体質

パーソナルデザインと体質について、№8

これまで3つのドーシャについて基本的なことを紹介してきた。

恐らくほとんどの人が3つのドーシャとも思い当たる節があったのではないだろうか。

したがって、自分がどのタイプなのかはっきりしなかった人も多いと思う。

そもそも人は3つのドーシャを与えられて誕生する。

どれか1つのドーシャ、つまり、自分が単一ドーシャだとはっきりと自覚する人は稀であり、実際に単一ドーシャの人はほとんどいない。

体質を知るということは、人間関係を構築する上で大きなアドバンテージになる

これから解説するニドーシャ型というのが、ほとんどの人にあてはまると考えていい。

通常人は3つのドーシャのバランスを維持して生きている。

その中で自分の体質を決めていると思える特徴に目を向けつつ、人生設計に取り組んで頂くと非常に有意義なプランに仕上がる。

また、すべてのドーシャに対する知識は、日常生活において非常に役に立つだけではなく、コミュニケーションを必要とする職業の方、あるいは人間関係の構築において大きなアドバンテージとなる。

なぜなら、どの体質を考える場合においても、3つのドーシャすべてが現れていて、そのうちの1つ乃至2つが多くの部分を占め、個性といわれるものを構成しているからだ。

相手の性格がわからなければ、思考プロセスの違いがわからない、だから解釈の違いがどこで起きているのかもわからない、したがって、人間関係がギクシャクするパターンが多くなってくる。そして、その性格は類似性と持って生まれた体質から来ている。

二ドーシャ型の解説に入る前に、再度3つの体質の特徴について確認しておきたい。

ヴァータ体質

  • 比較的細い骨格
  • すばやい
  • 変化する心
  • 快活な振る舞い
  • 予測不可能という印象
  • ストレスを受けると興奮し、不安になる

ピッタ体質

  • 中程度の体格
  • 理路整然とした心
  • 力強い振る舞い
  • 強烈という印象
  • ストレスを受けると腹を立て険悪になる

カパ体質

  • がっしりした体格
  • 穏やか
  • 安心した心
  • 気楽な振る舞い
  • くつろいでいるという印象
  • ストレスを受けると黙って動かなくなる

ニドーシャ型は、これらが組み合わさったものになる。

例えば、ヴァータ・カパ体質の人は、興奮しやすく、穏やかだ。

ちょっと矛盾しているように思うかもしれないが、確かにこのような傾向がある。

自分がそうだ!と思える人もあるかと思う。

一番強い支配的なドーシャによってその人の世界観が決まるが、二番目のドーシャはさまざまにその影響を表し、そのことによって思考、感情、行動などがさまざまに異なってくる。

ここで注意しておきたいことは、ニドーシャが混ざりあって平均化するといったことではない、ということだ。

つまり、細い骨格(ヴァータ体質)とがっしりした骨格(カパ体質)とが混ざりあって、中程度の骨格(ピッタ体質)になるということではない。

どう云うことかというと、ヴァータ・カパ体質の人は、ヴァータ、カパの特徴のどちらか一方を表すが、両方のドーシャの特徴を交互にはっきりと表すこともある。

ヴァータ・ピッタ体質

  • 細い体格の人が多い
  • 動作が早い
  • 友好的
  • おしゃべり
  • 進取(自ら進んで)の気性(ピッタ)
  • 鋭い知性(ピッタ)

ヴァータ・ピッタ体質の人は、極端なヴァータ体質の人のように興奮しやすくないし、体もきゃしゃではない。

全体的にピッタの影響で安定性を得ているので、不規則でもない。

ピッタが血液の循環を良くしているので、ヴァータ体質の人より強い消化力を持ち、寒さにも弱くない。

ヴァータ体質の人ほど環境の変化に敏感ではないので、騒音やすきま風などの身体の不快適さにも耐えられる。

ピッタ・ヴァータ体質

中程度の体格だが、純粋なヴァータ体質のように骨や筋の目立った体ではなく、もっと筋肉がついていて強い。

  • 動作が早い
  • スタミナがある
  • 断定的な性格
  • ヴァータ・ピッタ体質よりさらに消化力が強い。
  • 排泄は規則的
  • モノゴトは進んで挑戦する
  • 熱意をもって問題に取り組む
  • 攻撃的になる

