

今回のワークプロセスデザインは、事業が自動的に定義され、ビジネスの成功率が想像以上に高まる方法についてです。
数え切れないほどの恩恵の因子!
あなたがビジネスを行う目的はなんですか?
- お金持ちになりたいからでしょうか?
- 家族を幸せにしたいからでしょうか?
- 自分の力を誇示したいからでしょうか?
- 誰かに認めてもらいたいからでしょか?
- 業界を変えたいからでしょうか?
- 社会に貢献したいからでしょうか?
あなたがビジネスを行う目的を明確に定義できてますか?
何かを始めるとき、その目的を定義することは極めて重要です。
もっと重要なのは、実践事項の目的について確認することです。
最速で目的の本質を見極める必要があるからです。
目的の意味を辞書を引いてみると「得ようとしてねらう対象。到達したい状態として意図し、行動を方向づけるもの。めあて。
」などと解釈されています。
起業した先に目的がなかったらどうなると思いますか?
まず言えることは、事業の存在価値を示すことができません。
その状態のまま続けていたらどうなるでしょうか?
すぐに暗礁(あんしょう)に乗り上げて立ち行かなくなります。
- 目的のない事業は、すべてを無秩序にする。
- 最終的に何の成果も得られないまま終わる可能性が高い。
つまり、虚しい結果が待っているだけです。
自動成長機能を仕込む!
まず最初に事業の意味を明確に定義してください。
また、目的を定義する際に顧客の視点で定義することを忘れないでください。
- あなたの製品・サービスが顧客に対してどのように役立つのか?
- あなたの製品・サービスが顧客の生活や仕事にどのような効果があるのか?
- あなたの製品・サービスによって、顧客はどのような利益を得られるのか?
これは金銭的なことだけではありません。
なぜ、そうすべきなのでしょうか?
もしも、あなたの事業目的が顧客視点で明確になってない場合、その事業は時の流れとともに確実に衰退します。
逆に、きちっと定義できていれば、事業の成功確立は格段に高まります。
例えば、次のようなことをグルも言っております。
1. 事業を質の高いものにする。
- 目的が効果測定の基準を示してくれるので生産性が急上昇する。
- その効果は事業に限ったことではない。
2. マグネットになる
- 人間が感情の生き物であるのはよく知られていること。
- 私たちは常に「できれば有意義な仕事に従事したい」という欲求を抱いている。
- 実際には、多くの事業はそのことを全くと言っていいほど無視している。
事業の目的をはっきりと相手に伝えることができたら、どんな事が起こるでしょうか?
仕事をする以上に価値のある意味を、相手に与えたことになります。
その結果、優れたスタッフが集まり、外注先もあなたの事業に参加したいと思うようになるでしょう。
3. スタッフの意欲を高める
- 事業目的がスタッフや外注先に有意義な仕事と可能性を与える。
- 意欲が高く、情熱的なスタッフを得ることができる。
- 時間が経過するのをただ待っているような態度のスタッフはいなくなる。
それだけではありません。
優れた事業目的がスタッフの心に働きかけ、自然と問題解決へと導いてくれます。
4. 成功の手順を示してくれる
成長し続けるには優れたプロセスデザインが必要であることは何度もお伝えしました。
それがビジネスの場合だと、基本条件として自分がその場にいなくても成長するプロセスデザインじゃないといけません。
残念ながら、ほとんどの人は、すきあらば仕事を放り出して脱線したいと思っています。
頻繁に集中が途切れ、気が散り易いのが人の本質だからです。
明確な目的には、脱線したくなる欲求を最小限に抑える効力があります。
明確な事業目的が、メンバー全員に次の手順を示し、ほぼ自動的に軌道修正してくれるのです。
だから、スタッフ全員があなたの事業目的を把握している必要があります。
5. イノベーションを推進する
次は発明とイノベーションの違いについてです。
御存じのように、発明の道程は非常に険しく、途方もない時間とお金を必要とする行為です。
一方、イノベーションは、主に「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」
を創造する行為です。
事業に明確な目的がない場合、どちらに傾くとおもいますか?
発明の数の方が多くなりがちです。
イノベーションを推進する基軸を持っていないからです。
根無し草のようにふわふわと水面を漂っていて、ちょっとした作用であちこち散漫しがちです。
発明が一発当たるとものすごい効力を発揮しますが、大概は時間とエネルギーの浪費で終わります。
一方、イノベーションにはとても有意義な進展が期待できます。
長い時間も大きな費用もかからず、推進効果も持続するのです。
6. 柔軟性をもたらす。
たとえば、環境は常に変化し続けています。
環境が変われば、今手元にある商品・サービスの持つ意味も変わります。
急に使い物にならなくなったり、逆に価値が向上するものもあるでしょう。
変化は今目に見えないかもしれません。
でも実際には毎日変化し続けています。
明確な目的は、方向転換の時期を逃さず教えてくれます。
これからどこへ向かえばいいのか、その他多くの変化を捉えることができます。
時々刻々と変化する社会で唯一変わらないものがあるとすれば、それは「あなたの目的」です。
目的達成の方法や手段は、時代背景とともに大きく変わる可能性があります。
でも確固たるあなたの目的は変わることはありません。
達成すべき明確な定義を知り尽くしているのは、唯一あなただけなのです。
その確信が思考に働きかけ、あなたの事業に柔軟性をもたらします。
7. ブランドイメージを創造
あなたの明確な目的を市場に知らしめることで、一貫したイメージ戦略を展開できるようになります。
今何を求めているのかさえ見失ってしまった人たちが充満する混沌とした市場に、明確な目的を投じることで強烈なリーダーシップを発揮することができます。
8. つきることない可能性と素晴らしい価値基準をもたらしてくれる
情熱を持続させつつ事業を続けることができます。
つきることのない可能性と素晴らしい価値基準を毎日のようにもたらしてくれます。
でも残念なのとに、多くの起業家は毎日何かに追われ、その渦中で価値をみいだそうともがいています。
他のどのような因子よりも、多くのお金を生み出す可能性を秘めている存在に、目を向けようとしないのです。
愉悦を自ら放棄しているのです。