お金の悩み
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こんにちは、MSインテグラル・デザイン研究所の斉木です。 今回から数回に渡ってお金の知識と人生設計やビジネスの関係性について解説しましょう。

お金に関する知識が不足していることが原因で、人生やビジネスで悪戦苦闘している人が世の中にはたくさんいます。

なぜ彼らは、お金の知識不足が原因で、人生やビジネスで悪戦苦闘しているのでしょか?

それは、学校教育において真のお金に関する教育がなされてこなかったからです。

そして、そのことによって社会人になってからも、お金というものを間違って解釈しているたくさんの人たちがいます。

キャッシュフローデザイン(人生の損失を回避する)

ではなぜ、日本の学校教育の中で積極的にお金に関する教育がなされてないのでしょうか?

そのことについて「お金の正体を知られてしまうと都合の悪い人達がいる」

というひとつの陰謀説を交えながら、解説していきたいと思います。

お金の正体を知る人達は、私たちにそのままでいて欲しいと願っている。

そうしたことが、今も日本でお金の基本的なことすら学ぶ機会がなかなか得られないでいる理由であり、社会人になってからもお金というものを間違って解釈している大きな理由です。

クールに仕組で儲けてる

ごく一部の人達は、「お金の知識が欠如している私達」が汗水流して得たお金を。

  1. 仕組みによって難なく自分たちの手元に手繰り寄せている。
  2. 自動キャッシュフローシステムを作り上げている。

金融商品といわれるものの中にもこうしたシステムが組み込まれています。

私は1998年から「お金に関する仕事」に携わる機会を得ました。

そうした環境の元、こうした矛盾と向き合いながら、自ら金融商品の販売を実践しつつ、その矛盾点を追及してきました。

全くおかしな話ですが、、、、、

そうした矛盾を抱えながら今もファイナンスを扱う世界の「いちみ」として加担しています。

この世界が疑問だらけだからです。

クールな世界の仕組みとは?

そして、その世界がようやく理解できるようになってきたからです。

これから私がお話しすることは、あなたがこれまでに全く聞いたことがない話かもしれません。

もしかしたら、既に知っている事かもしれません。

もし、あなたが既に知っていることだったとしたら、

そして、あなたがそれを実践してこなかったとしたら、

あなたは、あなた自身のビジネスや人生に大きな損失を招いてきたことになります。

もしあなたが全く聴いたことのない話しだとしたら、直ぐには信じることが出来ないかもしれません。

成果を生みだし続けている人は、理屈に絡め取られない人

しかし、この知識によって大きな成果を生みだしている人達をたくさん知っています。

私はどちらかというと、論理を重視しません。

この世は結果が全てだと思っているからです。

矛盾した話ですが、自ら実践ファイナンシャル理論という言葉を使用しながら、理論を信頼していません。

理論は結果を踏まえて後付されたコンテキストでしかないからです。

従って、同じやり方をすれば必ず同じ結果になるといった法則はないと思っています。

因果の形式は存在しますが、そこに法則は成立しないという考え方です。

なぜなら、思考プロセスに個人差があるからです。

それは類似性(誕生してから、今までの経験や体験など)から大きな影響を受けています。

そういうことを誰から教わるでもなく分かってる、感じいている、

それが成果を出し続けている人たちの共通項です。

そして、理屈ではなく、生きたお金の扱い方や生みだし方を心得ているのです。

では生きたお金、プラスキャッシュフローを生み出すにはどうしたらいいのでしょうか?

そのために、まずお金とは何かを知る必要があります。

「お金」とはなんでしょうか?

お金そのものの意味とはなんでしょうか?

お金は情報や知識に対する解釈

お金は情報や知識に対する解釈によってその性質が異なってきます。

そのことを理解していただくために、まずお金の歴史からお話させていただきます。

お金の始まりは物々交換です。

例えば、海の部族が取った幸を山に住む部族の幸と交換する。

そんなことから始まったわけです。

しかし、そうした産物は保存性が良くないですし、持ち運びにも不便。

平等性に欠けるなどの理由から、その手段が鉱物に取って代わります。

鉱物には綺麗なものが多いので、人を魅了するという性質もある。

それで、これらを流通させないで蓄える人達が出始めました。

このことによって、二項対立が起こります。

つまり、「使う」という流通と「蓄える」という資産形成の行為です。

また、鉱物にポータビリティがあるとはいえ、流通量には限界がある。

ということから、やがて金や銀、銅を加工した貨幣が誕生します。

貨幣の誕生によって「流通」と「貯蓄」の矛盾した2つの行為が加速

やがてお金の内容が変わっていきました。

どう変っていったかというと、

貨幣が金や銀から紙幣やその他のものに変っていきました。

なぜ変ったのでしょうか?

