ライフプラン作成
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こんにちは、MSインテグラル・デザイン研究所の斉木です。 今回は、ライフプランについて解説しましょう。

ライフプラン(人生設計)を一般的な方向で解釈するなら、将来を予想して、いつ、どんなライフイベントを迎えるかを考え、中長期的な計画をたてるということになるでしょうか。

ライフプランの解釈がどうであれ、そのライフプランによってあなたの人生を束縛してはいけないということは確かでしょう。

ライフプランとは、あなたの自由な時間やお金を増やして、それを有意義に活用できるように導くためのフローチャートのようなものであって、あなたの人生を抑圧するためのものではないからです。

また、そのライフプランが現実とかけ離れた極端なものではなく、実現可能な目的に基づいて作成されているということが前提です。

当然ながら、現状の収支バランスを明確にするといった作業的なレベルで終わる様な、つまらないものであってはいけません。

あなたもご存知のように、実際に行動が伴わなければ、あなたの夢が叶うことも、目標を達成することもできないでしょう。

ですから、現状の収支をシミュレーションしただけの作業で終わってしまっては全く意味がありません。

それは、ただの模造でしかありません。

性格+アプローチ=ブレイクスルーへの道筋

ライフプランを考える時の手順

  1. 自分の性格(タイプ:体質+類似性)を知る。
  2. 人生に望まないことを明確にする。
  3. 人生に望むことを明確にする。
  4. 理想の一日を想定する。
  5. あなたが本当に実行可能なものを明確にする。
  6. それを細分化して、すぐ実行可能なレベルにまで落とし込む。
  7. 正しい実行ステップを計画する。
  8. プランニングへのアプローチを改善つつ最適なものに仕上げていく。

という手順で行なうことが大切です。

残念ながら、手順を間違えることによって、余計な問題を作り出してしまっているケースがたくさん見受けられます。

もっとも大切なことは、ライフプランは、あなたの人生における「豊かさ」を最大化することを目的に行うものだということです。

それだけに、まず最初にあなたの性格(タイプ)を知るということが非常に重要になってきます。

参考事例▼

ライフプランの事例

Mさんは長年勤続していた不動産会社を辞めて1年前に独立しました。

Mさんは非常に勤勉な方で、朝5時30分に起床し、夜8時まで働き、この1年間で相当な成果を収めました。

しかし、極度のストレスからか、激太りをし、体調を崩したことがきっかけで、事業の方も暗雲が立ち込み始め、私を訪ねてきたのです。

彼の場合、働き過ぎが原因で体調を崩したり、極度のストレスを生み出していたわけではありません。

仕事の時間帯が彼に合っていなかっただけでした。

前職の経営者から「早起きは三文の徳」と言われてそれを忠実に守ろうとしていた。

そのことが彼を苦しめ、体調に影響し、極度のストレスのトリガーになっていました。

つまり、彼は早起きに適している体質ではなかったのです。

会社員ですと融通のきく時間というのは限られますが、自営業に近い状態であれば何とでもなります。

そこで、起床時間を2時間ずらし、最もエネルギーが高くなる10時~11時の時間帯を思考する時間帯に割り振り、昼食を挟んでその後の4時間ですべての仕事を終えるようにプログラミングし直したところ、体調は回復し、1ヶ月で7Kg減量でき、売上も30%増えました。(昨年同月対比)

ここで行ったことは、ただ起床時間を遅くしてもらい、彼がやる必要のない仕事をアウトソーシングしてもらっただけです。

起業や独立が何のためにあるのか?

その目的は個々に異なっていてもいいと思いますが、人生を犠牲にしてまですることではないと思います。

仕事のために人生があるのではなく、人生の目的のために仕事のやり方や仕事そのものをチョイスする必要があるのではないでしょうか?

参考▼

タイプの見分け方について詳しくしりたい方は、「心と体をよりクオリティーの高い次元へ導く方法とは?」をご参照ください。

ライフプランを作成する時に注意して欲しいこと

ライフプランは、とても大切な作業ですが、プランニングする上で注意しなければならないことがあります。

  1. あなたの人生に望まないことは何か?
  2. あなたのコレカラの人生に望むことは何か?
  3. あなたの理想の1日とはどのようなものか?

これらを明確にしないまま、安易にライフプランを作成してはいけないということです。

なぜなら、安易にライフプランを作成してしまうと、そのプランが固定点となり、返って余計な問題を生み出してしまうからです。

あなたはアンカリング 作用というのをご存知でしょうか?

