生命保険
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前回の投稿では9種類の主な運用方法について解説させていただきました。

今回はその一部でもあるペーパーアセットの代表選手、投資信託を取り上げ、その特徴とライフサイクルとの関連性についてお話していきたいと思います。

投資信託について

自分で資産運用に取り組むのは面倒だと言う方は、資産運用会社の力を借りるという手段もあります。

しかし、一口に資産運用会社といっても各社で過去の実績や初期費用が大きく異なります。

そもそも人気のあるヘッジファンド会社は表立って新規投資家を募集していない場合もあります。

したがって、一般的に私たちに馴染み深いファンドは投資信託ということになるでしょう。

そして、リスクを誰かに依存する以上、不明確な状況下で行われる行為は、すべてあなたの責任(自己責任)であるということを忘れないでください。

しかしながら、現状はそのスタイルしか選択できないという方も多いでしょうから、少し投資信託の仕組みについて解説していきましょう。

個人的には、投資家のことを考えて考案された商品とは思えないので、あまりお勧めできませんがあえて説明させていただきます。

そもそも資産運用会社とは?

私たちが預けた資産を運用しているのは証券会社や銀行だ、と認識している方が多いようですが、実はそうではないのです。

証券会社や銀行は販売窓口であって、実際の運用は運用専門の会社がおこなっているのです。

つまり、実際に私たちと商品のやり取りをするのが証券会社や銀行であり、運用会社が銘柄分析やマクロ分析などを行って私たちから預かった資金の運用を行っているということです。

また、信託銀行は運用会社からの運用指図にしたがって、株式や債券などの売買や管理を行っています。

そして、個人投資家である私たちがそれらを利用する場合、予め定められた初期費用の準備と運用に伴う手数料の支払いが求められます。

具体的には、毎月の信託報酬(運用手数料)とファンド商品購入時の手数料を支払うことになります。

信託報酬も購入時手数料も一律ではなく、ファンドそのものやその運用方法によって異なります。

投資信託協会
一般社団法人 投資信託協会より抜粋

投資信託の価格は実際の価格ではない

投資信託には基準価格といものがあり、この基準価格は市場で売買されている実際の価格ではありません。

基準価格は、取引を行う際の単位です。具体的にはそれを「口(くち)」と言っています。

したがって、運用を開始すると、1口の値段が運用の成果によって、変動していくことになります。

そして、投資家が投資信託を購入・換金する時には、基準価額で取引が行われます。

基準価格の算出方法

それでは、基準価格はどのように算出されているのでしょうか?

投資信託の資産のうち、投資家に帰属する額を「純資産総額」といいます。

この純資産総額を投資信託の総口数で割ると、一口あたりの価額、すなわち「基準価額」が算出されます。

(純資産総額÷総口数=基準価格)

参考事例▼

例えば、、、、

Mファンドが、1口1円で募集をかけて、あなたが3万口、Bさんが7万口を購入し、(受益者があなたとBさんだけ)1年後に運用の結果が、10万円を12万円にすることができました。

このような場合、1万口あたりの基準価額は12,000円となります。

実際には信託報酬が差し引かれますから12,000円よりも低い金額になります。

その他、投資信託の決算が行われる際に支払われる分配金と言うものがありますが、毎月支払われるものから年1回だけのものまでと、投資信託によってさまざまです。

また、分配金の額も、決算の内容や分配方針によって変化し、状況によっては支払われないこともあります。

  • 分配金は、運用して得た収益を、保有口数に応じて投資家に分配する
  • 分配金は、投資信託の信託財産から支払われる

分配金が支払われた場合は、「純資産総額」および「基準価額」は下がるということになります。

投資信託、2つのタイプ

単位型(ユニット型)

単位型投資信託は、当初の募集期間しか購入できず、募集された資金が一個の独立した単位として信託・運用される投資信託です。

大半の単位型投資信託は、あらかじめ信託期間が定められています。

追加型(オープン型)

追加型投資信託は、原則として、いつでも時価で自由に設定・解約ができ、タイミングをみて取引することができます。

当初設定後の追加設定・解約が自由であることから、オープン型とも呼ばれています。

ファンドによっては、信託期間が定められているものもありますが、多くは無期限とされています。

ファンドの種類

ファンドには運用方法の違いによって「パッシブ・ファンド」と「アクティブ・ファンド」の2つに分かれます。

「パッシブ・ファンド」とは、平均的な収益を獲得することを目的とするタイプのファンドです。

インデックスファンドがその代表的なものです。

インデックス・ファンドとは、運用成果の比較対象となるインデックスのすべての構成銘柄、あるいは代表的な銘柄に投資します。

具体的には、国内の場合は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)の指数と同じ値動きをすることを目指しています。

パッシブ・ファンド

パッシブ・ファンドのメリットは、

  • 信託報酬などの手数料が安く設定されている
  • リスクをはじめとする運用内容が把握しやすい

パッシブ・ファンドのデメリットは、

  • 株価指数の構成内容の変化がファンド内の売買コストを高める場合がある
  • 他の市場参加者(構成内容の変化に乗じて儲けようとする)の投資行動から不利益を被る場合がある

アクティブ・ファンド

一方、「アクティブ・ファンド」は、さまざまな調査結果や予測を基にして、市場の平均的な収益率を上回る運用成果をあげようとするものです。

そして、アクティブ・ファンドにはいろいろな運用スタイルがあります。

代表的なものには、「グロース投資」や「バリュー投資」があり、それぞれの投資手法に従ったものを「グロース・ファンド」、「バリュー・ファンド」という言い方をします。

グロース(成長株)投資

企業の成長性や収益性を重視して投資する手法をいいます。

成長性つまり将来の業績を予測して投資するわけですから、見通しを誤ると大きく値下りするリスクがあります。

そうしたリスクが大きい分、大きなリターンが見込めるといえます。

さいごに▼
バリュー(割安株)投資

企業の財務内容などから企業価値を算出し、実際の株価と比較して割安と考えられる株式に投資する方法です。

つまり、将来、妥当な水準まで評価されるのを待つわけですから、そうならないこともありえます。

また、発行済株式数あるいは時価総額を基にして、個別銘柄のサイズが分類されます。

時価総額とは、発行済株式数に株価を掛けたものを言います。

サイズの解釈はファンドによって異なりますが、規模が大きいものを「大型株」、中程度のものを「中型株」、小さい株式を「小型株」といいます。

  • 大型株ファンド
    すでに成熟期に入っている企業を投資対象としている場合が多く、株価の変動が比較的小さい傾向があります。
  • 中小型株ファンド
    大型株に比べて創業して間もない企業を投資対象としている場合が多く、株価の変動がより大きくなる傾向があります。しかしながら、大型株ファンドに比べて成長性が期待できるという側面もあります。

アクティブ・ファンドのメリットとしては、一時的に市場平均以上の成果が期待できるというメリットが考えられます。

しかしながら、信託報酬が全般的に高めに設定されているため、コストがかさむ傾向にあり、長期的に見た場合には、パッシブ・ファンドよりも成果が悪い場合が多いようです。

頻繁に短期間で売買を繰り返すスタイルを取りたい人には利があるかもしれません。

ではまた。

 

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