青天井で作ることができるからです。

材料が尽きない限り作り続けることが出来るからです。

今やお金は、その実体すらなくなっています。

ものとして存在させることすら必要なくなってきました。

あなたのお財布の中を覗いてみれば一目瞭然でしょう。

クレジットカード、デビット、etc・・・

実際に物の交換を経て決済しなくて済む手段がたくさんあります。

その他、仮想通貨などなど・・・

「金」の派生から概念に変わった。

一昔前はお金は「金」の派生物で、金の所有高と一緒でした。

しかし、現在は納税者達の借用証に取って代わりました。

お金は海の幸、鉱物、金や銀といった有形のものではなく、

政府の信用や信頼に基いた概念に過ぎなきなりました。

従って国家の信用が高ければそのお金の価値は高くなり、

その国の信用が低ければ、そのお金の価値は低くなります。

動いているのは実感のない数字の情報だけという現象。

実際に触れることも感じることも出来ないことは、人は理解しずらい。

そういう仕組みになって一番利益を得ているのはだれでしょうか。

そう、この仕組を一番理解している人達、つまり、このシステムを作り上げた人達です。

お金の意味を履き違えている

参考▼

金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏が1903年に米国で起こった出来事についてこう語っています。

「ジョン・D・ロックフェラーが創設した一般教育委員会が子どもは何を学ぶべきかを決めたこの年に、米国の教育制度は乗っ取られたと私はにらんでいる。これによって教育の影響力は大富豪達の手中に落ち、学校はお金について教えないことになった。今の人達は、学校に行ってお金のために働くことを学ぶが、お金を自分のために働かせることについては何も学ばない」

あなたはこのコンテキストをどう解釈するでしょうか?

これは、金融市場のエリートがたくさんいる米国の話です。

そこから類推して、私達日本人のレベルはいかほどのものでしょうか?

実は、全く知らないに等しい

ここである青年の話をしましょう。

参考事例▼

彼は、東京大学でファイナンシャル理論を専門に研究してきた超秀才です。

彼は、「会社を辞めて、ファイナンシャルに無知な日本の人達をファイナンシャルに明るい人達に変え、救っていきたい」という目的で私のところにやってきました。

語ってることは立派なんですが、私からすれば幻想に絡め取られた、頭でっかちにしか思えませんでした。

なぜ?

実績が伴っていなかったからです。

そのビジョンに無理があったからです。

前も述べましたが私は理論よりも結果を信頼しています。

今どんな状態なのかが一番重要なのであって、

過去(理論)や未来(幻想世界)などあてにならない。

ということを痛いほど体験してきたからです。

その彼が6ヵ月後に起業し、そのまた2年後には、軽く10億円を超える資産家になりました。

ではなぜ、彼はそうなれたのでしょうか?

世界とのズレが修正され、現実とかみ合ったからです。

やらなければならないことをやる

資産を増やすために本当にやらなければならないことを実践したからです。

それは、理屈や理論ではありません。

ビジネスを実践すること。

投資をビジネスの領域まで昇華させること。

ビジネスとは、完成度より回転率。

エレガントさよりも、スピードを上げることです。

それらは学校で学ぶことは出来ません。

一般社会でも無理ですが・・・・

真面目な労働者になるために教育されてきた

学校というところは、真面目な労働者になるように訓練をしてくれますが、資産家になったり、起業家として活躍できるように訓練はしてくれません。

彼のようなエリートも例外ではないのです。

学校では、高給取りの会社員になるような訓練しか受けられません。

あなたもご存知のビルゲイツ、トーマス・エジソン、ヘンリーフォード、スティーブ・ジョブズ、彼らは全員学校を中途退学しています。

誤解しないでください。

今すぐ学校なんか辞めちまえ!って言ってるわけではありません。

参考▼
  • 日本銀行は、日本国政府から独立した法人で、資本金は1億円。
  • 政府が55 %を出資し、残り45%を政府以外の者が出資。
  • 出資者には一般の株式会社の株式に相当する出資口数を証した「出資証券」が発行。

という仕組になっています。

アメリカの連邦準備制度は国とは全く関係ないことをご存知でしょうか?

