今回は、代謝支配について、そのバランスを保つポイントやアンバランスを回復する方法などについてだ。

ライフコーチング、ビジネスコーチング、日常のボデーバランスのメンテナンスなどに是非生かして欲しい。

代謝支配(ピッタ)のバランスを回復させる方法

  • 涼しくする。
  • ゆっくりする。
  • 休息と活動のバランスをとる。
  • 刺激物を減らす。

代謝支配(ピッタ)のバランスをとるためには、節度を守り、頑張りすぎないようにすることが肝心だ。

推進力、攻撃性、 エネルギーを最も多く与えるドーシャだからだ。

ピッタ的の人たちは、何事にも真摯に取り組み、挑戦することを好む。

また、その取組が困難であるものほど意欲を燃やす傾向がある。

だから、このような推進力が、彼ら自身をボロボロにしてしまう原因になることも多い。

このドーシャは、火のような激しいエネルギーを供給してくれる。

つまり、このエネルギーの取り扱いを誤るとえらい目に遭うということだ。

ワーカホリックと称される人たちは、この代謝支配のバランスが崩れている状態だ。

また、怒りや強迫観念を伴っていることも多い。

強迫観念とは、馬鹿げているとわかっていても、頭から払いのけることができない考えのことだ。

特に感情が刺々しくなる、食欲が節度を失うなどの徴候が現れたときには要注意だ。

このような傾向が見えたときには、意識的に自分を引き戻す必要がある。

代謝支配のドーシャをより円滑に働かせるために次のような方法を紹介しておく。

仕事のことは忘れて、くつろぐ時間を設ける

ピッタ的な人は活動力が強いため、休息をないがしろにする傾向がある。

人生を上手く過ごすコツは、活動と休息を交互にとることだ。

だから、働いた後には、静かに休息できる時間を設けることが大切だ。

落ち着く場所を確保してゆっくりと食事をとるのもいいだろう。

食事中に電話がなっても出てはいけない。

できれば電源を切っておくことをお勧めする。

常にスマホをいじっているなど、継続的な操作はもっての外だ。

一番くつろげる静かな場所が、私たちの内側にあるからだ。

バランスの崩れたピッタ的な人は、そのことを見失ってしまうことが多い。

例えば、瞑想は静寂と平安を取り戻すのにたいへん役立つ。

瞑想することによって、躍動的な活動の源泉が休息にあることも認識できるはずだ。

瞑想を取り入れたことによって、仕事の効率が向上したという話をあなたも聞いたことがあるだろう。

実際に行ってみたら分かると思うが、それは想像以上の効果だ。

ウサインボルトの驚異的な走力の源は、最初の一歩を踏み出す前の自身の内側に集中する力にある。

攻撃的にならなくても、その力が発揮できると気付いた時、大きな前進を遂げたことになる。

涼しいものは、過熱したピッタを冷やす

夜眠るとき、寝室の温度は二十度以上にならないようにする。

熱い風呂にもあまり長い問入らないようにした方がいい。

アンバランスな状態のときには、めまいがしたり、気持ちが悪くなることがあるからだ。

だからといって、冷たい水をたくさん飲まない方がいい。

額と首の後ろ側に冷たい湿布をしたり、あまり酸っばくない、りんごジュースやぶどうジュースといったたぐいのものをとるようにするといいだろう。

また、暑い天気のときや調子の悪いときは、水分をたくさんとるように心がけよう。

汗をかきやすく、水分をたくさん失う傾向があるからだ。

ピッタを静めるハーブティーを飲むのもいいだろう。

一日に四杯までなら問題ない。

ピッタを静める食物を食べる。

ピッタ的な人は、強い消化力を持っているので空腹になるのを嫌う。

だから、ついつい食べすぎてしまうことが多いので、注意したほうがいい。

一回に多くの量を食べるのは避け、一定時間に適度な量の食事をとるようにしよう。

消化力が安定しないときは、温かいミルクに砂糖とカルダモンを入れて飲むとバランス回復の助けになる。

喉の渇きが強すぎると感じる場合は、消化力を和らげる必要がある。

苦味、渋みのある適度に重い生地の食物がいいだろう。

つまり、ピッタ的な人には、菜食が適しているということだ。

食事にミルク、野菜、穀物を十分とるようにして欲しい。

炭水化物から得られる安定したエネルギーは、ストレスのもとでの過食の傾向を中和する働きがあると彼らは言っている。

また、食欲が暴走しているときには、食事の量を無理に減らすのではなく、段階的に減らした方がいい。

不快なほど空腹を感じない程度に調整するといいだろう。

一回の食事の量が、両手のひらに軽く盛ったくらいになれば、理想に達したことになると彼らは言っている。

食前に炭酸水、チコリ、 エンダイブなど苦い味の野菜サラダを食べるのもいいだろう。

苦い味の食物には、食欲を押さえる働きがある。

人工的な刺激物は避けたほうがいい。

ピッタ的な人にとって、アルコールは火にガソリンを注ぐようなものだ。

例えば、パンを発酵させるイーストでさえも、バランス回復を妨げる原因になることもある。

燃え盛っている体内に、カロリーだけのアルコールを入れるのは自殺行為に等しい。

また、カフェインは、代謝支配のエネルギーをさらに鋭くしてしまうので、バランスを崩している時は、コーヒーや紅茶などは、ひかえたほうがいいだろう。

腸を空にする

消化の熱を冷ますために、腸を一時的に空にするという方法もある。

ただし、腸に痛みや出血がある場合、消化器系の病歴などがある人は、この方法を行なってはいけない。

就寝前に、ひまし油を大さじ一杯、四週間から六週間に一度程度飲むようにするといい。

ひまし油とは、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する植物油の一種のことだ。

ひまし油の下剤効果で夜中に二、三回トイレに行きたくなって目が覚めるだろう。

排泄した後は、脱水症状を防ぐためにコップ一杯の白湯を飲むといい。

翌朝は、フルーツジュースをコップに二、三杯程度飲むくらいで、何も食べない方がいい。

もしどうしても固形物を食べたい時は、重い物、油っばい物、冷たい物は避けて欲しい。

純粋な食物、水、空気だけをとるように心がける

無害とうたわれている添加物であっても、精妙なレベルでは代謝のアンバランスを引き起こす可能性がある。

わずかなアンバランスでも、完全なバランスを実現するという目的の障害になることには変わりがない。

頑張りすぎたり、暑い所に長くいることは避ける。

ピッタ的な人は、暑いところが苦手で、へたばりやすい。

また、皮膚が白いため、過度の日照にも耐えられない。

外出する時間帯は、日差しの柔らかい朝や夕方のほうがいいだろう。

日差しの強い時間帯に外出する際は、ローションなどを付けるようにするといい。

自然に触れるようにする

ピツタ的な人は落日を見たり、満月を見たり、湖や川のほとりを歩くのがいいと、彼らは言っている。

これらはどれも代謝支配(ピッタドーシヤ)が喜ぶものだからだ。

自然の中で非常に深くくつろぐことができるのも、このドーシャの特徴だ。

また、代謝支配を増悪させるので、暴力、衝撃、論争の多い本や番組は避けたほうがいい。

特にメランコリー(ゆうつ)な状態はよろしくない。

だから、心を高揚させるような楽しい余暇の時間を持つように心がける必要がある。

また、これらの試みは明確な目標に向かって過熱しがちな傾向を緩和してくれる。

他のどの体質にもまして、笑いという清涼剤がバランス回復のカギとなる。

ではまた。CFP+LifeCoaching

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