投資信託
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こんにちは、MSインテグラル・デザイン研究所の斉木です。

最近地元で不動産関係の仕事をはじめ、慣れないこともあって、あたふたしています。

新しいことは刺激があって気持ちも高揚するのですが、オーバーヒートもしやすいのでお互い用心してまいりましょう。

さて、資産運用の中でよく知られている商品といえば、なんといっても投資信託でしょう。

では、投資信託とはいったどのようなものなのでしょうか?

今回は投資信託の基本的な仕組みについて、解説していくことにしましょう。

マネープラン研究:投資信託の仕組み

投資信託には、少額で多くの銘柄に投資できるという特徴があります。

ではなぜ少額で多くの銘柄に投資できるのでしょうか?

  1. まず最初に投資信託の商品が「投資信託運用会社」で作られます。
  2. それを主に証券会社、銀行、郵便局などの「販売会社」を通じて販売します。
  3. 多くの投資家から集めたお金は、一旦ひとつにまとめられ、資産管理を専門とする、「信託銀行」に保管されます。
  4. 投資信託運用会社は、信託銀行に集めたお金をどう投資するのかを考え、その実行を信託銀行に指図します。
  5. そして、運用会社の指図を受けた信託銀行が株や債券の売買を行なう

という流れになっています。

投資信託という商品には、販売・運用・資産の保管という、それぞれの専門の機関が関わることによって成り立つ金融商品だということです。もちろん、それぞれの機関の報酬も発生しています。

それでは、「販売」「運用」「資産の保管」を行う各機関がどのような役割をしているのか、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

販売会社の役割とは?

販売会社とは銀行や証券会社などのことで、その役割は以下のとおりです。

  • 投資家が資産を運用する際の相談窓口
  • 投資家ごとの口座を管理
  • 投資信託の販売や換金
  • 分配金・償還金の支払い

などを業務として行っています。

つまり、これらの窓口は、投資家と投資信託をつなぐ役割を担っています。

投資信託を運用している会社の役割とは?

投資信託運用会社は、

  • 投資信託を設定
  • 投資家から集めた資金を運用

ちなみにこの資金のことを信託財産と呼んでいます。

投資信託運用会社では、

  1. 経済・金融情勢などに関するさまざまなデータを収集・分析
  2. それを基に投資の専門家たちが、集めた信託財産をどの資産に投資していくのかを考える
  3. 信託銀行に運用を指図

つまり、投資信託を設定し、運用する運用会社が、投資信託という仕組みの中で、最も重要な役割を担っていることになります。

参考▼

この運用会社のことを投資信託の法律上では「委託者」と称しています。

信託銀行の役割とは?

信託銀行の役割は私たち投資家から集めた信託財産を保管・管理することです。

  • 運用会社からの指図に従って、信託銀行が株式や債券などの売買や管理
  • 集めた信託財産は、自社の財産とは区別され保管・管理される

つまり、投資信託の仕組みの中では、金庫番のような役割を担っていることになります。

参考▼

この信託銀行は投資信託の法律上では「受託者」と称されています。

投資信託の基礎知識

投資信託に限ったことではありませんが、その分野のことを理解するためには、まずその分野で使われている専門用語が分からないと、なかなか頭に入ってきません。

例えば「基準価額」や「分配金」などはその用語の1つです。

どこかで聞いたことはあるけど、それがどういうものなのか分からないのではないでしょうか?

  • 基準価額とは、投資信託の値段のこと
  • 投資信託には単位があって、その単位によって取引されている
  • その単位は「口(くち)」と呼ばれている

例えば、あなたが投資信託を始めた時点で1口1円で購入できたとします。

その1口の値段が運用によって変動し、その結果あなたの資産が増えたり、減ったりします。

基準価格はどのようにして決まるのか?

ではその基準価格はどのように算出されているのでしょうか?

基準価額は、一口あたりの値段のことで、私たちが投資信託を購入や換金する際は、この基準価額で取引が行われます。

(1口1円で運用が開始された投資信託は、1万口あたりが基準価額として公表されている)

  • 投資信託の資産のうち、投資家に帰属する部分(額)を「純資産総額」という。
  • この純資産総額を投資信託の総口数で割った一口あたりの価額が基準価格。

基準価額=純資産総額÷総口数

参考事例▼

基準価格のシミュレーション

例えば、Aというファンド(投資信託商品)が、1口1円で販売(募集)販売)されて、それを私が3万口、あなたが7万口購入したと仮定します。

投資家(受益者)はこの二人だけだとすると、投資資産(信託財産)は私とあなたが投資した合計額の10万円ということになります。

この10万円を元手に運用を開始して、1年後に12万円にすることができたとすると、基準価額は※12,000円ということになります。

ただし、信託報酬などのコストを差し引かない状態での話です。

※12万円÷10万口=1.2 基準価額12,000円

基準価額は1日中同じ価格で取引される

投資信託は株の売買とは異なり、その日の価格は一定です。

あなたも知っての通り、証券取引所に上場している株式は、刻々と株価が変動しています。

そして、売買の際には、その時々の株価で取引されます。

一方、一般的な投資信託は、

  1. 株式や債券などの時価評価を基に算出されている。
  2. その価格が12,000円なら12,000円という基準価格で一回だけ公表される。
  3. この基準価額が一日中固定され、投資信託の購入や換金が行われる。

また、基準価額が公表されるタイミングは、取引の申込を締め切った後になるので、投資家は当日の基準価額を知らない状態で取引を実行することになります。

これを「ブラインド方式」と呼んでいます。

ではなぜ、ブラインド方式というスタイルにしているのでしょうか?