なんで連邦準備制度(米国)の話なのかというと、

アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひくことになっているからです。

ファイナンシャルの中心である連邦準備制度の出方次第で、日本は急性心不全にもなりかねないからです。

この制度、準備制度といいながら準備金を蓄えていない。

銀行でもない。

しかも、幾らでもお金を作り出すことができる仕組みになっているんです。

そして、この制度はある一族によって、コントロールされている機関です。

国家機関ではないのです。

そして、この機関が世界にとてつもない影響力を持っている。

  • アメリカの資産残高は世界で最下位。
  • 日本の資産残高は世界で一番。

御存知の通り、日本が世界で一番経済力があるわけではありません。

世界で一番経済力がある国は現時点(2015)ではアメリカです。

お金の量が経済力ではない

つまり、お金の量イコール経済力ではないということです。

そして、ビジネスでも同じことがいえます。

赤字だったとしても、それを上回るキャッシュフローを生みだす力があれば、それでいいわけです。

お金の正体を知るためには、こうした情報を正しいステップにしたがって解釈していく必要があります。

情報リテラシーの五原則を知る

あなたは情報リテラシーの五原則というのをご存知でしょうか。

  1. 定義する
  2. ブレイクダウン(細分化)する
  3. 比較する
  4. 推移を見る
  5. 関係を見る

以上の五つです。

3・4・5は全て相対化に含めることができるので、大きくは3つということになります。

定義する⇒ブレイクダウン⇒相対化。

定義する

私たちが経済的に豊かになるためには、何が必要でしょうか?

これまでの話の流れの中で、お金の量ではない。

ということは何となくご理解いただけると思います。

お金の量だとしたら、極端な話、銀行から借金して自分の口座に入金すればお金の量は増えますからね。

しかし、それが経済的に豊かになったことではないですよね。

では、私たちを経済的な豊かさへと導いてくれるものは何でしょうか?

お金そのものではなく、キャッシュフローを生みだす力です。

したがって、その力を得るためには、何がキャッシュフローを生みだすのか。

ということを理解する必要があります。

そのためには、まずキャッシュフローとはなにかを定義しなければなりません。

キャッシュフローにはマイナスもプラスもあります。

もちろん、お金を増やすことが目的なので、ここで考えるのはプラスキャッシュフローです。

ではプラスキャッシュフローとは何のことでしょうか。

ズバリ、所得のことです。

したがって、増やすのはお金の量ではなく、所得です。

所得といっても増やすのは年収ではありません。

実際に使える所得。

つまり、可処分所得です。

注意点▼

可処分所得:年収-(税金+社会保険料)
個人事業主の場合:年収-(経費+税金+社会保険料)

ブレイクダウン

所得が生まれるプロセス、そしてお金の流れは以下のようになります。

  • 誰かが働かないかぎり、財やサービスが生産されず、所得は生成されない。
  • 財やサービスが生産されても、投資や消費として支払いが行われなければ、所得は生成されない。
  • 消費や投資のためのお金は、所得から支払われる。

所得が生まれるプロセス

「金は天下の回りもの」この故事は、金は一箇所にとどまらず、常に回っているから、今は貧乏でも必ずお金が回ってくるから心配するな。

という励ましの意味で使われたものですが、実際そうなのです。

しかし、残念ながら、お金が回ってくるだけではお金持ちにはなれません。

自分のところにどのくらいの期間留まっているのかが、経済的な豊かさの基準になるからです。

したがって、たくさんのお金が自分のところに流れてくる仕組みを作るだけでは不十分で、同時に長く留まる仕組みも作っておく必要があるのです。

受け皿が大きくても底に大きな穴が空いていたら、お金は他の誰かのところに流れていってしまうのです。

上位階層の仕組みを知る

ブレイクダウンの観点からすれば上位階層から解説するべきですが、それだと退屈だと思って、下位階層から入ったのですが、やはり一応説明しておいた方がいい、と思い直しましたので簡単に解説します。

日本経済12

(※公的資本形成:公共投資 有形非生産資産:土地、地下資源、漁場)

日本経済

所得とは、つまり「GDP」のことだということを、ご理解いただきたかったのです。

その中から、実際に私たちが使えるお金が、紫色で示した「可処分所得」ということになります。

また、以下の2つのポイントも押さえておいてください。

  • 実は借金の返済も貯蓄に含まれる。
  • 「債務」と「債権」は必ず同額になる。

だから、銀行からお金を借りて自分の口座に入金すれば、お金の量は増えるということを先程例に上げたのです。

このことは、後で詳述しますが、バランスシートを思い出していただければわかると思います。

バランスシートの左右の数字は必ず一致してますよね。

つまり、銀行から借りてきたお金は負債であると同時に、同じ金額の資産ともなるということです。

では、バランスシートとお金の正体と、

どう関係があるのか?

