なぜ、起業で失敗してしまうのか?

実は私のことでもあります。3度も起業してますからね。

失敗の原因を知る前に、まず成功者といわれている人達と何が違うのか?

成功者の行動を7つのステップに分割して解説します。

7つのステップに入る前に、そのベースとなっている基本的なルールをお話しなければなりません。

その解説を先にさせていただきます。

ビジネスのベースとなる基本ルール

イノベーション⇒数値化する⇒マニュアル化する

イノベーション(革新)

スモールビジネスにおいては、新しいことや物を生み出すという意味ではなく、既にあるものを焼きなおす。

システム化する。モデル化する。やり方を変えるといったところが無難でスピードがある。

数値化する(測定基準)

行っている事が数値化されていないとしたならば、漠然としていて再現性のない偶然発生した現象でしかなくなる。

例えば、昨日は販売チャンスは何回、そのロス率は?

その基準がどこにもないとしたら、改善することは出来ません。

マニュアル化する

商品あるいはサービスを安定化させるためには、誰が行っても同じクオリティーが実現できるようにしなければならない。

クオリティーが安定しなければ売上も安定しないからです。

それでは、これから起業を成功させるための7つのステップを見ていくことにしましょう。

まず始めに事業の目標を考える時に一番大切なことを明確にしましょう。

あなたは人生において何を成し遂げたいのか?

売上、利益、ビジネスモデル、キャッシュフロー、どれも必要なことですが一番大切なことではありません。

一番大切なことは、「あなたがどんなことに一番価値をおき、どんな人生を望んでいるのか?

その答えではなく、「この問そのもの」です。

あなたの人生においてどんな望みを持ってらっしゃいますか?

そして何に一番価値をおいているのでしょうか?

優良企業は確りとしたビジョンを持ち、常にそれを尺度として事業のあり方を修正し、改善し続けています。

そうしなければ生き残れないからです。

実績を残す人達は、明確な人生の目標を持ち、それを実現するために毎日努力、精進しています。

私は途中でこれらを怠ったために2度も窮地に追いやられました。

そしてまた、失敗してしまう人と功績を上げている人との違いは、組織や環境に依存しきって日々をすごしているか、依存しない自立した生き方を選択しているかの違いにあります。

失敗してしまう人は、得てして安定志向なので限界点が低いです。

グローバル化が加速している今日、優秀な人材が世界中から日本に集結してきています。

故に大手はアウトソーシングの比率を益々増加させていく事でしょう。

なぜなら、当たり前ですがプロはプロ同士共生させた環境のほうが圧倒的に生産性が高いからです。

優秀な人材は社内で雇用するべきだという時代は終焉に近づいています。

私の所に通ってくるクライアントが組織に所属している場合、必ず質問する事項があります。

それは「今から6ヵ月後にあなたの勤めている会社がなくなったらどうしますか?」という質問です。

あなたならどうしますか?

順調だったはずの会社が1ヶ月後に閉鎖された。

そのようなことを私は一度経験しています。

既に起業している人には「明日あなたの主要取引先が倒産して、このままだと2ヵ月後に会社が存続できなくなるとしたらどうしますか?」と質問します。

あなたならどう対処しますか?

こちらも2度ほど経験しています。

ビジネスを成功に導くための重要な質問です。

これから起業する方も、既に起業している方も是非、今日から自分に問いかけていただきたいこと。

それは、、

  • 私はどんな人生を望んでいるのだろうか?
  • 私はこれから毎日どんな生活を送りたいのだろうか?
  • 人生において大切にしているものはなんだろうか?
  • 周囲の人達とどのように関わっていきたいのだろうか?
  • 他の人達からどのように思われたいのか?
  • 1年後、3年後、10年後、そして臨終のとき何をしていたいのか?
  • 人生の中でなにを追求したいのか?
  • 目的や夢を果たすためにいくら必要だろうか?
  • それはいつまでに必要なのか?

これらの質問は事業の目標を考える上でのごく一部の質問に過ぎません。

事業の目標は人生の目標と切り離せない関係にあることをここでは認識していただきたいのです。

今日からは、答えを探すのではなく、ご自身に「これらの問を立てる」ことを実践してください。

ビジネスの測定基準を設定する

起業するために人生があるのではなく、人生のために起業する。

起業は人生をより豊かにするチャンスと考える。

目標設定は、あなたの人生における目標を達成するために、事業がどんな役割を果たすのか?

