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こんにちは、MSインテグラル・デザイン研究所の斉木です。 今回は、単なる目標を基準測定に変える効果について解説しましょう。

ライフデザインの方程式:目標をシフトする

前回の「セルフコントロールとゾーン設定」では、完璧なセルフコントロールという嘘のロジックについての話しから始まり、アチーバブルゾーン設定の重要性について話した。

優れた起業家は、最初からこうしたゾーンを嗅ぎ分けている。

だからこそ、自分のアチーバブルゾーンを意図的に構築していく必要があるということも伝えた。

そしてファイナンシャルについても、このゾーン設定のやり方を応用することで、同時に資産も増やせることを説明した。

今回は、なぜ単なる目標が測定基準に変わると富が最大化するのかについてから解説しよう。

単なる目標を測定基準に変えると生産性が向上する

なぜ、単なる目標設定を測定基準に変える必要があるのか?

なぜ、私が目標と言う言葉を嫌い、測定基準という言葉を用いるのか?

まず1つには、人は目標設定することを好まないからだ。

4,測定基準

その理由を考えてみると、

  • 目標を達成した経験があまりない。
  • 自由を束縛される感じがある。
  • 達成できなかった時の感情(失敗)に対する恐れがある。
  • そもそも目標という言葉が嫌いだ。
  • 何かを決めつけられているようで違和感がある

まだ色々と考えられるが、目標という言葉に対してモチベーションが得られない人が多いのは確かだ。

私も「目標」という言葉が好きになれない。心地よさの微塵も感じることができない。

目標という言葉から沸き起こる感情が好きになれないからだ。

言葉は感情を左右することはこれまでにも何度か伝えてきた。

だから、「コントロールすべきは言葉である」ということも。

モチベーションを得られない言葉を使って、好ましくない感情を懐きながら何かに臨むよりも、モチベーションを得られやすい言葉に置き換えた方が生産性が向上する。

人間はそこに快楽を感じられないと行動が続かない。

継続できないことの生産性が向上するはずがない。

下手すると死を招く戦略

私の学生時代は、クラブ活動でシゴキによって精神力を鍛えるということが流行っていた。

その中の一項目に水を飲まないで練習すると言うものがあった。

全くナンセンスな話だ。

下手をしたら死者を出してしまう戦略だ。

私の場合、目標という言葉を聞くとこの時と類似した感情が沸き起こってくるから、絶対に好きになれない。

また、セールスに長く携わってきてわかったことがある。

それはセールスを成立させるために目標は必要ないということだ。

それが売上を達成する目的のためだとしたら尚更必要ない。

私なら、そういう人からは買わない。

どこまでいっても売る人と買う人という生産性の低い関係しか築けないからだ。

私は、コンサルやコーチングといったコンテンツ系以外にもビジネスを行っているが、売買のためだけに人と関わることは一切しない。

その虚しさを充分味わってきたからだ。

「時」「空」を感じられる言葉がいい

一方、測定基準という言葉には縦(時)と横(空間)を感じることができる。

私だけかもしれないが・・・

なぜなら、測定基準という言葉には改善という言葉がつきものだからだ。

柔軟性があり、そこに大らかさを感じる。

したがって、ゾーン設定との馴染みもいい。

自動車のステアリングやブレーキにアソビが必要なように、人間の行動にもアソビが必要なのだ。

時折、躍起になって目標を追いかけている人に出くわすとがある。

そいう人と話していると息が詰まる思いがする、そこから生命力の短さが垣間見えてしまうからだ。

  1. 本当に望んでいることが簡単に明確になるほど、人間の脳は単純にできていない。
  2. 長期目標と短期目標の一貫性を保つことは難しいので、そこには柔軟性が必要だ。
  3. 社会公理という枠の中(常識)で目標設定しても窮屈で楽しくないから、行動が続かなくなる。
  4. 目標を具体化すればするほど、柔軟性が失われ、最終的には生産性が低下する。

目標設定を測定基準に変えるだけで忍耐力が増し、生産性が向上するので是非試して欲しい。

その際には、定量と期限を決め、現実的であり、かつ挑戦的なゾーンに測定基準を設定していって欲しい。

もちろん常に見直しを加えながら・・・

単なる目標設定がアチーバブルゾーンから発生した測定基準に変わった瞬間に全てが変わリ始める。

ゾーン設定、バランス管理

バランスとはなんだろうか?

私は人生の時間割だと思っている。

つまり、一生の間に、異なった営みにそれぞれどれくらいの時間を割り振っていくのかということだと思っている。

その配分と質によって、そのカテゴリーの変化度合いが変り、パフォーマンスが大きく変化する。

例えば、

  • ビジネスや仕事関係の分野
  • 教育(自己教育)関係の分野
  • 環境関係の分野
  • 健康管理の分野
  • 趣味関係の分野
  • 娯楽の分野
  • 財テク関係の分野

など様々な関係性があるが、各分野において良きパートナーに恵まれることは何にも増して重要だ。

その理由は精神的なゆとりが確実に確保できるからだ。

パートナーと協力し合うことで生産性が向上し、時間にゆとりが持て、バランスのよい人生に仕上がる。

行き詰まったら周りをグルッと見回すといい

もし、今あなたが何かに行き詰まっているとしたら、一歩後退して周りをぐるっと見回してみたらいい。

脳裏に浮かぶ人がいたら、その人と会話をする許可をもらうといい。

いきなり押しかけたり、一方的に話をしてはいけない。

相手にもバランスがあるからだ。

だから、最初に相手のバランスの中に入れてもらう必要がある。

相手のバランスを無闇矢鱈に崩すようなことをしてはいけない。

その人はあなたのパートナーになる人だからだ。

最大の敬意を払ってしかるべきだ。

例えば一流と言われる起業家は、必ず最初にメールで打診してくる。

連絡をしてもいいか許可を得るためだ。

また、要件が急を要するということはまずない。

私にも充分な猶予を与えてくれる。

「いそぎませんから~~」と、静かな口調でゆとりの中にプレッシャーを混じえてくる。

配慮の足らない人は、能力そのものを疑われる。

逆にどこかの組織に所属している◯◯などになると、その辺りの配慮にかけている人が目立つ。

幾つかのビジネスを所有している関係上、時間の解釈が全く異なるゾーンの人を相手にしなければならない時がある。

担当者が定期的に変わる金融機関なんかはこうした傾向が特に強い。

担当者を教育できた頃に変わってしまうから始末に負えないのだ。

正直うんざりしている。

しかし、仕事の関係上やめるわけにも行かず、目下一番のネックとなっている。

参考事例▼

今日も大変くだらないことがあった。

何か郵送したらしいのだが、コピーを取らなくてはいけなかったものを、そうせずに送ってしまったので送り返して欲しいというのだ。

探しても見つからないので、相手に連絡したら、依頼した本人は休暇で5日後に出社するので、詳細がわからないと云うではないか。

これが我が国でも有数な保険会社で行われている行為だと思うと悲しくなってくる。

それが、顧客から集める保険料にまで影響しているのかと思うといきどおりを覚える。

おわかりだろうか。

相手のバランス(時間)に対してまったくむとんちゃくなのだ。

あなたもこのような行動をとっていないだろうか。

そうだとしたら直ぐに改善しよう。

遠慮するのではなく、相手に配慮するのだ。

それだけで潤いのある日常になる。

相手への配慮は自分に対する配慮でもあるのだから・・

大分前置きがながくなったが、ここでバランスのたなおろしをしておこう。

時間割を決め、それぞれの分野にそれぞれ測定基準を設定して欲しい。

次回はバランスの棚卸しする方法について解説しよう。

ではまた。

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