ライフプランは不要!?

これから、一般的なライフプラン作成の手順、ファイナンシャルゴール設定などについて解説させていただきます。

最初は、ライフイベントにかかる費用を見積もることからスタートします。

ライフイベントにかかる費用

人生には、さまざまなライフイベントが控えています。

実際にかかる金額は人によって違いますが、人生の夢をかなえるためには、やはりまとまったお金が必要です。

しかし、このように大きな出費も前もって準備をしておけば、無理なく対応することができます。

そのためにも将来の夢を明確にし、必要なお金を早くから備えておくことが大切です。

また、ライフイベントにかかる費用だけでなく、

  • 病気やケガで働けなくなったとき
  • 急なリストラにあったとき

など、緊急時のための備え(緊急資金)も大切です。

個人差はありますが、生活費の3カ月分、余裕があれば半年分は備えておきたいものです。

ライフイベントに必要なお金を計画的に備える

結婚や出産、住宅購入といったライフイベントは、1つずつ順番にやってくるわけではありません。

たとえば結婚と同時にマイホームを購入する人もいるでしょうし、退職後に住宅を購入するという人もいます。

また、2人以上の子どもの教育費が同時にかかる人も少なくないでしょう。

このように、いつ、どんなライフイベントを迎えるか、いくらくらいお金がかかるのかは、人に よって変わってきます。

このため、まずは将来の夢や希望、理想の暮らしをイメージしたうえで、自分なりのライフプラン(人生設計)を立ててみましょう。

ライフプランは、いうなれば人生の設計図のようなものです。

人生設計があることで、必要なお金にも計画的に備えることができ、同時に、漠然と描いていた夢をより現実に近づけることができます。

理想的な人生を送るためにも、ぜひ早い段階で自分の将来と向き合ってみてくださ。

ライフプランを作成する必要性

人生の夢や目標のイメージを具現化する。

価値感が多様化し、また自己責任が問われる時代の中、自分の人生は自分で決めていかなくてはなりません。

しかし、先行き不透明な現在、将来の長い人生をただ漠然と考えていても、不安が増すばかりです。

そこで、今だけでなく将来にわたるプランを、ぜひ作ってみましょう。

現代の多様な社会システムの中では、あなたが持っている人的資産(時間・お金・情報・人脈)などの有効な活用方法を身に付けて実践することがとても大切です。

そして、そのためには、あらゆる選択肢を基に、夢や目標、そして生きがいのある人生設計が必要になります。

次にライフプランを作成する時のポイントについて説明します。

ライフプランを作成する時のポイント

あなたの生活は、いくつかの視点から見ることができます。

  • 健康、生きがい、家庭・家族友人地域交流など:目に見えない価値のあるもの
  • 職業、仕事、能力資格など:収入・経済的な部分にかかわるもの
  • 住居、車、留学趣味レジャーなど:ある程度の支出を伴うもの

ライフプランは、これらの事項を

  1. 目標の設定、
  2. 資産の管理、
  3. リスクへの対応、

という角度から検討して作っいくものです。

例えば、ある仕事に就きたいという夢や目標があり、その仕事に資格が必要だと分かったら、何を考えなければならないでしょうか。

  • 資格取得のための勉強時間や教育機関への通学時間などを確保する時間資産の管理
  • 専門書の購入費用や通学費用を捻出する金銭的な計画と管理
  • 職業に就いている親戚や先輩などに話を聞く人脈との交流、教育機関などから得る情報の収集

などが挙げられます。

こうした事柄を効果的に計画・管理するためのものが、「ライフプラン」です。

さらに、ライフプランには、それが計画通りにいかなかった場合、例えば、その資格が取得できなかった場合などのリスク対応も含まれます。

もう一度受験する場合は、そのために要する時間と費用を計画し直さなければなりません。

また、その資格にこだわらない場合は、

  • 難易度の低い資格取得への軌道修正
  • 周辺業種への職種変更

といった、プランニングの見直しを行うことも考えられます。

そして、こうしたライフプランを作ることは、時間やモノを大切にする感覚を身に付けるきっかけにもなります。

また、金銭的資産の計画管理は、金銭感覚を養うことにもつながります。

そして、将来の生活や生活費の見当がつけられるため、現在の漠然とした不安、不測の事態に対する不安も、最小限に抑えられるでしょう。

ライフイベント表をつくる手順

  1. 「年」の欄を作り、わかりやすいように暦年・元号などを記入します。
  2. 「家族」の欄に家族構成を記入します。
  3. 「年」に合わせて、家族の年齢(年度末現在)を記入します。
  4. 「年」に合わせて、ライフイベン卜を記入します。
  5. 人生の節目のイベン卜:結婚・出産・転職・退職予定など
  6. 大きな支出:住宅購入・子どもの入学金、自動車購入・旅行など

それぞれのイベン卜を実現するために必要な金額を調べて記入します。

ファイナンシャルゴールは不要!?

