ちょっとスピリチュアリティな予防医療技能!?

今回の研究テーマは、古代から伝承されてきた、ある種スピリチュアルともいえる予防医療技術です。

これはニューロマーケティングやダイレクトレスポンスと同様、講義で頻繁に触れているテーマで、私はこれをヘルスデザインに留まらず、さまざまな分野に適用する可能性を探っています。

私が特に注目するのは、量子力学の視点から紐解く健康管理術です。

人間は避けられない運命として生老病死を経験しますが、もし病気を経験せず、痛みを感じず、老化しない場所が存在するとしたら、多くの人がその場所を訪れたいと思うのではないでしょうか?

私たちがそこに到達すれば、以前には経験したことのない新たな課題に直面するかもしれませんが、少なくとも現在抱えている問題や悩みは消滅するはずです。

この場所には、生老病死に伴う問題や悩みが存在せず、完全で完璧な状態が保たれています。

一部の人々は、このような場所が存在し、そして私たち全ての内部にあると主張しています。

一生のうちにその場所に辿り着ける人、そして何年もそこに留まれる人は数少ないかもしれませんが、たとえ一瞬でもその場所を体験できれば、人生に大きな変化をもたらすことでしょう。

そう、これまでの仮説が通用しない場所。

より高品質な仮説を必要とする場所。

そこに至る方法を探求し続ける人々がいます。

私たちは彼らの知識と経験から学び、その場所に辿り着く方法を共有することが、この研究の目的です。

病気は私たちにとって必要なも?

健康は、私たちの能力を最大限に発揮するための重要な基盤です。

健康が損なわれると、私たちのやる気、思考力、技術習得能力も影響を受け、個人のライフスタイルやキャリア、経済的な状況に大きな影響を及ぼします。

特に、その人が家庭やビジネスの主要な支柱である場合、健康はなおさら重要になります。

しかし、私たちの健康を脅かす要素の一つに「病気」があります。

これは心身や環境に大きな影響を及ぼす可能性のある厄介な存在です。

私たちは日々、様々なウイルスやバクテリアと接していますが、それらが必ずしも病気を引き起こすわけではありません。

例えば、ある医師によると、私たちの呼吸器にはすでに有毒な髄膜炎菌が静かに住み着いているとのこと。

このバクテリアは髄膜炎という重大な感染症を引き起こす可能性がありますが、それが病気を引き起こすのは非常にまれです。

それにも関わらず、なぜ一部の人々が病気になってしまうのでしょうか?

これには遺伝的要素、生活習慣、環境、ストレス、免疫の状態など、多くの要素が関与しています。

そして、病気は時に私たちにとって重要なシグナルとなります。体調不良や病気は、私たちの生活習慣や環境に何か問題があることを示し、改善を促す警告信号となります。

さらに、私たちは自身が保有している優秀な免疫機能により、多くのバクテリアやウイルスから守られています。この機能は、99.99%の確率で、外敵から私たちを守ってくれています。

しかし、時にはわずかな隙間から病原体が侵入し、病気を引き起こすこともあります。

そして、病気はウイルスやバクテリアだけだけではありません。

我々の生活環境や文化からも生まれることがあります。

例えば、水俣病や四日市喘息のような公害、労働災害による上肢障害や塵肺、薬害エイズやスモン病などの薬害、そしてオゾン層の破壊による皮膚がんや白内障の増加など、これらは物理化学的環境の影響によって引き起こされます。

また、無数の発がん物質や環境汚染物質が生産され、それにより新たな病気が生まれることもあります。

さらに、抗生物質の発見は、新たな形質の耐性菌も作り出してしまったという、皮肉な結果をもたらしています。

これらのことから、病気は多くの要素が絡み合い、私たちの健康に大きく関わることが明らかになっています。

しかし、病気は同時に、私たちが自身の生活を見直し、より健康的な生活を送るための新たなパーソナルデザインや健康管理術を探求するきっかけをもたらすかもしれません。

これらの点から、病気は避けるべきものでありながらも、同時に私たちの生活や健康管理を再考する機会を与えるともいえます。

そう考えると、病気が私たちにとって「必要なもの」であると言えるかもしれません。

それは私たち自身がより健康的な生活を送るための、自己改善の機会を与えてくれるからです。

それではまた。。

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