鋭い知性と高い集中力を兼ね備えているタイプ

今回は代謝支配タイプの特徴についてだ。愛情に溢れている、比較的均整の取れた体型をしている、日焼けと明るさを嫌う、知性と高い集中力が備わっていること、豪華なものに弱いこと、ストレスが怒りに変化しやすい、エネルギー消費速度が早いなどの特徴がある。

先日、コエンザイムQ10が加齢臭を抑える効果があることを資生堂が世界に先駆けて発見したという情報があった。

もともとコエンザイムQ10は、疲労回復や老化防止などに効果があることがわかっていたので、取り建てて騒ぐような話でもないように思えるが、これで再びコエンザイムQ10が脚光を浴びることになったのは確かだ。

今回は、その加齢臭とも関係している代謝エネルギーが際立っているタイプについて解説しよう。

代謝支配タイプの特徴

  • 中程度の体格
  • 中程度の力と持久力
  • 強い空腹感と喉の渇き
  • 強い消化力
  • ストレスを受けると怒りやいらだつ傾向がある
  • 白、あるいは赤みがかった皮膚
  • そばかす
  • チャレンジ精神が旺盛
  • 鋭い知性
  • 正確ではっきりした言葉
  • 食事を抜かせない
  • 日差しや暑い天候を嫌う
  • 時間を無駄にするのを嫌う。
  • いろいろな場面で指揮をとる
  • 時々、厳しすぎたり、皮肉ったりする
  • 批判的であると人から言われる
  • 確固とした足取りで歩く

このタイプの特徴で際立っているのは「強烈さ」

例えば、比較的明るい髪の色をしていて、血色のいい人はこのドーシャが旺盛な人だ。

野心満々で、勇敢な態度だったり、機転がよくきいたりもする。

一方、無遠慮にずけずけ言ったり、嫉妬深いのもこのドーシャが旺盛な証拠だ。

闘争好きな側面が多くみられるが、表立って現れない場合もある。

愛情で溢れている

バランスが良い時は、とても温かい燃えるような心を持ち、愛情に溢れている。

だから、その人が輝いてみえるのは、このドーシャのバランスのお陰だ。

均整の取れた容姿だけど頭部は寂しい

体格は中肉中背で、よく均整が取れている人が多い。

体重も大きく変動することがなく、比較的安定している。

顔もよく均整が取れている感があり、目は程よい大きさで、ものごとを見通すような鋭い眼差しをもっている人が多い。

髪は細くてストレート、若白髪の傾向がり、禿げたり、薄くなったり、生えぎわが後退するのもこのタイプの特徴だ。

日焼けと明るい光が嫌い

皮膚は柔らかく、温かくて白いので、日焼けしにくいし、日焼けには敏感だ。

だから、生まれつき日差しとか明るい光を嫌う傾向が強い。

このタイプの人が、もともと熱を持っているということもある。

そばかすやほくろが多いのもこのタイプの人の特徴だ。

手足の大きさや関節関係はごく普通だ。

知性と高い集中力を持っている

ものを見通すような鋭い知性と高い集中力をもっている。

秩序的であり、体力や金銭を効率的に使う傾向がある。

ただし、豪華なものには極めて弱い。

だから、そうしたものには金銭を惜しまない。

自分の周りに美しいものを置いておくことを好む。

つまり、視覚的に反応する傾向が強いということだ。

熱量が多い

気が短く、熱い手足、目や皮膚や胃腸に焼けるような感じを覚えることがよくある。

これは、バランスが乱れた時によく表れる症状だ。

体内に熱を帯びているということから、暑さに弱く、肉体労働が苦手だ。

ストレスが怒りに変換されやすい

ストレスに弱く、ストレスを感じるとそれが直ぐに怒りに転換される。

人に厳しくあたるようになり、完璧主義者になることがよくある。

志が高く、優れた指導力を発揮するが、他者に対して思いやりにかけるところがある。

だから、バランスが崩れている時は、人の感情を逆なでしたり、傷つけたりすることもよくある。

スピーチがうまい

はっきりした口調で正確に話す傾向があるので、スピーチが上手い人が多い。

意志が固く、議論好きだ。

バランスを崩すと皮肉を言ったり批判的になるが、バランスの良いときには親切で勇敢だ。

スタミナはあまりない方だが、挑戦し続ける気力を保ち、精力的に取り組むという気概を有している。

喉が乾きやすい

このエネルギーは代謝を司っている。

だから、このタイプの人は消化力も強い。

食欲が旺盛な分、喉がよく乾くことがある。

バランスを欠くと、それまで何でもなかったものが、急に食べられなくなったりもする。

食欲が旺盛なので、食事を抜いたり、遅らせたりするとイライラしてくる。

過剰になったこのエネルギーを放置しておくと消化力を減退させてしまう。

胃潰瘍や痔疾になりやすい

だから、ピッタが過剰になると胸焼けをしたり、腸が焼けるように感じることがよくある。

それが過敏になり胃潰瘍や痔疾(肛門部の病気)などを引き起こすこともある。

また、ピッタ体質の皮膚組織は敏感で発疹、炎症、ニキビなどができやすい。

比較的ぐっすり眠ることができるが、熱を滞留させる体質なので夜中に体がほてって目がさめることがある。

睡眠時間は平均的で、8時間程度だが、バランスを崩すと不眠症になったりもする。

熱中しやすく、エネルギー消費速度が早い

ピッタ体質の人は仕事に夢中になり、そこにエネルギーを費やしてしまう傾向が強い。

それだけに、節度ある生活が送れるように特に注意が必要な体質だ。

必要な栄養素を速やかに吸収し、満遍なく体の隅々まで行き渡らせられるかどうかは、ピッタドーシャのバランス次第ということになる。

アンバランスになると毒素が表れる

ピッタのバランスが崩れると即座に毒素が現れる。

そして、ピッタ体質の人はそのことにとても敏感だ。

だから、体に取り込んだ不純なものだけではなく、怒り、敵意、憎しみ、嫉妬といった有害な感情からも影響を受けやすい。

つまり、節度と純粋性を保つための働きはピッタドーシャから得ているということだ。

次回は、朝寝坊で太りやすいけど覚えたことを完璧に近い状態で使いこなすタイプについてです。

ではまた。

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