大きなルールとの関係を把握する!

まずライフデザインを考え直さなければなりません。

そのためには、ライフデザインが大きなルール(枠組み、構造)と、どのように関わっているのかを知る必要があります。

また、プロセスとルールがどう関わっているかを認識する必要もあります。

現状のライフデザインやプロセスをどのように変化させていけばいいのか?

その基準を持てるようになるからです。

長期的な成功プロセスを描くためにそれらは不可欠です。

例えば、現代の象徴ともいえるインターネット(情報カテゴリー)について見てみましょう。

これは、「総体設計図最適化の研究!IDO(Integral Design Optimization )」の中でも解説していますが、歴史上今までに体験したことがない事象に、私たちは接触しています。

それは、瞬時にして世界中の文化を知ることが可能になったという事象です。

わざわざ時間とお金を使ってその場所へ行かなくても、ある程度まで世界中の様子を認識することができるようになりました。

それ以前は、定められた環境の中で学び、成長し、働き、老後を迎えるのが一般的なライフスタイルでした。

しかし、今では短時間で望んだ場所に行くことが可能ですし、地球上のほぼすべての様子を一瞬で知ることもできます。

また、個々のライフスタイルや都合のいい時間帯に合わせて学習することも可能になりました。

そして、この発達した情報伝達方法を使って、一個人が大きなチャンスを作り出すことも可能です。

例えば、ビジネスで大きな成果を得たり、まったくお金を使わないでビジネスをスタートさせることができるようになったわけです。

また、ソーシャル・ネットワークを介して、簡単に自己PRもできます。

知識調達方法がグローバル化

つまり、これは知識(情報含む)の調達そのものが、グローバル化したことを意味します。

長い歴史の中で初めて人間の知識の総体を瞬時に調達することが可能になったことを意味している。-ケン・ウィルバー

知識、経験、知恵、思想など気の遠くなるような時間をかけて分析され、研かれきたそのすべてを、自分にとって都合のいい時間帯とスタイルで、短時間で学ぶことができるようになったのです。

つまり、あなただけではなく、世界中のほとんどの人が同じことが可能になったことを意味しています。

確か養老先生の書かれた本だったと思いますが、タイトルは忘れました。

「世界の人口の2%が70%を占拠している」

世界のインターネット上の書き込みの70%が日本語だ、というようなことが書かれていました。

ちなみに日本の人口は世界の2%ほどです。

2,3年前に出版された本なので、現在どのようなデータになっているかはわかりませんが、それにしても驚くべき数値です。

「他の国に比べて日本人の頭の中が宗教的なことに縛られてなくて自由だから、というのがその理由の1つだろう」とも書かれていました。

私は外人と結婚して27年経ちますが、まったくその通りだなと思います。

何を言いたいのかというと、、、、

言葉に絡め取られる人が激増!

情報伝達手法が巧みになり、阿漕(あこぎ)な言動に絡め取られる機会が多くなったのです。

阿漕:しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また、そのさま。「阿漕な商売」「阿漕なまねをする」goo辞書

例えば、「新発売、簡単、誰でも、時間をかけないで、安い、バーゲン、特別、限定、特売、タイムサービス」といった言葉に絡め取られ購入していたりします。

そう、商品そのものの利便性や価値ではなく「言葉の差異」を買っているケースは非常に多いです。

そして、その現象が全市場で起こっているのです。

効果のない情報や商材に絡め取られ、ただ単に時間やお金を浪費している人を多く見かけるようになりました。

先日、新しいコンセプトを構築するためにクライアントの会社に訪問しました。

ビルの7階にある会議室にはいると、すでにミーティングが始まっていました。

経営の肝でもあるそのミーテイングは、非常に白熱していました。

その計画は彼らの強みが活かされたシンブルで、しかもとてもインパクトがある内容でした。

自分のビジネスと同じカテゴリーじゃなくて良かったと思ったぐらいです。

その時、私の頭をよぎった出来事がありました。

2008年の出来事です。

SNSの影響力!

リーマンショックではなく、アメリカ大統領選挙です。

なぜ、リーマンショックと大統領選挙が同じ年だったのか。

ということもありますが、浮かんだのは大統領選挙で用いられた手段の方です。

この時大統領に選出されたのは、バラク・オバマ氏でした。

その際、彼の陣営は公式ホームヘーシ内に組み込んたSNSを積極的に活用し、支持者間の連携を拡大させていたという話はあまりにも有名です。

当然ながら、その後の選挙活動においてインターネトの存在は無視できなくなり、その結果、選挙戦術に大きな変革が起こりました。

このことからも、なぜビジネス(仕事も含む)をする上でインターネットが必要なのか?

といった類の質問が、愚問であることがわかると思います。

ビッグビジネスがスモールビジネスを飲み込んでいく現象が、その最たるものでしょう。

それを支えているのが莫大な資金力です。

資金力!

彼らは、先行する中小企業を追い抜いて市場を牛耳るだけの力を備えています。

彼らは大概、小規模ビジネスを尻目にそのお金を奪い取っていきます。

日本人が大好きなはずの概念、共存共栄!

