

すべては壮大な目的から始まり、だれしもが現実と理想の狭間でもがくことがわかっている人。
この世にあらかじめ用意された答えはないことを十分理解している人たち。
彼らは自分が描くプロセスのクオリティーを最大限高めようと努力します。
あらゆるプロセスには不完全な部分があって、それが金脈であることを知っているからです。
金脈をお金に変えるプロセス
ではどうすれば金脈がお金に変わるのでしょうか?
あなた以外の誰かの人生や生産活動への貢献を、ある特定の型にはめると、その金脈がお金に変わります。
つまり、金脈は常にあなたの直ぐ目の前にあります。
- 世の中の問題を見つける。
- その解決方法を提供する。
- 約束と要求を同時に行う。
必ずこの手順で金塊が掘り出され、流通し、あなたのもとにお金が流れ込んできます。
そう、今あなたが悩んでいること、問題だと思っていることがお金に変わります。
それこそが、大きなキャッシュフローを生み出す源です。
ですから、今のあなたの悩みや問題の本質は何なのか?
それを研究して突き止め、ビジネス化する必要があります。
例えば、私の場合ですと、ミッドライフクライシス
に陥った自分自身の経験をお金に換えました。
同じ症状で悩んでいる人たちに、とても効率の良い解決策を提供することができたからです。
また、多くの起業家を手助けすることもできています。
3度の起業経験と多くの失敗から学んだこと
をプログラムにして提供できたからです。
- 改善しなければいけないこと
- 変えなければいけないこと
- 焼き直せば再活用できること
これらは、どの市場でも見つけ出すことができます。
もちろん、自身の人生においても。。
彼らはそれを経験や体験を通してしっかり理解しています。
単に知っているだけではなく、ちゃんと腑に落ちています。
具体的には「ビジネスは、自分の人生をより良くするための手段ではなく、自分以外の誰かの人生をより良くするためのも」…じゃないとお金にならない!ということを理解しています。
たとえば、そのような仕組みをこしらえて、その仕組みの一部に自分が組み込まれているようなイメージです。
自分以外の誰かとは、たとえばあなたのパートナー、顧客、仕事関係の人たちのことです。
その人たちの願望を他の誰よりもうまく満たしてあげる仕組みを提供する。
それがお金に変わるわけです。
でも実際には、多くの場合において自己重要感(自分が一番大切)丸出し状態です。
つまり、ビジネスのルールを無視して、自己利益のために躍起になってます。
それは、自滅していく典型的なパターンです。
短命ビジネスの典型的なモデルです。
ところで、ビジネスとは何でしょうか?
効率よく富を循環させる仕組み
本来は、だんだん成長していってやがて独り歩きをするもの。
それがビジネスだ!とビジネスコーチのグルは言っています。
子どもがどんどん成長していって、やがて独り立ちするようイメージです。
私もそう思います。
あなたがいなくても収益をもたらしてくれるような仕組みじゃないと後で始末に負えなくなります。
私もそのような経験を2度ほどしました。
商いの規模が大きくなるとそれを補うために人を増やす。
人が増えはじめると生産性が薄まっていく。
やがて生産性の高い人が独立したりして、生産性の悪い人が鼻につき始める。
そうなると、自分の仕事を増やさざるを得なくなって、何のために人を増やしたのかわからなくなってくる。
やがて、情熱が薄れてフラストレーションが増大して、ビジネスやめたくなってくる。
だから、最初から「あなたがいなくても収益をもたらしてくれるような仕組み」を目指したほうがいい。
良い仕組みは多くの恩恵を与えてくれます。
長期休暇、家族と一緒に過ごす時間、あなたの作業が不要になる、などなど。。。
そう、ビジネスとは本来そういう仕組み作りのことです。
「自然に成長して、やがて独り歩きできるようになる。」
これが「卓越したワークプロセスをデザイン」しなければならない理由です。
あなたが起業家を目指すなら、それは最大にして最高に価値があるのものでしょう。
自分以外の特定の誰かの願望を、極めて効果的な方法でかなえる。
それは仕事でもプライベートでも同じことです。
その過程で大きな変化が起こり、やがて自分の望むものすべてを手にできる可能性も感じられるようになる。
今、私は月に5日(10時間/日)ほど作業しています。
今のところ必要最低限に近い作業で済んでいると思っています。
ちなみに、このブログは、趣味なので作業時間に含んでませんがね。。。
このスタイルを初めてから、もう16年近くになります。
以前は寝る間も惜しんで仕事をしてる時期もありました。
特筆すべきは損益分岐点が、大きく変わったところでしょう。
物販部門の売り上げが想定外に増えると分岐点が上昇しますが、それでも大したことはありません。
たくさん仕事をすることと豊かな人生はつながっている部分もありますが、逆に作用することの方がほとんどだと思います。
今回は、他でもないあなたの人生がスムーズに変わったらいいな~と思っています。
そうするにあたって、是非あなたに覚えておいてほしい定義があります。
「あなたがこれから生みだす仕組みで、利益を得る人が多ければ多いほど、より効率よくあなたが豊かになる。」
いわゆる富の効率循環の定義です。
今から27年前(1990年)に、大富豪の方から教えていただいた教訓を一つご紹介しておきます。
「たらいに水をはって、そこに落ち葉を落として、自分とは反対方向にその落ち葉を押しやってごらん。そうすると・・・その落ち葉はやがて自分のところに戻ってくる。だから・・・今日はこのロレックスを君にプレゼントしよう。」。。。。
また、はじめて起業する際(私が27歳の時)に6,000万円(キャッシュ)を融資してくださった方に、こんなことを言われたことがあります。
「君が羨ましい、お金で若さは買えないからね。君にではなく、今回はその君の若さとアイデアに是非投資させてほしい」
これらは、その人の願望はなにか?…そこにうまくアプローチできた典型的な例だとも思っています。
次回は、あなたの仕事にはもっと価値がある、です。
ではまた。