ちょうど船が碇をおろした状態、これをアンカリングといいます。

先行した数値によって、後の計画が歪(ゆが)められ、先行した数値に無意識に近づこうとしてしまうのです。

つまり、先行フプランによって無作為に作り上げられた固定点が、結果的にあなたのお金の流れや成長を止めてしまうことになりかねません。

参考▼

例えば、、、、

認知と行動の関係性を説明する1つの考え方として、行動をコントロールする二つのモードが存在するとした理論があります。

それは、メタスタティクモードとカタスタティクモードと呼ばれているものです。

カタスタティクモードに入ってしまうと意図したことを行動に移すことがとても困難になります。

そして、このようなカタスティクモードを規定するものが状態志向であり、メタスティックモードにするものがアクション志向です。

つまり、状態志向が起こると行動を抑制し、アクション志向が起こると行動を活性化させます。

このような志向の差は状況的な要因によっても生じてきます。

現状と目標との差、情報間のギャップが少ない場合は、アクション志向が起こり、ギャップの大きさがある水準を超えると状態志向、つまり抑制が起こります。

したがって、現実と目標との差が小さい方が、アクション志向が起こりやすいということになります。

安易な目標設定が、行動を抑制してしまう、ということがこの例からもお分かりいただけると思います。

ライフプランを作成しても、お金や自由な時間が増えない理由

ライフプランを作成しても、あなたの所得や自由な時間がなかなか増えていない場合は要注意です。

このアンカリング作用が働いて、カタスティクモードになり、そこにコンフォートゾーンを形成してしまっている可能性があるからです。

コンフォートゾーンとは「自分が楽だと感じられる領域」のことです。

参考事例▼

例えば、、、

ビジネスが上手く行っていなかった知人の例ですと・・・

彼は、いつもエコノミークラスのできるだけ安いチケットを探して出張に行ってました。

ところがある日、遺産相続があり、莫大なお金が入ってきたのです。

そこでエコノミーではなく、ビジネスシートを利用することにしたのですが、どうも居心地が悪い、ということでエコノミーに戻したそうです。

その後すぐにビジネスを続ける気力が失せ、会社を閉鎖しました。

個人的にはまだお金持ちのままですが、貧乏だったときよりも返って不安が増えたと言っていました。

適正なコンフォートゾーンに即リセットできればいいのですが、それは少し難しいスキルです。

このコンフォートゾーンが適正でないことによって、不安を増長してしまっている人はたくさんいます。

人は苦しいと思えることは乗り越えられますが、楽なことからはなかなか脱することが出来ないからです。

例えそれが他者から見て悲惨な状況であっても、そこに本人が快楽を感じている場合(自覚がない)、ほとんどのケースにおいて脱することはできません。

本能には快楽を求め続けるという習性があるので、楽なことからはなかなか抜け出せないのです。

ライフプラン上の目標設定が多い人ほど息詰まる

よく周囲を観察してみてください、目標設定が多い人ほどあくせくしていて行き詰まってないでしょうか?