なぜなら、もしも基準価額が公表された後に取引ができてしまうと、すでに投資信託を保有している投資家の利益が阻害されることになるからです。

また、基準価額については、各ホームページや新聞などで公開されているのですぐに知ることができます。

分配金について

投資信託を購入した時点での基準価額よりも換金時の基準価額が高くなれば、利益を享受することができます。

ただし、そこから販売手数料などを差し引かない状態の話です。

したがって、基準価格を比較して利益が出ていたとしても、そこから販売手数料などを差し引いた場合、マイナスになることもあります。

また、投資信託の収益は基準価格の差額だけではありません。

  • 投資信託の決算が行われるごとに支払われる分配金がある
  • 株式や債券に投資して得た収益を、投資家が保有している口数に応じて分配するもの。
  • 分配金は、投資信託の信託財産から支払われることになるので、「純資産総額」および「基準価額」が下落することになる。

また、投資信託の分配金の支払い方針については、投資信託によって異なります。

頻度についても、毎月のものから年1回だけのものまでと、投資信託によってさまざまです。

分配金の額も、決算の内容や分配方針によって変化します。

そしてまた、状況によっては、支払われないこともあります。

投資信託の特徴とは

特徴1: 少額から購入が可能

株式投資や債券投資とは異なり、500円程度の少額から手軽に始めることができます。

特徴2: 少額で分散投資できる

投資の基本は、分散投資というのが販売サイドや金融商品の販売を目的に解説している人たちのセオリーです。

しかし、実際投資で大きく成功している人ほど分散投資はしていません。

どちらかというと、自分の得意な分野に的を絞って集中的に投資しています。

ではなぜ、分散投資を推奨するのでしょうか?

解説している人も、販売している人も、本当は何がベストなのかわからないからです。

つまり、自分たちの責任リスクを回避したいのです。

資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散させる「分散投資」が生きるのは、あくまでもリスクを軽減しながら投資しなければならない事情がある場合です。

通常、分散投資する場合には、多くの資金を必要としますが、投資信託は少額でさまざまな資産に分散することができます。

分散投資をしやすくするために作られた仕組みが投資信託であるという見方もあるでしょう。

注意点▼

ただし、分散投資をしたからといって、必ずリスクが軽減され、損せずに済むわけではありません。信託したお金よりも減ってしまえば、当初の目的が達成されないということを忘れないでおいてください。

つまり、マイナス資産になる頻度を軽減できたからといって、資産形成ができるわけではないということです。

また、確かに投資信託で投資比重を変化させることはできますが、それをペーパーアセット(株や債権)に限定しない方がいいでしょう。

順調に資産形成している投資家の特徴として、ビジネス、不動産、コモディティ、ペーパーアセットなど、それぞれの分野に投資をしている傾向が見られます。

※ここでいう不動産にはREATは含みません

その中で自分が得意な分野に最大限の投資を試みているというのが共通している点でしょう。

そして、彼らは例外なくビジネスを所有しています。

投資でもっとも大きく稼いでいる人、

それは、投資そのものをビジネスに昇格させた人たちです。

特徴3: 専門家による運用

株式や債券などの投資に必要な知識や手法を、モーラするのは至難の業。

そこで、専門家たちに頼るという構図になります。

経済・金融などに関する知識を身につけた専門家と言われている人たちが、私たち個人投資家に代わって運用するのが投資信託です。

そして、この専門家たちの存在によって、個人では手の届かないような海外の株式や債券、あるいは特殊な金融商品への投資も可能になってきます。

しかし、その実情はどうかというと、、、

例えば、積極的な投資が行われている国の稼ぎ頭はヘッジファンドですが、、、、

昨年は(2016年)はヘッジファンドにとって厳しい年になりました。

eVestmentのデータによると、業界全体のリターンは、S&P500の11.9%の上昇率を大きく下回って、5.4%という結果に終わりました。

データ分析会社HFRの発表では、業績不振もさることながら、ファウンドマネーの高額な手数料も手伝って、ファンドマネジャーが運営するファンドから約700億ドル(約7兆8000億円)の資金が流出したとされています。

これは、2009年以来の流失額です。

しかし、こうした事情にもかかわらずヘッジファンドマネジャーの収入には、ほとんど影響がなかったということです。

つまり、資産が激減したのは我々投資家だけで、ファウンドマネージャーは安泰だったというわけです。

これは昨年のものではなく2015年度のものですが、例えば一番稼いだファウンドマネージャーは、

1.ケネス・グリフィン 17億ドル(シタデル)

2.ジェームス・シモンズ 16億5000万ドル(ルネッサンス・テクノロジーズ )

3.スティーブ・コーエン 15億5000万ドル( SACキャピタル・アドバイザーズ )

4.デビッド・テッパー 12億ドル(アパルーザ・マネジメント )

上記4人の合計だけで61億ドルにも上り、日本円にしてなんと約6 771億円になります。

ご覧のように、そのヘッジファンドで一番稼いでいるのは、上記の人たちと言えそうです。

特徴4: 高い透明性がある

原則として毎日、基準価額が公表されており、確かに資産価値や値動きが分かりやすい金融商品です。

また、決算ごとに監査法人などによる監査を受けているため、透明性も高いといえるでしょう。

しかし、値動きがわかりやすいということはどういうことなのか、もう一歩踏み込んで考えてみる必要はありそうです。

ではまた。。

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