運用初心者向け所持金別マネープランと注意点!

14年間(2016年5月時点)ファイナンシャルプランに携わってみて確信したことがあります。

「お金を増やすこと」そのものに目が向いている人は、策を弄する割にお金が増えてません。

お金を増やし続けている人は、お金を増やすことではなく、お金を生み出しているものに注目しています。

つまり、「信用を得ること」に注力しています。

さらに、その上をいく人は「信用を生みだすノウハウそのもの」を創りだすことを考えています。

ですから、お金そのものを増やす方法を知っても、お金が増えるわけではありません。

10万円を元手にお金を増やす!?

10万円で資産運用??

そんな方法あるわけないよ!

あってもうまくいかないよ!

そう思うのは当然だと思います。

確かに選択肢が少なく、その分投資チャンスは狭まるでしょう。

しかしながら、少ないお金を増やす方法もないわけではありません。

10万円が8カ月で123万円に?

私も10万円を8カ月間で123万円にしたことがあります。

その先は、ご想像におまかせします。

もちろん、ビジネスではなく金融資産運用です。

ビジネスは投資効率20,000%??

ちなみにビジネスの場合は、投資効率が20,000%以上になった経験もあります。

具体的には、5万円が約2,000万円ほどになりました。

これは珍しいことではなく、コンテンツ主体(大掛かりな設備投資がいらない)のビジネスでは、むしろ当たり前のような現象です。

そのコンテンツ系ビジネスのコンサルをしていると、無謀な方法で投資をしている人が時折訪ねてきます。

ブームに弱くて継続性のない人たちです。

少ない投資で勝利する秘訣

少ないお金で確実に勝利するためには、非常に高度な知識や相当な経験値が必要です。

例えば、ビジネス経験が豊富だったり、借りてきたお金をうまく活用できる能力があったり、信用を得るのが得意だったり、そうした実践的な能力を備えた人であれば十分可能です。

リソースゼロからビジネスをスタートさせこともできる人たちなので、どうやってお金を増やせばいいかわかってます。

2,000例をこえるプランを手掛ける過程で、そのことがよく分かるようになりました。

学んだことを素直に実践できず、直ぐに自己流に戻る人はうまくいきません。

なぜ、自己流ではだめなのでしょうか。

それは言うまでもないと思います。

FXなどで少ない金額で成功した人の事例を聞くと、「もしかしたら自分も」・・そう思ってしまう人がたくさんいます。

コモディティ化した仕組みでは勝てない。

しかし、一般的な方法と違うやり方で臨まないと利益は享受できません。

一般的なやり方、それは既にコモディティ化した方法だからです。

トイレットペーパーをどこのスーパーで買うのか、それを選択するのと一緒です。

まして、経験のない人の自己流など、もってのほかでしょう。

あなたも宝くじ(自動システムなど)を買っただけで当たった気にならないように気をつけましょう。

100万円を元手にお金を増やす!

それなりにまとまった金額なので、選択肢は少し広がります。

一般的にはNISAも含めた投資信託(REIT含む)などを利用している人が大半です。

「投資信託は少ない金額から分散投資とドルコスト平均法を活用できる」

そう云われると、合理的な投資商品に思えますが、だからこそ利益が享受できない仕組みだとも云われています。

つまり、投資家の利益が優先される仕組みになっていないということです。

非課税枠を利用する。

非課税枠を利用できる確定拠出型年金のなかで、投資信託商品を選択するという方法もあります。

この方法だと運用結果が悪くても、非課税のメリットを生かすことができます。

ただし、一定年齢に達するまでは引き出すことができない不便さと、品種が限られているので、フラストレーションを抱えている場合もあるでしょう。

浪費癖のヘッジにはなる

浪費癖のある人は、この仕組を利用して老後資金を強制的に確保しておくといいかもしれません。

私は3年後に受給できるのでフラストレーションはほぼありません。

ネット経由で投資信託をテストしてみるのもいいでしょう。

少額で複数のファンドを買うことができるので、単一銘柄の運用と比較するとリスク軽減にはなります。

ただし、収益予想も仮定しづらく、結果的にパフォーマンスの低い運用になる可能性は高いです。

この仕組は分散によってリスクを軽減する方法であって、収益を最大化する仕組みではないからです。

パターンに依存するな!