例えば、家計簿を細かくつけている人ほど、貯金がなかなか増えないという現象があります。

単純作業を繰り返して数字ばかり眺めていると、それ自体が固定点となり、作業をするだけで満足を感じるようになります。

ノルマを達成したような感じになって、そこに快感を得てしまうからです。

しかし、現実には目立った変化は起こりません。

ですから、継続的に家計の節約ができるわけではありませんし、あらたな解決策が発見できるわけでもありません。

それどころか、やがてそこにゾーンが形成され、そこから抜け出せなくなる、といった有り難くない状況に陥ります。

こうした作業やお金を数えることにエネルギーを使っても、何も変わらないことは理解いただけると思います。

実際にお金を稼いだり、目標にむかって行動を起こさなければ何も変わらないのです。

「やるべきこと」をやらなければ何も変わらない。

そういうことです。

ライフプランニングへのアプローチを変えることで未来は大きく変わる

  • 人生で望んでいることを深く考えないで、安易にプランだけを立てる。
  • 具体的に何をどう実行していくか落とし込みができていない。

上記のようなライフプランだと、行動を途中で諦めざるを得ません。

そして、そのことが原因となり、その後のあなたの人生を悪化させていく原因にもなりかねません。

しかも自覚のないまま・・・・・・・・

これはとても怖いことです。

今から、一般的なライフプラン作成の手順をご紹介しますが、これまで説明した内容とすりあわせてご活用していただくと効果が倍増します。

参考▼

その他については「キャッシュフローが最大化する・・・・」や「優れた起業家への道筋・・・」のコーナーなどを参考にして欲しい。

また、ライフデザインとファイナンシャルプランの関係については「FP(ファイナンシャル・プランニング)とライフデザインについて」、

狭義のライフプランと広義のライフプランの違いについては「ライフデザインの方程式!性格+アプローチ=ブレイクスルーへの道筋」なども参考にして欲しい。

ライフプラン作成の手順

これから一般的なライフプランの作成手順について解説させていただきます。

まず最初は、ライフイベントにかかる費用を見積もることから始めましょう。

ライフイベントにかかる費用

人生には、さまざまなライフイベントが控えています。

実際にかかる金額は人によって違いますが、人生の夢をかなえるためには、やはりまとまったお金が必要です。

しかし、このように大きな出費も前もって準備をしておけば、無理なく対応することができます。

そのためにも将来の夢を明確にし、必要なお金を早くから備えておくことが大切です。

また、ライフイベントにかかる費用だけでなく、

  • 病気やケガで働けなくなったとき
  • 急なリストラにあったとき

など、緊急時のための備え(緊急資金)も大切です。

個人差はありますが、生活費の3カ月分、場合によっては1年分程度は備えておきたいものです。

ライフイベント費用

日本FP協会サイト:ライフイベントにかかる費用の目安から抜粋

ライフイベントに必要なお金を計画的に備える

結婚や出産、住宅購入といったライフイベントは、1つずつ順番にやってくるわけではありません。

たとえば結婚と同時にマイホームを購入する人もいるでしょうし、退職後に住宅を購入するという人もいます。

また、2人以上の子どもの教育費が同時にかかる人も少なくないでしょう。

このように、いつ、どんなライフイベントを迎えるか、いくらくらいお金がかかるのかは、人に よって変わってきます。

このため、まずは将来の夢や希望、理想の暮らしをイメージしたうえで、自分なりのライフプラン(人生設計)を立ててみましょう。

ライフプランは、いうなれば人生の設計図のようなものです。

このライフプラン(人生設計)があることで、必要なお金にも計画的に備えることができ、同時に、漠然と描いていた夢をより現実に近づけることができます。

理想的な人生を送るためにも、ぜひ早い段階で自分の将来と向き合ってみてくださ。

ライフプランを作成する必要性

人生の夢や目標のイメージを具現化する。

価値感が多様化し、また自己責任が問われる時代の中、自分の人生は自分で決めていかなくてはなりません。

しかし、先行き不透明な現在、将来の長い人生をただ漠然と考えていても、不安が増すばかりです。

そこで、今だけでなく将来にわたるライフプラン(人生設計)を、ぜひ作ってみましょう。

現代の多様な社会システムの中では、あなたが持っている人的資産(時間・お金・情報・人脈)などの有効な活用方法を身に付けて実践することがとても大切です。

そして、そのためには、あらゆる選択肢を基に、夢や目標、そして生きがいのある人生設計が必要になります。

次にライフプランを作成する時のポイントについて説明します。

ライフプラン(人生設計)を作成する時のポイント

あなたの生活は、いくつかの視点から見ることができます。

  • 健康、生きがい、家庭・家族友人地域交流など:目に見えない価値のあるもの
  • 職業、仕事、能力資格など:収入・経済的な部分にかかわるもの
  • 住居、車、留学趣味レジャーなど:ある程度の支出を伴うもの

ライフプランは、これらの事項を

  1. 目標の設定、
  2. 資産の管理、
  3. リスクへの対応、

という角度から検討して作っいくものです。

例えば、ある仕事に就きたいという夢や目標があり、その仕事に資格が必要だと分かったら、何を考えなければならないでしょうか。

  • 資格取得のための勉強時間や教育機関への通学時間などを確保する時間資産の管理
  • 専門書の購入費用や通学費用を捻出する金銭的な計画と管理
  • 職業に就いている親戚や先輩などに話を聞く人脈との交流、教育機関などから得る情報の収集

