ネットでもいい)をお勧めします。

そこで投資に関しての基礎知識も公開されているので、参考にするといいでしょう。

ただし、投資判断を誤りやすいので、セールス的な臭がするものは、避けるようにしてください。

投資に対してある程度なれてから、セールス的なものも解析するようにしていきましょう。

3,上下、長さなどの目標値を決めておく

目標も決めずに(ゾーン設定)成り行きにまかせるような投資は決してやらないでください。

投資で儲けるために一番必要こては、お金の理論ではなく、自分の心理をコントロールすることだからです。

なんの目標値も置かないで始めてしまうと価格変動に一喜一憂してしまい精神的に不安定になりやすくなります。

そのことによってタイミングを見誤り、損失を招きやすくなります。

色々なバイアス(偏見のようなもの)が強いと特に判断を誤りがちです。

そのことを認識しつつ、投資を行っていくことがもっとも重要です。

参考▼

ゾーン設定については「キャッシュフローが最大化するセルフコントロールとゾーン設定の方法とは?」なども参考にしてください。

バイアスについては「リスクを上手に取り込めるようになると資産運用の勝率が激増する」や「なぜ、お金に対するバイアスが少くなくなると、お金が極端に増えだすのか?」なども参考にしてください。

一般的には、目標の立て方のポイントとして「いつまでにいくら稼ぐ」という期限の目標が多いようです。

しかし、それよりも、どこまで儲けるのか、どこで損切りをすのか、ということを予めある程度決めておくことの方が初心者にとっては重要です。

例えば儲が15%になったら売却、損が5%に達したら売却といった具合に上限と下限を決めて、そのルールに従うということです。

自分のゾーンを予め決めておき「やるべきこと」と「捨てるべきこと」のコツがつかめるまで継続していきましょう。

4,現在の余剰資金らしきものの20%程度からはじめてみる。

どんなに素晴らしい目的や戦略を持っていても実行しないと全く意味がありません。

しかし、投資には不確実性が伴うことは確かです。

したがって、初心者の方は損することが多いでしょう。

ですから、最初のうちは失敗経験を積んでいくくらいの覚悟がちょうどいいです。

最初のうちは授業料だと思って支払えるのはいくらか、といった感覚ではじめることをお勧めします。

そのためには、自分の余剰資金がいくら位なのかを予め知っておく必要があります。

あなたは、その余剰資金をすべて投資に回すという無謀なことはしないとは思いますが、そういう人がいると困ります。絶対におやめください。

なぜなら今の余剰資金が、将来も余剰資金のままだとは限らないからです。

実際、そういう軽率な行動によってピンチに陥ってしまった人が、時折、私を尋ねてくるのであえて制止させていただきました。

余剰資金の20%だなら投資しない方がいい、そう考えた方もいるでしょう。

そういう方のために一言アドバイスさせていただきます。

まず、収入ではなく可処分所得、売上ではなく利益を増やす方法を考えてください。

※可処分所得 とは実収入から、税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いた手取り収入のこと

そもそも、そうしたことを知らない、できない人が、投資で成功する確率は極めて低いです。

乱暴な言い方ですが、収入が低いということは、誰かのためにお金を献上している割合が多いということです。

投資の世界にも同じことが言えるのです。

次回は「初心者が投資するときに気をつけておきたい7つのポイント」です。

ではまた。

ご相談・お問合せ

ライフデザイン、キャリアデザイン、キャッシュフローの改善・創造、ビジネスに関するご相談を承ります。
お気軽にお問合せください。

MSID研究所