相関性に依存しすぎている人と話すことがあります。

相関関係に絶対的な信頼をおくことなどできないのにな~

そう思いながらボーっとしていると、「話聞いてます?」なんて云われます。

結論から言うと、あらかじめ確定したパターンは存在しません。

値動きパターンが似通っているからといって、同じような結果にはならないのです。

明確な指針がないと不安になるので、自覚のないままパターンに依存してしまうのです。

一旦その模倣を突き放して俯瞰できるようになると成功確率はかなり上昇します。

不動産に投資する

100万円を頭金に不動産の投資物件を購入するという方法も考えられます。

銀行からお金を借りて活用する方法です。

つまり、他者の資産を活用して収益を得ていくわけです。

しかし、パートナー(管理会社など)次第で将来キャッシュフローに大きな差が生じます。

100万円はある程度まとまった金額ですが、決して多い資本とは言えません。

大きな利益を得るには、的を絞って投資しなければならないので、その分リスクは大きくなります。

所持金500万円の場合

500万円となると、いろいろな目標を射程距離における金額といえます。

  • スタート時期が早ければ、子供を大学に通わせる基礎資金として活用することができる。
  • 老後の補足資金として、時間をかけて増やしていく。

いずれにせよ、目標金額と達成までの年数を明らかにしおく必要があります。

つまり、お金の増やし方や使い方の計画が生きてくる単位の金額です。

資産運用会社を利用する

500万円程度のまとまったお金があれば、独立系資産運用会社の力を借りることもできます。

リスクも伴いますが、マネーゲームとしては面白い選択だと思います。

通常、年間15%以上の利回りを目標としているところが大半のようです。

でも、年間数%の利回りで目標金額が達成できるなら、あえて大きなリスクを負うことはありません。

債権や複数の金融商品でリスクを軽減しながら、じっくり増やしていきましょう。

選択肢がさらに広がる分、迷いも生じやすくなり損失リスクも高くなる金額とも言えます。

それ相応の商品知識や経験、そしてメンタルトレージングも必要な頃合いでしょう。

所持金1,000万円の場合

運用方法を考えるよりも、投資前提そのものを考えた方がいいでしょう。

  • お金を増やす。
  • 担保にしてビジネスを始める。
  • 投資そのものをビジネスに昇華させる。

1,000万円となると、子供の大学入学費や中古マンションを現金で一括購入することも可能でしょう。

また、1000万円あれば相当な見返りも期待できます。

ビジネスという選択肢もある

私ならその預金を信用担保にし、有利な制度を利用して借り入れを起こします。

そのレバレッジを生かしてビジネスを行い、ビジネスで得た収益からお金を返済するというプロセスを選択します。

実際そうしてます。

なぜなら、最大のキャッシュフローを生みだしてくれる源、それがビジネスであると信じているからです。

お金を働かせる程度では、最終的に損失で終わる確率をなかなか軽減できません。

金融市場はビジネスよりも厳しい場所

金融市場は、上位(儲かる階層)に食い込むのが難しい構造をしています。

ズバリ!リスクにビビってる初心者が勝てる領域ではありません。

ビジネスで成功した人が、資産運用を試みて失敗し、本来のビジネスまで立ち行かなくなった。

そういう類の話をあなたも聞いたことがあると思います。

こうした事例はよくあることです。

逆にビジネスで失敗した人が、資産運用で成功したという話はあまり聞いたことがないと思います。

つまり、金融の仕組みの中で勝ち続けるのは非常に難しいということです。

冒頭に申し上げた通り、投資に強い思考を所有することから始めた方が賢明だと思います。

ではまた。

CFP® Masao Saiki

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