ブレイクスルー
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こんにちは、MSインテグラル・デザイン研究所の斉木です。 今回は、障害について取り上げてみました。

前回の「キャッシュフローが最大化するライフデザイン5つのポイント」では、キャッシュフローが最大化するライフデザインに必要なポイントのうち、3つ目の測定基準(目標)設定まで解説した。

今回のセッションは特殊だ。

なぜなら、あなたの成長を妨げている障害についての話しだからだ。

そして、前回までのスキルと4つ目のプランニングスキルをスムーズに繋ぐためには、その障害とその障害を取り除く方法を予め知っておく必要がある。

それでは解説していくことにしよう。

キャッシュフロー最大化を妨げている障害とは?

以下は自己啓発系などで障害とされている代表的なものだ。

  1. セルフコントロールができていない
  2. 自己概念が低い
  3. 欲求充足の方法がわかってない
  4. 意思決定能力の不足
  5. 問題解決能力の不足
  6. パートナー(協力者)が少ない
  7. 言い訳の癖
  8. 勉強不足
  9. エネルギー不足
  10. 怠惰・ルーズ

上記の10種類だ。

それではこれらのことについて見ていくことにしよう。

なぜそれを障害といえるのか?

セルフコントロールができていない状態とは、感情とパフォーマンス(行動)がコントロールできていないということだろう。

具体的には、健康・金銭・時間・行動・意識などの管理ができていない人ということになるだろうか。

結論から云うと、残念ながら完璧にコントロールすることはできない。

つまり、セルフコントロールができていないことが障害(悪)だと解釈していることが障害を生みだしていることになる。

そもそも障害が悪だとする認識そのものがナンセンスなのだ。

むしろ何も障害や問題がない方が問題だ。

障害や問題を何かが覆い隠していて視えないようにしているだけにすぎないからだ。

そうは言ってもそのことを理解するのは容易なことではないので、とりあえず消滅させる方向で一旦話を進めることにする。

では、なにをどう考えれば障害が消滅するだろうか?

結論から言えば、障害など初めから無いということが理解できれば、上記の1~10の障害すべてが消滅する。

これは一筋縄では行かないが、簡単に解説していこう。

まずこの図を見て欲しい。

起業家のライフプラン

この図で示した構造が10の障害すべてに影響している。

私たちの意識や行動は、本能と社会公理の両サイドからの支配を受けている

簡単に解説すると代表的な5つの欲求のベースには、ほぼリビドー(快感追求的な性質)があり、その欲求を生みだしているものがエス(本能)というわけだ。

つまり、「自分をコントロールしたい」などの私たちの欲求(意識・自我)は本能からの指令を受けているということになる。

そしてもう一つ、実は超自我(社会公理・ルール)からの影響を受けている。

どういうことかというと、欲求を満たそうとしてもそのルール(社会公理)によって抑制され、結局、その社会公理の範囲内で満足しているに過ぎない。

なぜなら、私たちは、本人の欲求よりもルールを優先させなければならないという教育を受けてきたからだ。

したがって、どこまでいっても本当に個人が満足することはできない。

これまで学習してきたルールに従って欲求を抑制しなければならない。

例えば、赤信号を無視して横断しようと思ったが、後ろに人がいるのに気づきその場に留まる。

その他にも誰も見ていなければその行為に及ぶが、第三者がいることで躊躇したり、やめたりするはずだ。

所謂世間の目を気にするというものだ。

時々このルールを無視して行為に及んでみると、その時に罪悪感や背徳感を感じるはずだ。

善悪で云えば、悪ということになる。

しかし、本能の領域においては善悪は存在しない。

善悪が存在するのは社会公理の領域においてのみだ。

社会公理に照らし合わせた時に、これは悪だ、善だという解釈がはじめて発生する。

したがって、私たちは全員もれなく、自覚のないまま本能と社会公理のせめぎあいの世界の中で、自我(意識)によって辛うじてバランスを取りながら生息していることになる。

つまり、どこまでいっても自分の感情と行動を自分の思うようにコントロールし、自分の欲望を満たすような完璧な生き方はできない、ということになる。

コントロールできないものをコントロールしろと言われる苦しみ

そして、そのコントロールできないものをコントロールしようと思えば思うほど、もがき苦しむ結果となる。

「自分らしく生きる」だとか「愛と貢献に生きる」だとかいった成功哲学や自己啓発系のキーワードに触発されることによって、自己の内面と向き合い続け、更に悩みや苦しみが増えいき、やがて身動きができなくなる。

言い換えれば、本能から生み出された欲望からくる感情を意識によって自由にコントロールし、社会公理の中で自分の思う通りに行動することなどできっこない。

自分の願望を叶えることに執着すればする程、その障壁は高くなり、解決し難いものとなって目の前に立ちはだかる。

したがって、わざわざ余計な問題を作り出しているのは、他でもない、私たち自身ということになる。

そもそも有りもしない障害を作り出しているのは、私たち自身なのだ!

しかし、逆の見方をすれば、その障害があるが故に自己の成長があったとも言える。

したがって、自己の都合によってこれをコントロールできれば、心地よいストレスとともに意図的に成長する構造を作り出せることになる。

ではどうすればいいのか?

