オナーさんと知り合ったのは2000年、斉木が保険セールスを始めて間もなくのことでした。
大変繁盛していたお店で、20人ほど顧客のご紹介もいただき、
僕に大きな自信を与えてくれた方でもありました。
そんな彼女が2010年に癌になり、胃を全摘出しました。
そんな状態でしたから、12年経営していた店舗も閉鎖せざるを得ない。
彼女にとってお洒落は掛替えのないライフワークでもありました。
天職ともいえる仕事がもうできない。
この時の彼女は死んだも同然でした。
そこで私が提案したのが、サロン形式のホームブティック。
自宅であれば体調不安も少し解消できるし、精神的に大分楽、
それに経費も圧倒的に削減できる、そう思ったからです。
でも当時の彼女は、「僕の提案はうまくいかない」と思っていたようです。
それでもお洒落は続けたかったので、とりあえずやってみる事にした、と語っていました。
当時、コンサル・コーチ業を始めた事を彼女には云わないでいました。
なぜなら保険のセールスマンとして出会ったので、
そのイメージが付きまとうとコンサルがうまくいかないことがわかっていたからです。
ですから健康管理と環境調整のアドバイス程度にとどめていました。
僕はこの人に恩返しがしたくて、さらに研鑽を重ねました。
それから何度お会いしたでしょうか、100回は下らないと思います。
健康に対する自信はある程度取り戻せたようでしたが、
僕の過去の店舗経営マネジメントの経験からしても、
彼女のビジネスモデルには限界があり、考え方も変える必要がありました。
コンサル実績を語り続け、とうとう2015年5月にコンサルの依頼をいただきました。
やっとビジネスのアドバイザーとして認めていただけました。とても長い道のりでした。
セッション2ヵ月後から変化が起こり始めます。
顧客数が増え始め、来店頻度が上がり、顧客単価が3倍になりました。
※上記はあくまでも一つの事例であり、絶対的な成果や効果を保証するものではありません。