ファイナンシャルゴールとは、「自分はこう生きたい」という経済面での目標のことです。

それを、ライフイベント表をもとに決めていきます。

例えば、

  • 35歳までにマイホームを購入したい。
  • 頭金を500万円貯める
  • 家族で3年に1回は国内旅行に行きたい。
  • 資格取得のための費用として30万円つくる

など、具体的な目標をあげましょう。

次に、そのファイナンシャルゴールに向かって、キャッシュフロー表を作ります。

それにより、

  • 月々あと1万円ずつ積立額を増やす
  • 投資商品で運用する
  • マイホーム購入の時期をずらす

など、ファイナンシャルゴールに向かっての具体的な解決策を立てていくことができます。

ファイナンシャルゴールを決めるときのポイント

ファイナンシャルゴールを決める際は、「5W2H」の視点で考えてみましょう。

そうすることで、自分が本当に求める目標が何かを明確にしやすくなります。

  • Why:  なぜそれを実現したいのか?(理由)
  • Who:  誰が実現したいのか?(主体)
  • When: いつまでに実現したいのか?(期限)
  • Where:どこで実現したいのか?(場所)
  • What: 何を実現したいのか?(目的)
  • How:  どのくらい時間やお金がかかるのか?(具体的数値)

キャッシュフロー表をつくる手順

「収入」欄の作成

給与の場合、給料と賞与それぞれから税金・社会保険料を引いた額(可処分所得)の合計を 記入します。

定期昇給が見込める場合は加味し、昇給が不明な場合は定額で記入します。

自営業の人は、事業収入のうち生活費として使うことができる金額を記入します。

「支出」欄の作成

主な項目は、

  • 基本生活費(食費・光熱費・被服費などの基本的な家計支出)
  • 住居費(家賃・住 宅ローンなど)
  • 教育費、保険料(生命保険料・損害保険料)

車の買い替えや海外旅行といった一時的な支出、交際費、娯楽費などは、その他支出や一時的支出にまとめて記入します。

年ごとに、収入と支出の合計金額を記入

年ごとに、

  • 年間収支(収入合計支出合計)」の金額を算出。
  • 「収入合計」よりも「支出合計」のほうが多い場合は、マイナスの金額をそのまま記入

年ごとの「貯蓄残高」を以下の計算式で算出していきます。

収支の合計額

前年の貯蓄残高+その年の年間収支の金額

年間収支がプラスの場合は、そのまま貯蓄残高に組み入れることができますが、年間収支がマイナスになってしまった場合は、貯蓄残高を取り崩すことになります。

できあがったキャッシュフロー表を見て、

  • 年間収支がマイナスになる年がないか
  • 貯蓄残高が増加しているか
  • または減少しているか

など、数値の推移をチェックします。

年間収支が一時的にマイナスになってしまった場合は、貯蓄を取り崩すことでカバーできますが、何年も連続して(断続的に)マイナスが続く場合は、貯蓄が目減りする一方なので策を講じなければなりません。

次の解決策を折り込んで、再度キャッシュフロー表で確認していきましょう。

このように、いろいろな可能性を試してみることを「シミュレーション」といいます。

したがって、キャッシュフロー表はライフプランシミュレーションを行うためのツールでもあります。

まとめ

ライフプランは中長期的な視点で計画するものだとされていますが、それが現状とかけ離れたものであってはいけません。

できれば、短中期的なプランニングをお勧めします。

修正頻度が多くなるようなプランは弊害を生み出す可能性が強いからです。

ですから、懸念材料は、極力取り除いてから実効プランを手がけるべきです。

また、安直なプラニングは個人の成長を抑制し、資産を痛める可能性が高いです。

社会情勢の変化や家庭(家計)環境などの状況は時々刻々と変化するからです。

病気の予防対策同様、対処療法ではなく、体質改善から考えてみては如何でしょうか?

次回は「適切な環境と経済的な裏付けを確立するための正しい手順」です。

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