ヴァータ・ピッタ体質の人とピッタ・ヴァータ体質の人は、この2つのドーシャの否定的な感情である恐れと怒りの両方を経験する傾向がある。

アンバランスになると2つの感情が組み合わされ、緊迫感を感じ、不安に駆られる。

したがって、心臓関係の疾患にはこの2つのタイプの人が多い。

どちらかと言えば、ピッタ・ヴァータ体質の方が多いが、その差は僅かだ。

ピッタ・カパ体質

カパは極めて強く構造を支配するドーシャなので、一番目のドーシャでなくてもがっしりした重い体格をしている。

  • 振る舞いにはピッタの強烈さが現れ、体にはカパの堅固さがうかがわれる。
  • ピッタ・ヴァータ体質よりもさらに筋肉質で、筋肉が隆々としていることも少なくない。
  • 通常は怒りと批判の徹底的な傾向のピッタの力が勝っていることが多い。
  • ピッタ・カパ体質の人は食事を抜かすと苦痛に感じる。

カパの持久力にピッタのエネルギーと推進力が加わるので、運動選手には特にふさわしい体質だと言える。

ともあれ、ピッタの強い消化力とカパの抵抗力とが組み合わさって、極めて健康な体であることが多い。

カパ・ピッタ体質

カパの構造的な堅固さがピッタ・カパ体質の人よりも強い。

  • 優れた筋肉質をしているが、ピッタ体質やピッタ・カパ体質の人よりも脂肪の割合が多い。
  • 体や顔はふっくらとしていることが多く、ピッタ・カパ体質の人よりの動作がゆったりしている。
  • カパが優勢に働いていることから、スタミナやエネルギーの安定性においても優れている。
  • 不快活さや鈍さといったカパの傾向を中和しているので、規則的な運動を快適に感じる。

しかし、ピッタ・カパ体質の人と比較すると、あまり活動的ではない。

ヴァータ・カパ体質

この体質であることを見極めるのは非常に困難だ。

なぜなら、2つが二項対立的な特徴を示すからだ。

そして、ヴァータの中心的な特徴が「変化」でもあるので、なおさら確定しにくいのだ。

一般的な見方からすると、

  • 細い体格で、そこに気楽な振る舞いが組み合わさっているといった感じだ。

これは純粋なヴァータ体質の人には決して現れない特徴だ。

ヴァータの不規則性が優勢なため、カパのような堅固さはなく、たいへん小柄だ。

じっとしていられないヴァータ体質の人とは違って、内的な安定感を備えており、外見にもそれが現れている。

  • 穏やかな心持ちでいることが多いが、ストレスを受けるとヴァータの過敏な反応を示すことがある。
  • 行動が必用なときには早くて効率的にこなすが、カパのグズグズしている傾向があることを自覚している。
  • 基本的には冷たいドーシャなので、寒さが嫌いで、消化が不規則であったり、ゆっくりだったりする。

カパ・ヴァータ体質

  • 体は比較的堅固で動作はゆっくりしている。
  • おだやかな性格でヴァータ・カパ体質の人よりもくつろいでいる印象がある。
  • スタミナがあり、スポーツマンタイプの人が多い。
  • ヴァータ・カパ体質同様、不規則な消化力に悩むことがあり、寒いのは苦手だ。

三ドーシャ型

三ドーシャ型の人はバランスを維持するのに最適な条件を備えて生まれてきた。

なぜなら、三つのドーシャの力がほぼ等しいからだ。

したがって、一生、優れた健康と理想的な免疫力、おして長寿を享受することが多い。

しかし、一方ではアンバランスが生じ始めるとどの体質よりも不利であるともいわれている。

なぜなら、回復するためには三つのドーシャすべてに配慮が必要になってくるからだ。

そもそもドーシャは変化しやすく、非常に複雑に絡み合い影響しあっている。

したがって、誕生した時にそれらが等しいというのはごく稀なことだ。

そもそもドーシャは目に見えるものではないので、ドーシャそのものを視覚的に見ることはできない。

また、ドーシャそのものは物質的なものではないが、体のあらゆる物質的な過程を支配している。

そして、ドーシャは非常に具体的であり、動き回り、増加し、そして減少する。

ドーシャは体の組織に「くっつく」こともあれば、あるべきではないところに移動することもある。

つまり、ドーシャは物質的なものと非物質的なものとの境界に位置する。

ドーシャは心と体の間にあるものなので西洋医学の概念では存在しない。

生命に目を向けた時にはじめて、ドーシャがどのようなものかがわかってくる。

画像という観点からみたドーシャ

例えば、モノクロ画像の場合, ひとつの画素を, 1バイトの非負整数, すなわち0から255の数で表現することが多く, 例えば0を黒, 255を白として, グレーをその間の数値で表現することができる。