などが挙げられます。

こうした事柄を効果的に計画・管理するためのものが、「ライフプラン」です。

さらに、ライフプランには、それが計画通りにいかなかった場合、例えば、その資格が取得できなかった場合などのリスク対応も含まれます。

もう一度受験する場合は、そのために要する時間と費用を計画し直さなければなりません。

また、その資格にこだわらない場合は、

  • 難易度の低い資格取得への軌道修正
  • 周辺業種への職種変更

といった、プランニングの見直しを行うことも考えられます。

そして、こうしたライフプランを作ることは、時間やモノを大切にする感覚を身に付けるきっかけにもなります。

また、金銭的資産の計画管理は、金銭感覚を養うことにもつながります。

そして、将来の生活や生活費の見当がつけられるため、現在の漠然とした不安、不測の事態に対する不安も、最小限に抑えられるでしょう。

ライフイベント表をつくる手順

  1. 「年」の欄を作り、わかりやすいように暦年・元号などを記入します。
  2. 「家族」の欄に家族構成を記入します。
  3. 「年」に合わせて、家族の年齢(年度末現在)を記入します。
  4. 「年」に合わせて、ライフイベン卜を記入します。
  5. 人生の節目のイベン卜:結婚・出産・転職・退職予定など
  6. 大きな支出:住宅購入・子どもの入学金、自動車購入・旅行など

それぞれのイベン卜を実現するために必要な金額を調べて記入します

ファイナンシャルゴールを決める

ライフイベント表をもとに、ファイナンシャルゴールを決めましょう。

ファイナンシャルゴールとは、「自分はこう生きたい」という経済面での目標のこと。

例えば、

  • 35歳までにマイホームを購入したい。
  • 頭金を500万円貯める
  • 家族で3年に1回は国内旅行に行きたい。
  • 資格取得のための費用として30万円つくる

など、具体的な目標をあげましょう。

次に、そのファイナンシャルゴールに向かって、キャッシュフロー表を作ります。

それにより、

  • 月々あと1万円ずつ積立額を増やす
  • 投資商品で運用する
  • マイホーム購入の時期をずらす

など、ファイナンシャルゴールに向かっての具体的な解決策を立てていくことができます。

ファイナンシャルゴールを決めるときのポイント

ファイナンシャルゴールを決める際は、「5W2H」の視点で考えてみましょう。

そうすることで、自分が本当に求める目標が何かを明確にしやすくなります。

  • Why:  なぜそれを実現したいのか?(理由)
  • Who:  誰が実現したいのか?(主体)
  • When: いつまでに実現したいのか?(期限)
  • Where:どこで実現したいのか?(場所)
  • What: 何を実現したいのか?(目的)
  • How:  どのくらい時間やお金がかかるのか?(具体的数値)

キャッシュフロー表をつくる手順

「収入」欄の作成

給与の場合、給料と賞与それぞれから税金・社会保険料を引いた額(可処分所得)の合計を 記入します。

定期昇給が見込める場合は加味し、昇給が不明な場合は定額で記入します。

自営業の人は、事業収入のうち生活費として使うことができる金額を記入します。

「支出」欄の作成

主な項目は、

  • 基本生活費(食費・光熱費・被服費などの基本的な家計支出)
  • 住居費(家賃・住 宅ローンなど)
  • 教育費、保険料(生命保険料・損害保険料)

車の買い替えや海外旅行といった一時的な支出、交際費、娯楽費などは、その他支出や一時的支出にまとめて記入します。

年ごとに、収入と支出の合計金額を記入

年ごとに、

  • 年間収支(収入合計支出合計)」の金額を算出。
  • 「収入合計」よりも「支出合計」のほうが多い場合は、マイナスの金額をそのまま記入

年ごとの「貯蓄残高」を以下の計算式で算出していきます。

収支の合計額

前年の貯蓄残高+その年の年間収支の金額

年間収支がプラスの場合は、そのまま貯蓄残高に組み入れることができますが、年間収支がマイナスになってしまった場合は、貯蓄残高を取り崩すことになります。

できあがったキャッシュフロー表を見て、

  • 年間収支がマイナスになる年がないか
  • 貯蓄残高が増加しているか
  • または減少しているか

など、数値の推移をチェックします。

年間収支が一時的にマイナスになってしまった場合は、貯蓄を取り崩すことでカバーできますが、何年も連続して(断続的に)マイナスが続く場合は、貯蓄が目減りする一方なので策を講じなければなりません。

次の解決策を折り込んで、再度キャッシュフロー表で確認していきましょう。

このように、いろいろな可能性を試してみることを「シミュレーション」といいます。

したがって、キャッシュフロー表はライフプランシミュレーションを行うためのツールでもあります。

まとめ▼

ライフプランは中長期的な視点で計画されています。

ですからその実行過程・結果を定期的に検証していく必要があります。

社会情勢の変化や家庭(家計)環境などの状況は時々刻々と変化しています。

その変化に対応できるようにライフプランにも当然見直しや修正が必要です。

病気や重度の症状に陥らないように予防対策を講じること、問題点を早期に発見することがライフプランを作成する重要なポイントでもあります。

ではまた。

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