マインドフルネス・プログラムのご紹介
  1. マインドフルネス・ベースストレス低減法(MBSR)
    MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)とは、ストレス緩和のためのマインドフルネス・プログラムであり、1979年にアメリカの医師であるジョン・カバット=ジンによって開発されました。MBSRは、8週間のプログラムで、週に1回2~2.5時間のセッションと1日のリトリートを含みます。プログラムの内容は、マインドフルネス瞑想、ボディスキャン、ストレッチ、ヨガ、グループディスカッション、家庭課題などが含まれます。MBSRの目的は、ストレスや痛みに対する感受性を減らし、生活の質を改善することです。
  2. マインドフルネス・ベースド・コグニティブ・セラピー(MBCT)
    MBCT(Mindfulness-Based Cognitive Therapy)は、MBSRを発展させたもので、うつ病や不安障害などの再発予防のために開発されました。MBCTは、8週間のプログラムで、週に1回2~2.5時間のセッションと1日のリトリートを含みます。プログラムの内容は、マインドフルネス瞑想、ボディスキャン、認知療法的手法、グループディスカッション、家庭課題などが含まれます。MBCTの目的は、再発予防のために、認知療法的手法とマインドフルネスを組み合わせることで、自己陶酔や自己否定的な思考に陥るリスクを減らし、自己観察力や自己受容力を高めることです。
  3. マインドフルネス・ベースド・リレーショナル・セラピー(MBRT)
    MBRTは、人間関係の問題に取り組むためのマインドフルネスベースドの治療法です。これは、認知行動療法、統合療法、人間性心理学、仏教哲学など、多数の理論的枠組みを統合したアプローチです。MBRTは、心理療法士が、クライアントとのセッション中に、マインドフルネス技法を使用することで、自己観察、自己受容、共感、そしてクライアントとのつながりを深めます。MBRTは、トラウマ後ストレス障害(PTSD)、うつ病、不安障害、身体的症状、関係問題などの治療に使用されています。
  4. マインドフルネス・ベースド・エレメンタリー・スクール(MBES)
    MBESは、小学生向けのマインドフルネスベースドのプログラムです。このプログラムは、児童期のストレス、不安、うつ病、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの症状を減らし、児童の学業成績、注意力、行動、そして社会的スキルを改善することを目的としています。MBESは、児童にマインドフルネス瞑想を教え、呼吸法、体感覚、観察的意識、感情認知、そして思考の意識を改善するための演習を提供します。MBESは、学校のカリキュラムの一部として、または学校外で行われることがあります。
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