逓増定期保険

逓増定期保険の場合

死亡保険金が年齢とともに増加するタイプの保険商品が逓増定期保険だ。

逓増定期保険はも満期保険金のない保険だが、保険期間が長期にわたる逓増定期保険は、途中解約すると、相当高額の解約返戻金が生じる。

したがって、平成8年7月4日付課法2-3で直法2-2「法人が支払う長期平準定期保険の保険料の取扱いについて」の通達の改正という形で、保険料の損金算入が一部制限された。

その後また平成20年2月28日付にて、前記直法2-2の一部改正として、従来の税務取扱いと比べ、損金計上できる金額が縮小される内容が国税庁から公表された。

なお、平成20年2月27日以前が契約日となる逓増定期保険の既契約については、既払込保険料に加え、今後の払込保険料についても契約日現在施行されていた税務取扱いを継続できることになった。

ただし、保険料が給与となる契約形態は除かれる。

平成20年2月28日以後の契約における支払った保険料の損金算入については、下記のとおりになるので、参考にして欲しい。

①保険期間満了時の被保険者の年齢が45歳を超える契約(②、③に該当する契約を除く)
期間経理処理
損金算入額資産計上額
保険期間の前半6割に相当する期間支払った保険料の1/2相当額支払った保険料の1/2相当額
保険期間の後半4割に相当する期間支払った保険料×前払保険料(保険期間の前半6割に相当する期間に積み立てた額の累計額)/保険期間の後半4割に相当する期間
②保険期間満了時の被保険者の年齢が70歳を超え、かつ加入時の被保険者の年齢に保険期間の2倍を加えた数が95を超える契約(③に該当する契約を除く)
期間経理処理
損金算入額資産計上額
保険期間の前半6割に相当する期間支払った保険料の1/3相当額支払った保険料の2/3相当額
保険期間の後半4割に相当する期間支払った保険料×前払保険料(保険期間の前半6割に相当する期間に積み立てた額の累計額)/保険期間の後半4割に相当する期間
③保険期間満了時の被保険者の年齢が80歳を超え、かつ加入時の被保険者の年齢に保険期間の2倍を加えた数が120を超える契約
期間経理処理
損金算入額資産計上額
保険期間の前半6割に相当する期間支払った保険料の1/4相当額支払った保険料の3/4相当額
保険期間の後半4割に相当する期間支払った保険料×前払保険料(保険期間の前半6割に相当する期間に積み立てた額の累計額)/保険期間の後半4割に相当する期間
④、①②③に該当しない契約
期間経理処理
損金算入額資産計上額
保険期間の前半6割に相当する期間支払った保険料の全額
保険期間の後半4割に相当する期間支払った保険料の全額

 

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