その言葉は、この日本でも死語になりつつあります。

環境が大切!その出発点もまた、そのほとんどが企業の反映と利益のためです。

今、あなたが暮らしているエリアを眺めてみれば一目瞭然でしょう。

私もそのような光景をたくさん目にしてきましたし、自らも体験してきました。

活気に溢れていた商店街は、シャッター通りへと様変わりし、庶民の憩いの場であった個人経営の喫茶店もなくなり、大半のガソリンスタンドが消えました。

ポジショントークばかり達者な政治家が増加し、グローバル化が益々加速し、国内の資本格差ばかりか外国資本の煽りも受け、日本経済が衰退し続けています。

その中にあって一握りの企業や個人だけが潤っている市場構造になりました。

その一つの原因が資金力の差というわけです。

6兆2880億円の意味?

たとえば、株式会社電通の発表によると、2016年の総広告費は6兆2,880億円で、前年比101.9%だそうです。

これで5年連続で前年比を上回ったことになります。

インターネット広告費(媒体費+広告制作費)が1兆3,100億円で前年比113.0%で一番の増加率、そのうちインターネット広告媒体費は1兆378億円(同112.9%)と圧倒的なシェアです。

広告媒体 金額 前年対比率
新聞広告費 5,431億円 95.6%
雑誌広告費 2,223億円 91.0%
ラジオ広告費 1,285億円 102.5%
テレビメディア広告費(地上波テレビ+衛星メディア関連) 1兆9,657億円(地上波テレビ:1兆8,374億円) 前年比101.7%(101.6%)
衛星メディア関連 1,283億円 103.9%
マスコミ四媒体広告制作費(衛星メディア関連除く) 3,061億円 99.8%
インターネット広告費(媒体費+広告制作費) 1兆3,100億円(インターネット広告媒体費 1兆378億円) 113.0%(112.9%)

私が今のビジネスを始めたのは、今から13年前のことですが、、、、

たとえば、2006年の総広告費は5兆9954億円で、現在の約95.4%の水準でした。

当時のインターネット関連の広告費を見てみると、3,630億円で現在の28%にも満たない数値です。

広告媒体 金 額 2016年対比率
新聞広告費 9,986億円 183.8%
雑誌広告費 3,887億円 174.8%
ラジオ広告費 1,744億円 135.7%
テレビメディア広告費 2兆161億円 102%
衛星メディア関連 544億円 42.4%
マスコミ四媒体広告制作費 3,392億円 110%
インターネット広告費 3,630億円 27.7%

つまり、インターネット関連広告は、ここ10年間で3.6倍になったわけです。

また、広告費用への投資額を見てみると、、、

トヨタ自動車は4,487億円で、なんと広告費全体の約7%も占めています。

2位のソニーが3,638億円、3位の日産自動車が3,134億円・・・・

トップ10社の合計だけで2兆323億円です。

これは全体の約32.3%にも及びます。

社名 広告費
トヨタ自動車 4,487億円
ソニー 3,638億円
日産自動車 3,134億円
イオン 1,937億円
セブン&アイホールディングス 1,603億円
ブリジストン 1,212億円
武田薬品工業 1,128億円
マツダ 1,091億円
パナソニック 1,052億円
リクルートホールディングス 1,041億円

このようなデータからも、ネット広告に多額の資金を投入できない企業が、売上を維持することは益々難しくなったことがわかります。

当然ながら、中小企業が飲み込まれていく頻度と速度が益々増していくことになるでしょう。

ビッグビジネスに勝つ方法!

ビックビジネスによって廃業に追い込まれるケースが益々増えていく。

それが、世界の現状です。

例えば、個人事業主がTVCMを活用するという発想はあまりないと思います。

なぜなら、数千万円のお金を失うかもしれない、という覚悟が必要だからです。

ビッグビジネスの彼らと同じ土俵で勝負する。

それは、そういうことなのです。

だからさっさと事業をたたんで、別な方向性を考えたほうがいい。

そう言っているわけではありません。

チャンスを作り出せ!

私が知る年商80億円ほどの某社は、年間8,000万円の広告費を投資できるまでに成長しました。

そして、毎年のように増収、増益していて非常に調子がよさそうです。

もちろん、彼らも最初はスモールビジネスからのスタートでした。

そして、たった8年足らずでそこまで成長したのです。

これは、彼らがインターネット・ビジネスを『真のビジネス』として捉えていたからです。

つまり、彼らのようなマインドセット(考え方、思考)が可能であれば、ビジネスで大きな成功を収めることが、まだまだ可能だということです。

これは、ビジネスの例ですが、個人でも同じことが言えるのではないでしょうか。

物事に対するマインドセットがかわらない限り、世界の状況を一瞬で知ることができるような現代で成長し続けることは不可能でしょう。

ですから、これまで以上に今がどういう時代なのか、それを十分把握した上で戦略を練っていく必要があるのです。

ではまた。CFP® Masao Saiki

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