今回の「37歳からのデザイン・コーチング」は、プロセス、コンステーレーション、コンセプト、ストーリーとデザインの関係などについてです。

人生を変革する時に必要なデザイン要素

起業する前は、仕事を作り出し、それをどんどん人に任せていって、会社とスタッフを成長させる事に生きがいを感じながら、儲かる仕組みづくりに勤しんでいたことは以前話しました。

自分のやる仕事を少なくしていって、自分のやるべき仕事に時間を集中させることを常に心がけ、ビジョンと組織の状態をすり合わせながら行動していたわけです。

生産性を重視していた理由は、仕事を早く終え遊びに行きたい、という個人的な快楽への追求があったからです。

イメージを崩したくない、できる上司を演じ続けていたい、という気持ちもあったと思います。

つまり、常にカッコいい存在であることを認めてもらいたかったわけです。

カッコよくないと!・・・

それが個人的なコンセプトだったからです。

ところが起業してからは、真逆の行動をとりはじめました。

「なんでこんな簡単な仕事ができないんだ!」と内心ではメンバーを罵倒しつつ、「いいよ、僕がやるよ」と、爽やかさを装って、一旦任せたはずの仕事をどんどんスタッフから奪っていきました。

従業員の不満と遠慮が混在した言動だったわけです。

実は経営者の中にはこうした行動をとる人が少なくありません。

これは、経営者の技量の無さを証明していることにもなります。

最初からやる気のない人は稀だからです。

注意点▼

ただし、経営者が間違っているから自分の行いは正しいのだ。と思うのも行き過ぎた考えです。経営者も人間ですから未熟なところがあるのです。お互い未熟な部分を補い合って生きていくのが人間の世界でしょう。

パラサイト・シングル(自立心が極めて弱く育ってしまった人)がいて、親が面倒を見ている状態と一緒です。

そのような関係性が続いて、どうにもならなくなってから、結局解雇するというケースが数多あります。

魅力的なコンセプトとストーリー

事業コンセプトに魅力がないと、こうした事態を招きやすいです。

また、個人の人生設計にも同じことが言えます。

例えば、何の夢もない、目的の曖昧な人と是非結婚したいと言う人はいないでしょう。

何か障害があっても、一緒に乗り越えていけるような人とでなければ、日々が不安でしょう。

同じような目的を持ち、お互いが協力し合わなければ、長く続かないでしょう。

ですから、個人の人生設計にも「魅力的なコンセプト」は需要な要素になります。

もっと重要な事は、そのコンセプトをコアにしたストーリーを作り、伝え続けることです。

ストーリーを伴わないコンセプトは相手に理解しづらいからです。

なぜそれをコンセプトといえるのか?

それを伝える物語が必要です。

この2つが豊かさが最大化するデザインのポイントになります。

参考▼

コンセプトとストーリーの重要性についてもっと詳しく知りたい人は「FPビジネスで圧倒的な成果を生みだし続けてくれるたった1つのこと。」などを参考にしてください。

情動の方向性を把握する

私の場合も魅力を欠いたコンセプトとストーリーだったわけです。

そのため、最終的に1人で8割近い仕事を引き受ける羽目になり、精神的にもつらい思いをしました。

「カッコよくいたい」という個人的願望を主体とした、実益の伴わない極めて弱い体質の組織になっていました。

ですから、ほぼ一人の力で自分と従業員の生活費を稼ぎ出さなければいけない、という悲惨な状態を招いてしまったのです。

起業前は、ビジョンを語っている自分がそこにいました。

しかし起業後は、利益のことばかりを強要する自分がそこにいました。

「なんで、給料払いながら、こんな仕事まで僕がやんなくちゃいけないんだ!」

そうした思いが、自覚のないまま言葉の端々に滲み出てしまっていたのです。

その結果、当初の目的とはまったく真逆の方向へと進み続け、徐々に情熱を失っていき、耐え難いストレスを感じながら、いつしかお金のことしか頭にない、煙たい存在になっていました。

このような思いを抱いている時の言動は、非常にヤバイです。

例えば、これとよく似た状態が離婚直前の関係性です。

どんどん視野が狭くなっていって、極めて内向的になり、被害妄想が増大して、自滅していく典型的なパターンです。

離婚の原因で、「性格の不一致」という理由が一番多いのも、こうした情動が大きく影響しているからです。

そういうときには、第三者に介入してもらって、お互いのバランスを取り戻すようにするといいでしょう。

プロセスとコンステレーションを俯瞰(ふかん)する

1人では、何事にも限界があります。

そのような時は、行動を起こす前に、一度冷静になって自分の状態をよく把握してください。

その際には、プロセスとコンステレーションを確認してください。

そのことによって、健全なバランスが保てるようになるからです。

プロセスとコンステレーション(布置・配置)の確認は、日常生活において非常に重要です。

その際、マインドマップを活用すると整理しやすいと思います。

参考▼

XMaind,FreeMind,Frieve Editor

上記のフリーソフトを使って、プロセスとコンステレーションの俯瞰に是非取り組んでみてください。

参考▼

なお、プロセスとコンステレーション(位置)について詳しく知りたい人は、「ビジネスの生産性を劇的に高める測定基準とプロセス管理」なども参考にしてください。

役割を分担する

プロセスやコンステレーションが、ほとんどあなたの名前になってないでしょうか?

もしそうだとしたら、あなたは間違いなく失敗のシナリオに従って、ものごとに取り組んでいることになります。

私の場合は、だんだん会社に行くのが辛くなって、イライラしながらスタッフと接するようになっていきました。

そのような心情も相俟(あいま)って、経営の方も上手く行かなくなっていき、とうとう耐え切れなくなって、結局、従業員の雇用継続を条件に、会社を譲渡するはめになりました。

年商は4億ほどありましたが、個人的な重荷もあり、内実はボロボロでした。

会社譲渡後に私に残されたものは、多額の借金と絶望感だけでした。

最悪だったのは、結局、その1年後に会社が閉鎖になってしまったことです。

「従業員の生活だけは守りたい、という僕の思いは???」

もうやりきれなくて、情けなくて、円形脱毛症にもなりました。

内面は外面に顕れるといいますが、この時は本当に橋の上から飛び降りる寸前まで行きました。

いよいよと思った時、娘の顔がちらついて、辛うじて思いとどまりました。

コンステレーションとプロセスが、ほぼ自分で埋まってしまっている。

これは極端な例かもしれませんが、このよう悲惨な事態を招いてしまう可能性もあるとうことです。

それからというもの何をやっても上手く行かず、アパレル関連4社を転々としました。

同じアパレル業でしかも得意だったはずのセールス。

セールスだけに集中できる環境、それでも上手く行きませんでした。

なぜそのような悲惨な状態が続いてしまったのか?

簡単に抜け出せなくなってしまったのか?

そのことについては次回「失敗兆候を察知する秘訣と痛みがチャンスに変わる時」の中でお話したいと思います。

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