という視点から物事を捉えていく必要があります。

そして、この上位概念の目標は一緒に仕事をする人達や取引先へのメッセージの役割を果たします。

ですから、”分かりやすい”ということが重要です。

この上位概念目標は人生や事業における基準を集めたものであり、なおかつ達成度を計れるものでなければなりません。

それでは実際に目標基準を設定して行きましょう。

お金の基準

お金と云っても金勘定ではありません。

売上でも弱い。

重要度の高いほうから税引き後利益、経営利益、売上総利益、つまり利益目標です。

もっと簡潔に云えば、そのビジネスから自分がいくらお金をもらえるかです。

従業員に払うお金でも取引先に支払うお金の量でもありません。

質の高いお金をどれだけ自分がもらえるかです。

要約すれば、「自分の生き方を全うするには、どれくらいのお金が必要だろうか?」

という言い方になるでしょうか。

事業価値の基準

その事業が第一の基準、つまり人生の目標を全うするだけの十分なお金を稼ぐことができるか?

もし、そうでないならば、いくら面白そうな事業内容でも諦めなければなりません。

なぜなら、事業は人生の目標を達成するためのツールであって、あなたの欲求を満たすためのものではないからです。

したがって、第一の基準が満たされそうにないのであれば、違う事業を探す必要があります。

例えば・・・・「その事業は多くの人が抱えている不満を解消できるものか?」

つまり、どのような事業を目指すべきか?

顧客は誰なのか?

ということになります。

あなたの仕事はなんですか?

この質問に対して商品内容やサービス内容、職種を答える人が95%。

その価値について明確に回答できる人は、ほとんどいません。

この問いに対してあなたが提供するものの価値を明確に回答できないとしたら、業績は今一パッとしないはずです。

因みに私の場合、個人分野では「所得と余暇を短期間で3倍以上にする仕組みづくりのサポート」

スモールビジネス分野なら「高単価化、高契約率化、高継続率化によって、集客が不要になるビジネスを180日で構築」ということになります。

「あなたの顧客は誰ですか?」に対してこれまでは、顧客の属性分析、ペルソナ等がセオリーでした。

しかし、これらはあくまでも顧客意識下へのアプローチとしては有効ということです。

実は購買時に顧客が意識できているのは全体の5%以下でしかありません。

今よりももっと脳化学は発達してきたら0コンマの領域になるかもしれませんが・・・・・

つまり95%以上は無意識に判断しているということになります。

購買理由は後付けされた理論に過ぎないということが最近の脳化学(アメリカ、日本の予算の20倍の研究費)研究で明確になってきたわけです。

すみません・・・・ちょっと脱線しました。

無意識領域のマーケティングに関してはまた別の機会に投稿させていただきたいと思います。

上記の他に管理基準、営業基準、業務基準、顧客基準などの設定も必要です。

役割分担が明確になる仕事の定義づけをする

仕事を個人の感覚のみで行っていては、やがてビジネスは崩壊します。

したがって、組織図を作成して欲しいのです。

あなたがたった一人の個人事業主だったとしても、仕事の役割を明確にした組織図が必要です。

なぜなら、個人の感覚に頼ってビジネスをしているだけでは限界があるからです。

既に限界を感じているかもしれませんが・・・・・

今は、このことをなかなか理解できないかもしれません。

それでも一度、組織図を作成しておいて欲しいのです。

必ず事業の発展に役立つときがくるからです。

あなたは、いくつの役割を担っていますか?

例えば、あなたがたった一人の個人事業主だったとしましょう。

一年、1ヶ月、一日の内にあなたは幾つの役割をはたしていますか?

経理担当、営業担当、広報担当、総務、事務、雑用、課長、部長、専務、社長、また、プライベートでは親、子供、夫或いは妻、誰かの友人、〇〇講座の生徒、PTA等の役員などなど。

この全ての役割をあなたは無意識に実行しているのではないでしょうか?

冷静に考えてみると、これだけの役割を何気なく実行しているとも云えます。

しかし、これらの役割の全てが、満足のいくレベルまで達しているでしょうか?

プライベートな部分を除いた仕事の領域だけでも目の回るほどの役割だと思いませんか?

優良企業はスモールビジネス時代から既に優良企業だった。

大手の優良企業ではこの組織編制を綿密に行い、その役割を慎重に定義しています。

なぜ?

生産性を圧倒的に向上させるためです。

そうすることで生産性が劇的に向上する事が分かっているからです。

なぜスモールビジネスがスモールビジネスのままなのか?

