

今回は、感受性と健康法につてだ。
ご自身のライフデザインに落とし込んで応用して欲しい。
人間は信じがたいほどの感受性を持っている。
したがって、私たちの根底にある量子力学的な体そのものが治療できれば、現在の医療技術をはるかに超える成果を人体にもたらすことができる。
量子レベルで得られる力が、生理(生物体の諸現象)レベルの力に比較すると無限に近い状態だからだ。
この原理を応用できれば大きなレバレッジを生み出すこともできる。
身近なところでいえば、レーザーの技術がある。
レザーの光そのものは懐中電灯の光とほぼ変わらない。
しかし、それを同調した量子的な振動に組織すると、鋼鉄を切断するエネルギーを発生させる。
これらの現象は、自然の精巧な仕組みの中に、とてつもないエネルギーが潜在していることを物語っている。
一度宇宙にその目を向ければ、わずか1立方㎝中に、1つの恒星に相当するエネルギーが内在していると言われている。
そして、そのエネルギーが熱や光その他の目に見える放射物となるのは、量子的な飛躍が起きたときだけだ。
しかし、私たち人間はこの驚異的な力を人体にではなく、自分たちの欲求を充足する目的のために使ってきた節がある。
世の中で一番価値のある生命にその目を向けてこなかったのだ。
私たちが自覚していようがいまいが、自身の体を創造しているのは私たち自身に他ならない。
私たちは毎日人体を創造するという壮大な物語に参加しているのだ。
心臓病と脳卒中は循環器系の病気であり、動脈硬化が著しいと、これらの疾患になりやすい。
心臓で動脈硬化がおこれば狭心症や心筋梗塞の原因になる。
脳動脈や頸動脈に動脈硬化が起これば脳卒中になる。
脳卒中には、脳動脈が破れる脳出血と血管が詰まることで起こる脳梗塞がある。
動脈硬化が起これば血管に弾力がなくなる。
そこに無理やり血液が流れようとするから血管が破ける。
加齢による動脈硬化はどうしても避けられない。
これは年齢とともにハリを失っていく肌と一緒だ。
これを食い止める方法があるなら、是非実践したいと誰しもが思うことだろう。
例えば、動脈の弾力を保つために必要なものを与えることができれば、血管を蘇生するのは可能だと思うが、そのようなことが果たしてできるのだろうか?