学習の歪み

次の歪みは「学ぶ」ということについてです。

学んでいることが発達そのものだという歪んだ考え方です。

前回情報処理能力と発達との関連についてちょっとだけ触れました。

情報処理能力を高めていくことによって、より多くのことを短期間で学べるようになるわけですから、その出来如何は自身の発達にとって重要です。

また、学びは日常に変化を起こし、人生を豊かにしてくれる源でもあります。

しかし、個々の発達レベルを無視して限界を超えて学ぼうとすれば、時間やお金、その他多くのリソースを無駄に投じることになります。

つまり、学んでいることが、必ずしも役立つわけではないということです。

処理能力以上の情報は身につかず、逆にフラストレーションを増長させることになります。

学び続けていればなんとかなるという考え方は、生産的な考え方ではありません。

心的キャパシティを超えて学ぶことは短期間においては有効でしょう。

しかし、その状態を続けることは賢明ではありません。

発達を待てば心が自然に成長し、より多くの情報だけでなく、新たな情報が記憶されます。

さらに、能力に磨きがかかり、複雑な状態を整理しコントロールできるようにもなります。

今あなたの最大の課題はなんでしょうか?

努力しているけどなかなか解決できないでいる問題はどのようなことでしょうか?

多くの情報を手に入れ処理するためにどのような試みをしていますか?

今の心的状態を考えたことがありますか?

二通りの学び方

例えば、学び方には二通りの方法があります。

自分の存在を行動とつなげ、それで結果を導きだすという方法、つまり、結果を見て行動を変化させるというアプローチです。

もう一つは、自分が行動している背景に注目するという方法です。

つまり、その環境に置かれた自分をどう捉えるかということです。

もう一度繰り返します。

今あなたの最大の課題はなんでしょうか?

努力しているけどなかなか解決できないでいる問題はどのようなことでしょうか?

努力しているのに・・・今そう思っているとしたら、数歩下がって自分の置かれた環境を注視すべきだということです。

ものごとをどの視点から眺めるか、そして、そのものごとがあなたに何を語りかけているのか、そこから掴むヒントによって違いが生じます。

視点によってものごとの見え方が変わることは良く知られていることですが、それを実践できる人は、ほんとうに少ないのです。

別な言い方をすれば、その方法を知らないということです。

記号に支配されている

そのためには私たちが今いる世界を知る必要があります。

地球儀を眺めても世界は視えてきません。

私たちの世界が何によって構成されているのかがわからなければ、視えてきません。

そう、この世界は言葉(記号)によって構成されています。

ですから言葉がその人の成功や幸福、存在などに大きく影響しています。

言葉、人、成功、幸福、存在、影響これらも言葉です。

その誰もが知る言葉(記号)から受けとるメッセージ(イメージ)は人それぞれ違います。

たとえば「幸せ」という記号は同じでも、私の幸福とあなたの幸福の意味は異なるでしょう。

この歪み(違い)が、お互いその自覚を持てないまま人間関係に大いく影響します。

また、言葉は人が活動する背景を作り出します。

ですから、その作り出す背景の内容もまた、人によって異なるということです。

例えば、「遅刻している」という言葉によって創り出された背景が、あなたの心理状態を支配し、焦りを生み出し、その言い訳を作り出します。

おそらく事実とはかなり違った、できる限り自分が不利にならないようなシチュエーションを捏造することになるでしょう。

また、相手がそれを信じるかどうかは、お互いの類似性によるところが大きいでしょう。

つまり、私たちが認識している世界とは、事実そのものではなく、言葉(記号)によって支配された世界だということです。

事実は、お互い虚の世界を共有することになるか、信用を失うかのどちらかでしょう。

いずれにせよ徳を失うことになります。

そして、もう一方の支配者は本能です。

ではまた。。

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