そして、65536階調のモノクロトーンを表現できるが, そのかわり画像データのサイズは倍にふくれてしまう。

一方, カラー画像の場合は, ひとつの画素に, 赤(red)・緑(green)・青(blue)の3つの原色(RGB)についてそれぞれの明るさを1バイトで表現することが多く、この場合、1画素は3バイトで表現されるため, 8*3=24ビット, つまり2の24乗, つまり約1677万色の色を表現することが可能だ。

画像をズームしていくと色の点が集まったものでしかないのだが、離れてみるとそれが画像として認識される。

画像や画質にブレが生じた時は、この基本3色を調整すればキレイな画像にまた戻すことができる。

彼らのもまたこれと似通ったカタチで生命を見ているのだ。

肝臓、腎臓、心拍数、インスリンの量などは、3つのドーシャが交錯し、変化して形成する画像のようなものだとしている。

したがって、体を治すということは、画像の調整と同じで、「絶えず変化しているドーシャの相互作用を再編成することだ」とも言っている。

どう視るのか?・・・そこから始まる

どのようなことも例外なく、問題を解決したり、障害を取り除いたりするためには、まずどう視るかによって決まる。

脅迫的な不安や抑えようのない癇癪など、それがドーシャのアンバランスによって起こっているということは信じがたいことかもしれない。

しかし、画像同様、その視点をちょっと変えてみると、異なった観点から物事をとらえることができるようになる。

そして、ドーシャへの理解とその調整方法を知ることによって、あらゆる問題や障害を取り除くことがもっと容易になってくる。

例えば、それが「肥満」という際だった物質的な問題であったとしても、目に見えないドーシャの影響によるものなのだ。

甘いものを食べることが原因で太るというのなら、私は130Kを超える体重があってもおかしくない。

チョコレート、シュークリ-ム、お菓子、お酒などを毎日のように取っているからだ。

冷蔵庫にシュークリームの在庫が2つ以上ないと不安で眠れない。

チョコレートは在庫があるとすべて食べ尽くしてしまうので、一日一箱以上は買わないように心がけている。

なかでも有塩バターを塗りたくり、ハチ蜜を滴るほど垂らしたハニートーストは毎朝欠かせない。

50歳を過ぎた頃から胴周りは太くなったが、そのような食生活をしているにもかかわらず、67キロ~69キロという体重は18歳からほぼ変動がない。

因みに身長は174㎝でこちらは今のところ2ミリ程度の変動だ。

脂肪分や糖分が原因で太ったり、病気になったりしたとしても、その根本的な原因はドーシャにある。

空腹であることを指示するのもドーシャだ

まず、自分が空腹であるかどうかを決めるのはドーシャだ。

人参やさやえんどうを食べるよりも甘いものが食べたいと決めるのもドーシャだ。

摂取したものがどのように影響していくかはドーシャと大きく関係している。

例えば、ヴァータ体質について解説したように、彼らは摂取したものをエネルギーに変換する割合が多いため、なかなか太らない。

ところが、これがカパ体質の場合には、カロリーの大部分を脂肪に変換するので太りやすい。

そもそもドーシャからの指示がなければ、甘いものが口に入ることはないし、それが細胞まで行き渡るとは考えられない。

カロリーというのは、私たちの体を形成する上において、ほんの僅かな影響でしかない。

もし、その人がダイエットが必要だと考えたとしたら、それは私たちの内なる知性であり、カロリー云々のレベルよりも、もっとずっと深いところで作用している。

タバコはすぐにやめられない・・という嘘

肺がんの大きな要因はタバコではなく、それを摂取する人の体質に原因がある。

そもそもタバコを吸う人は、長い期間にわたってドーシャに植え付けられた習慣に動機づけられて行動している。

したがって、本当にニコチンを欲しているのは喫煙者ではなく、喫煙者の神経系を司っているヴァータだ。

私が16年前にタバコをやめられたのも、彼らのお陰なのだ。

19歳から21年間、毎日2箱吸っていたものを3ヶ月足らずでやめることができたのだ。

やめた途端、あらゆるものが美味しくなり、一時期5キロほど太ったが、直ぐ元に戻った。

因みに意志の強い先輩は1週間足らずでやめた。

別にやめなくてもいいけど、私の経験や体験からすれば、「タバコはすぐやめられる」ということになる。

そして、やめるという意志はドーシャの領域を越えている。

ではまた。

初回カウンセリング

小さな改善で大きな成果を!

将来が漠然としているからこそより大きな成長が期待できる。もしも、既に適切なプランがあるとしたら一気に飛躍できる。

あなたのライフデザインについて一緒に考えてみませんか?