ここに原因の一つがあるわけです。

ご存知のように大手優良企業も嘗ては皆スモールビジネスの領域にいたわけです。

実は、その時から例外なく組織図を用いて明確な役割分担とその仕事の定義を定めていたのです。

つまり、優良企業はスモールビジネスの時代から既に優良企業だったということです。

  1. 組織図を用いて仕事の役割を明確にする。
  2. それに即して仕事内容を定義する。

事業が成長して一人で手に負えなくなったときには、その定義に照らし合わせて適任者を採用すればいいのです。

そして、定義をマニュアル化すれば、そのクオリテーを維持することもできます。

ただし、ここで注意しなければならないことがあります。

それは自分がまだ十分に理解できていない仕事を他者に押し付け、野放しにしてはいけないということです。

あなたが面倒だからとか、良くわからないからだとか云う理由だけで、まだ自分でも把握できていないその仕事を他者に押し付け野放しにしていては、取り返しの付かない事態になりかねません。

私自身、それを何度も経験してきております。

自分が設立した会社なのに経営者が置き去りにされ、いつの間にか従業員主体の軟弱な組織になってしまっている。

これはよくあるケースです。

したがって、

  1. 十分に理解した仕事を数値化
  2. マニュアル化
  3. 手放していく

という行程を経て事業を発展させていくというプロセスを重要視する必要があります。

あなたの期待通りの仕事をしてもらうための仕組みを作る

管理とは何でしょうか?

どんなことを管理するのでしょうか?

管理とは、従業員(経営者含む)にあなたの期待通りの仕事をしてもらうための仕組みづくりです。

一般的には、管理システムというと業務の効率化と捕らえがちです。

しかし、私の云う管理システムとは、業務の効率化ではなく、利益を最大にする仕組みです。

要するにセールス(マーケティング)を最強にするための管理基準がメインになります。

ビジネスをする最初の目的は、利益だからです。

  1. 顧客の不満を解消できる商品・サービスを提供することで利益が発生する。
  2. その利益があって初めて事業が発展する。
  3. その結果、より多くの人や社会に貢献できるようになる。

したがって、管理システムの最大の目的は効率化ではなく、利益の最大化です。

そのための営業マニュアルを作成し、業務マニュアルを作成し、それらを遂行するための管理基準を設けていくわけです。

内面が仕事に対する態度そのもの

その日によって多少変化するでしょうが、雑な仕事しかできない人は、すぐに改めてもらったほうがいいです。

それができないのであれば、メンバーから外したほうがいいです。

雑な仕事しかできない人は、仕事が雑なのではなく、人生設計そのものが雑だからです。

もし退屈そうに仕事している人がいたとしたら、その人は仕事が退屈なのではなく、自分の人生が退屈だと感じている人です。

逆につまらない仕事でも楽しそうにできる人は、人生は楽しいものだと実感している人です。

そもそも嫌な仕事などこの世には存在しないのです。

その仕事や責任を負うことが嫌いな人間がいるだけです。

そして、事業は精神修養の場でもあります。

事業を通して自分を鍛え上げることができるのです。

ですから、事業は他の誰でもない、自分自身との戦いです。

これらのことをあなた自身が自覚できないのであれば、従業員も働こうとしないでしょう。

そもそもあなたの期待通りの仕事をしてくれる従業員などどこにも存在しないからです。

従業員とは、自分から率先して仕事したいと思う環境が整ったときに、期待以上の仕事をしてくれるものです。

一定のルールを作る

そのためには、ある一定のルールが必要です。

規則ではありません。

ゲームのルールです。

人は楽しいと思えることに対して率先して行動します。

楽しいと思えないことは、誰しもがやりたくないことなのです。

したがって、ゲーム感覚でできることをルール化してあげる必要があります。

自分以外にも自分に対してもです。

だからといって勘違いしないでください、本当のゲームを導入するわけではありません。

ゲームのルール

ゲームのルールですが、

  • 働かせることだけを目的にしてゲーム化してはいけない。
  • 自分でもやりたくないゲームを他人に押し付けてはいけない。
  • 長い間楽しめるものがいい。
  • ときどき変化させ、飽きないようにする。
  • ときどきゲームのルールを思い出させる。
  • ゲームに意味を与える。
  • ときには楽しみも加える。

ということになりますが、もし、いいアイデアが思い浮かばなかったら既に存在しているゲームを真似てもいいです。

ただし、アイデアをそのまま使うのではなく、修正して自分達にあったルールに落とし込む必要があります。

挑戦する価値のあるゲームを作り上げてください。

もちろん楽しむためにではなく、事業の目的を果たすためにです。

ゲームの進め方を考える

「進め方」とは、つまり伝達方法を考えるということになります。

どう伝えるか?

それは、ゲームの内容自体よりも重要です。

伝える場合は言語化したり図式化したりしますが、感情は言語に左右されますから伝え方が不味いと上手く機能しません。

図式化するときは、やる気が薄れるといけないので複雑なものはさけシンプルで分かりやすいものがいいです。

そして基準が多くありすぎると戸惑いが生じるので、4つ程度のカテゴリーのなかで泳いでもらうような感じがいいでしょう。

例えば)

  1. 上位概念目標にフォーカスできるようにする。
  2. 先行指標を設定し、先行指標に基づいて行動できるようにする。
  3. スコアボードを作成し、ビジュアルに訴えるようにする。
  4. アカウンタビリティ(責務)のリズムを生み出せるように進める。

上記4つの詳細に関して今回は省略させていただきますが、機会があればまた投稿させていただきたいと思います。

そして上記4つの基になるものは、ハートフルな経営理念、つまりビジョンです。

管理システムを作り上げるということは、非人間的なクールな行為であってはなりません。

人間性を重視したものでなければならないのです。

期待以上の成果を望むのであれば、それに相応しい環境を準備しなければならないからです。

したがって、人間性への理解、ソーシャルインテリジェンスが必要になります。

例えば、「優しい人が優しいままでいられる会社作り」とか「普通の人がもっと豊かになれるハードルの低い社会を形成する」などはどうでしょうか?