コントロールする対象を辛うじてコントロールできるものに変えればいい。

今度は前回も登場したこの図を見て欲しい。

起業家のライフプラン通常私たちが行ってしまいがちな、行動や感情を意識によってコントロールしようと思っている限り、悩みと苦しみから開放されることはない。ということを理解できたと仮定して次に進む。

感情面に最も近い下位概念である自己啓発系なんかでよく使われるロジックは、意識⇒感情⇒言語の管理という順序を説明しているようだが、一つには、古い心理学からくるこうした考え方が、余計な問題を作り出していると言える。

また意識がコントロールできれば、行動もコントロールできると思っているとしたら、それは大間違いだ。

なぜなら、意識よりも先に行動があるからだ。

したがって、意識はその行動をやめさせることしかできない。

つまり、これらの誤った認識が1~10の障害を生みだしていると言いたのだ。

障害を作り出せば、それを解決しなければならなくなる。

そこにビジネスが発生し続けている。

そこに取り込まれてしまうと解決できる人はほんの一握りの人(もともと極めて行動力が高い人)だけだ。

そして、その人を成功事例として祭り上げれば延々とビジネスが継続できるというわけだ。

今までこの古い下位概念を信じ、時間とお金を投じてきた人には大変気の毒な話なのだが、このロジックにしたがってきた人ほど、余計な仕事や問題を自ら作り出し、それによって苦しんでいる。

つまり、自分で自分のクビを締めているということになる。

これは私の経験からも言えることであり、この領域のみをビジネスにしている人たちの時給を見ても分かる。

まず、意識はその行動をやめさせることしかできないと解釈できるようになると、行動に関するすべての認識が変わってくるはず。

そしてもっとも重要なことは、意識⇒感情⇒言語の順ではないということ。

正しい管理方法は、言語管理⇒意識管理⇒感情管理という順になるということ。

ではなぜ、正しい管理方法が、言語管理⇒意識管理⇒感情管理の順なのか?

私たちが自分の欲求を満たそうとしても、結局社会公理によってそれは叶わない、ということは言った。

では、その社会公理は何によって構成されているだろうか?

私たちの本能から生み出された欲求を抑圧し、私たちに虚しい感情を抱かせる、そのルール(規則)は何によって構成されているだろうか?

欲求、感情、行動、意志、規則、私、自己、自由、愛、幸福、充実した人生、豊かさ、~したい、~したくない・・・

そう、言葉だ!言葉によって構成されたルール(意識外)が私たちの感情と行動を支配している。

私たちの消費行動やボランティア活動など、その全ての行動が、この言葉によって動機づけられている。

例えば、洗脳は何によって起こるかを考えてもらえれば明白だろう。

ものではない、核となるのは言葉だ。

その言葉が使われるカタチだ。

言葉によって作り上げられた思想らしきものだ。

その言葉に臨場感を感じ、意識が刺激され、感情に変化が起こり、バランスをとるために行動する。

逆にバランスを取る必要がないと本能が判断すれば行動しない。

例えば、上司から「今月の目標まで◯◯円足らないから頑張れ!」と言われたところで直ぐには行動できないはずだ。

では、「今月あと◯◯円できなければ、お前はクビだ」と冷静に真顔で言われたらどうだろうか。

信頼している主治医から「飲酒を辞めないと確実に死ぬよ」と言われたとしたらどうだろうか。

どちらもその心の痛みを回避するために行動するはずだ。

そう、最優先してコントロールしなければならないもの、そしてコントロールできるもの、それは言葉だ!

あなたが、行動しなければならない状況であるなら、本能とのバランスを取らずにはいられないような言葉を自分自身に使っていくのが一番だ。

例えば、「今日これができなければ、明日から生活が成り立たない」そのような刺激が本当に本能に届いたなら、凄まじいエネルギーが発生し、想像以上のパフォーマンスに至る。

私も2度ほど経験している。

残念ながら、下位概念(感情に近い)によって質の高いパフォーマンスを得ようと思ってもなかなかそうはいかない。

未来への臨場感を煽る分量が多いからだ。

未来(不確実性)の臨場感を上げても、ちっちゃなエネルギーしか発生しない。

ジェダイの騎士に一瞬自己を投影できたとしても、実際の世界でフォースの力は発揮できない。

気功の技でも習得しない限り、自分の手と足の力を使って押しのければ相手は動かない。

あなたが、もっとエネルギーを発生できるようになり、パフォーマンスの質を向上させたいのであれば、思考を未来に逃がすのではなく、思考を現実(今)に引き戻してこなければならない。

もちろん、キャッシュフローにも多大な影響がある。

「どこまでいっても自分の思うとおりには生きられない世界にいるんだ」という事実を本当に受け入れられた時、あらゆる障害が消滅するだけではなく、生き方そのものが激変する。

生活するには何の不自由もない現状において、私たちはいったい何を求め、そして買っているだろうか。

私たちが買っているものは、ものでもなければ、サービスでもない。

安い・バーゲン・限定・特別・レアなどといった「言葉の差異だ」ということが本当に腑に落ちた時、個人の消費行動が変わり、ビジネスの方向性が変り、キャッシュフローも大きく変わっていくことだろう。

さいごに▼

ここまで、上位概念の基本的な部分を解説した。この基本的なことを知っただけでも、これからの人生設計が変わるはずだ。

また、個人のライフデザイン以上に仕事やビジネスに役立つので、コミュニケーションを必要とするあらゆるシチュエーションにおいて優位性を保てるようになるはずだ。

つまり、今後のキャッシュフローに大きく影響するので、必然的に人生設計が変わってしまうというわけだ。

そこで、これから下位概念で行われていることを少し解説していくので、いままでの考え方を踏まえた上で、それを俯瞰していってもらいたい。

次の項目、プランニングのことが気になっているところだろうが、ここは重要な部分なので今しばらくお付き合い願いたい。

ではまた。

 

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