お金とは何なのか

実は、おカネとは、「債務と債権の記録」でしかないのです。

要するにお金(日本銀行券)は日本銀行の債務です。

そして、買い物とは日銀の債務で売主への債務を弁済する行為のこと。

だということをここでは押さえておいてください。

それをなぜお金といえるのか?

おカネが成立する条件は以下の三つです。

  1. 価値を認識できる「通貨単位」
  2. 曖昧性のない債権・債務の情報
  3. 譲渡性がある

例えば、家電量販店のポイントは「譲渡性」がないのでおカネとは言えません。

すなわち、家電量販店のポイントを使って、スーパーなど、あらゆる場所で買い物が可能になれば、それはおカネということになります。

おさえておきたい3つの大きなポイント

  1. 所得が生まれるプロセス
    所得創出のプロセス

    「資産だけ」あるいは「負債だけ」を増やすことはできない。

  2. おカネは貸し借りで増える。
  3. 所得創出のプロセスではおカネの量は増えない。(図)

それでは、なぜそう言えるのか?

3つのポイントの根拠を説明しましょう。

まず言えることは、

誰かの資産は必ず他の誰かの負債になっている

バランスシート

誰かの資産は例外なく、他の誰かの負債になっているということです。

それを説明するために、バランスシートを使って解説していきたいと思います。

図の左側は私たち個人のバランスシートす。

個人負債が全くない状態で、銀行に100万円を預金した場合、資産は100万円であり、純資産も100万円になります。

一方、左の銀行サイドから見た場合、私たちから預かったお金は銀行のものではないので、負債に振り分けられます。

ところが、

  • 誰かの負債は必ず他の誰かの資産になる。
  • 債権・債務は必ず同額になる

ということですから、負債であるとともに、銀行の資産にもなります。

したがって、この資産を銀行は貸し出すことができるという仕組みです。

それが、下図のような流れになって、膨らんでいって莫大な債権と債務を作り上げているのです。

バランスシートⅡ

 

つまり、あなたが預金した100万円を銀行が個人や起業に貸出。

そのお金を個人や企業が金利を載せて返済したものをまた貸し出す。

借りる人がいる限り、このサイクルが永久に繰り返されるわけです。

逆に借金が全て返済された段階で、この世からお金は消滅します。

所得を生みだすプロセスではお金の量は増えない。

お金の量は貸し借りによって膨らんでいく。(増える)

ということをご理解いただけましたでしょうか。

なんでこんなどうでもいいような話をしているのか。

それは、あなたにお金に対する考え方を改めてほしいからです。

ついでに、もう一丁、以下は日本国家のバランスシートです。

バランスシート国家

  • 日本政府は負債も多いが、持っている金融資産も多い。(簡単には潰れない)
  • 政府の負債は必ずどこかで使われる。(必ず誰かの資産になる)
  • その分は最終的に国民の家計の資産になる。(一番の資産家は家計)

誰かの資産は必ず誰かの負債になっている。

そのプロセスを経てお金の量は際限なく増やすことが出来るんだ。

ということをお分かりいただけましたでしょうか。

お金の量は、貸し借りでしか増えないということをご理解いただけましたでしょうか。

まとめ

私たちにとって無くてはならないものだと解釈されているお金。そのお金は情報であって、その情報をどう解釈するかでお金の質は変わる。

まず、お金の量は貸し借りによって膨れ上がっていくのであって、所得創出のプロセスでお金の量は増えないということを認識しておかなければならない。

すなわち、我々はお金そのものではなく、実際に使える可処分所得(GDPの中で自分が使えるもの)に目を向ける必要がある。

したがって、所得をどう生みだすかを考えるべきであって、そこを考え抜かなければ、豊になることはできないだろう。

そのためには情報を正しいステップにしたがって解釈していく必要がある。

次章は3つのお金の種類のブレイクダウンから始めましょう。

ではまた。

参考▼

「学校でこんな風に教えられる「水は水素と酸素からできています。砂糖は炭素と水素と酸素からできています」このことがわからない児童はわかる児童よりも劣っているとみなされる。

理解する力が弱いと判断され、低い点数がつけられる。こんなふうに教えられたものを丸呑みすればよいというシステムにおいては、子どもたちがそれぞれに育てるべき大切なものがまったく隠されるか失われてしまう。

其の大切なこととは、自分なりに疑うこと、とことん考えてみること、じっくり観察してみること、などだ。」

-ウィトゲインシュタイン

 

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