3つの仕事人格

あくまでもビジネスにおいての話ですが、仕事上の人格は、

  1. 変化を好む理想主義者
  2. 管理が得意な現実主義者
  3. 手に職を持った個人主義者

以上の3つに分類されます。

この3つの仕事人格は、個々によってそのバランスは異なりますが、全て一人の中に内在しているのです。

極端ではありますが、この3つの仕事人格を上手くコントロールできた時だけビジネスが発展するわけです。

人格とはつまり思考であり、脳の働き方だからです。

変化を好む理想主義者

理想主義者は現実主義者と個人主義者を自分のテリトリーに入れようとしません。

理想主義者にとって周りの人は夢の実現を邪魔する障害物以外、何者でもないからです。

理想主義者は変化を好み、革新を願いチャンスを探し続けます。

管理が得意な現実主義者

一方、現実主義者はマネジメントが得意、そして計画のスペシャリストでもあります。

変化を嫌い、問題点を追求し、改善し続け安定を図ろうとします。

ビジネスにおいてはどちらの思考もとても重要です。

未来を思考する人がいなければ、そもそも起業ということになりませんし、起業したとしても時代の変化についていけません。

マネジメントする人がいなければ、改善もありません。

よって事業自体がなりたたなくなります。

しかし、残念ながら本質的にお互いにその思考を理解することができません。

なぜなら、前者は未来思考であり、後者は過去思考だからです。

そして、この2つの人格が同じ力で引き合うと何も行動できない停止状態が続きます。

ですから、ビジネスを成功させるためにはお互いが協力できるようにしていく必要があります。

お互いが不得手な部分を補い合ったときには最強のチームになります。

手に職を持った個人主義者

個人主義者は自分で行動することを好む現実思考の人です。

仕事の目的は重要ではなく、日々その仕事を決められた手順でコツコツとこなした結果、目的が達成できれば満足するタイプです。

目の前に置かれた仕事に対しては多少工夫しますが、難解な理論や抽象的な概念に懐疑的です。

ともすると考える時間を持つこと自体が、仕事の邪魔になるという考えの持ち主です。

スモールビジネスの経営者の大半は、この現実思考の個人主義者です。

なぜなら、会社の特定のポジションで卓越した実績や経験を活かして起業する人が殆どだからです。

この現実思考の個人主義者は未来思考を嫌います。

現実に役に立ちそうかどうかもわからないようなことを考えて仕事の時間が止まるのがとても嫌なのです。

未来思考から生み出されたことを具現化できるのは現実思考を持つ個人主義者です。

しかし、協力しようとしないんです。

その結果、ビジネスチャンスを逃します。

そしてまた、個人主義者は管理されるのが大嫌いです。

自分の仕事に誇りを持っている個人主義者を歯車のように扱おうとする態度が許せないのです。

マネジメントにとって個人主義者の行っている領域の仕事は全体の一部でしかありません。

もちろん蔑ろにしているわけではありません。

全体をクールにみていく必要のあるポジションなので仕方ないのです。

でも誇り高き個人主義者はそれを許しません。

その結果、基礎固めやマニュアル化が進まず、事業が発展しません。

発展しないどころか、やがて廃業に追い込まれます。

ここまでのまとめ

私達のだれもがこの3つの仕事人格を持っています。

そしてこの3つのバランスが整ったときに驚異的な力を発揮します。

  1. 未来思考が新しい分野を切り開き、
  2. 現実思考がそれを具現化して磨き上げ、
  3. 過去思考が改善を加えシステム化し、コントロール力を増強させる。

先ほどから延べてきた上層概念目標、組織図の作成、管理システムの構築等これらのことが何故必要なのかお分かりいただけたでしょうか?

この3つをコントロールするためにはルールが必要になるからなんです。

人の意思は弱いものなので計画化し、ルール化し、環境を整えて始めて行動に至ることができるのです。

行動できることが人の前提ではなく、行動できないことが前提なのです。

ではまた。

初回カウンセリング

小さな改善で大きな成果を!

将来が漠然としているからこそより大きな成長が期待できる。もしも、既に適切なプランがあるとしたら一気に飛躍できる。

あなたのライフデザインについて一緒に考えてみませんか?