

資産を増やしたりお金持ちになりたいと思っている人は多いでしょう。
そのような時まず探すのが、巷に溢れているような簡単に早く稼げる方法でしょう。
確り学んでから投資を始める、そのような賢明な方は稀だと思います。
上手くいった話をどこかで仕入れてきて「自分にも同じような現象が起こるんじゃないか」
そう思って投資をはじめる人がほとんどだからです。
- 短期間で資産が3倍なる。
- このレポートに目を通すだけで勝率が3倍になる。
- 初心者がFXで月に数十万円稼ぐ方法。
- 投資初心者でも月額うん百万円。
この仕組を使えば、この自動売買システムを使えば・・・・etc..
そうしたキャッチフレーズに躍らされて安易に投資をはじめてしまう人が絶えません。
リーマンショックの影がだんだん薄まって、投資に対する慎重さも同時に薄まってしまったようです。
2014年にNISAが始まった事もあって、安易に投資する人が、また徐々に増え始めています。
実際には、そこそこのパフォーマンスをキープしている投資家は2割以下だと言われています。
ずっと以前から同じ様な数値バランスが続いているのです。
つまり、8割以上の個人投資家は、お金と時間を同時に失っていることになります。
止めどなく資産を失い続けているのです。
勝者と敗者を分ける要因
投資は危険だから絶対にやめましょう。
と、言っているわけではありません。
それも1つの選択肢ではありますが、、、、、
常に何かしらに投資し続けている人が成功している、それも世の中のセオリーです。
だとすれば、成功している人たちの共通点を知っておく必要もあるでしょう。
実際には、うまくいかない人たちの方が圧倒的に多いですけどね。。
あなたは、勝者と敗者を分けているものが何なのか、気になりませんか?
なんだと思いますか?
多くの投資理論を把握しているか否かでしょうか?
いいえ違います。
実践で積み重ねた経験値でしょうか?
もちろん、経験値はとても重要ですが、その経験値を得る前提として相当のお金を投資する必要がありますよね。
資金がないからやっぱりやめておくわ!
そのような結論に至ったとしてもしかたないと思います。
少なくとも資産をリスクにさらす必要がなくなりますからね。
真面目にコツコツ働いて裕福になる。
でも皆もうわかってますよね。
真面目にコツコツ働いてもお金持ちにはなれないこともある。
ということを・・・
経験値でも投資理論でもない!?
実は、経験値でも、多くの投資理論をマスターすることでもありません。
1番のポイントは、投資の基本原則をどこまで正しく理解しているかどうかです。
著名な投資家であるウォーレンバフェット氏は、次のように言っております。
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです。」
「最も重要なのは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです。」
この2つのことが理解できただけでも、運用成果は大きく異なってくるでしょう。
なぜ、投資が必要なのか?
では、なぜ投資が必要なのでしょうか?
リスク覚悟で、お金を増やす必要があるのでしょうか?
理解を早めるために、まず、投資と預金の違いについてお話します。
預金とは?
預金とは、どこかに預けてあるお金のことです。
給料などの収入を使わずに貯金する行為も預金です。
因みに預金と貯蓄は異なります。
貯蓄は、借金の返済、つまり借りていたお金を返済する行為も含まれます。
つまり、預金+借金の返済=貯蓄ということです。
※そのことについて詳しく知りたい方は「「お金の知識不足が原因で、ビジネスや人生に損失を招いていませんか?」を参考にして下さい。
話を戻します。
預金は元本保証がありますが、ご存じのように現在は利息はほとんど付きません。
投資の上手い人たちの言葉を借りると、「預金こそ機会ロスの象徴だ!」・・・・
でも本当にそうでしょうか?
預金は利便性が高い、これはよく知られていることです。
病気などの不測な事態、急にお金が必要になったときなどに直ぐに引き出して使うことが出来るからです。
今は本当に微々たる利息ですが、市場金利が上昇した場合は連動して上昇します。
かつては定期預金の金利が6%を超えていた時代ももありました。
今後も低金利がず~と続くという保証はどこにもありません。
最近一時払いの年金保険がよく売れているようです。
でも「長期契約のリスク」を理解した上で判断した方がいいと思います。
契約時点で金利が固定されてしまうので、場合によっては機会ロスになるからです。
例えば、今流行りの「一時払い年金」が機会ロスを招くこともあるということです。
投資とは何か?
投資とは、将来得られるであろう収益を目的に現資金を支出することです。
なお投資は、その対象によって物的投資と金融投資とに別れます。
物的投資には、主として非居住用建物、構築物、機械設備、装置、輸送運搬機器などの設備投資。
それから製品、原材料への在庫投資および住宅投資、コモディティ、ビジネスへ(両方)の投資が該当します。
一方、金融投資は、株式、債権、投資信託などのペーパーアセット(有価証券)への投資です。
これらは、企業が物的投資を行う資金を融資する点で、間接的に物的投資とも結びついているといえます。
いずれにせよ、経済動向や情勢、政策、投資家の心理、情報などによって価値が常に変動しています。
価値が変動するリスクは、財産を増やすチャンスでもあるわけです。
資産を増やすのが目的なら、銀行にお金を置いておいても増えませんよね。
物価が上昇すれば、貨幣価値が下がり実質的資産は目減りするからです。
資産を増やす、あるいは同水準で維持する場合、何らかの形で投資していくことになるでしょう。
預金と投資の違い、お分かりいただけましたでしょうか?
この預金と投資の特性を活用しながら、資産の総額を上手に増やしていくのが理想的です。
両者の特徴をよく理解し、2つのお金のバランスを整えながら、タイミングよく移動させていく。
それが上手に資産を増していく秘訣でもあります。
投資のメリット!?
投資=リスクと解釈している人が多いようです。
ではリスクとは何でしょうか?
危険の尺度でしょ!という人がほとんどだと思いますが、リスクは危険という意味ではありません。
ブレ幅、つまり価値が上がったり、下がったりする度合いのことです。
例えば、「リスクが大きい」は、変動差が大きいということです。
そのことを理解した上で改めて投資について考えてみましょう。
不安が軽減できる!?
今後の労働人口減少と現在の平均寿命とを考え合わせた場合、日本全体の生産性が向上しない限り年金受給額は下方修正され続けるでしょう。
つまり、受給期間がさらに短くなるか、減額されるかのどちらかでしょう。
それを見越して今から準備をしておいた方が賢明だと思います。
生産性の向上が絶望的だとすると、労働人口の減少を考えると年金原資が増える可能性は非常に低いでしょう。
さらに、グローバリズム化が加速し、外資が激増し続ければ、お金が国内で循環しなくなり国民は益々貧乏になります。
実は、今世界中で起きている現象です。
これらを考えあわせると、現在と同じような条件で老後が過ごせることはないでしょう。
「約束します」などと豪語している政治家もいるようですが、ただのポジショントークに過ぎないことは、本人が一番よくご存じでしょう。
真面目にそう思っているとしたら、早急に政治家を止めてもらいたいですね。
ただのアホですから・・・・
ともあれ、自分たちで資産を増やしていかない限り、マトモな老後生活はおくれない。
そういうことだと思います。
国や政治家の言葉を信じて躍らされていたのでは、益々後手に回るばかりです。
ともあれ、依存度を軽減しておいたほうが賢明です。
私たち一人ひとりが、老後の収入減や不確実性を自ら軽減していく試みをもっと真剣に考えていくべきだと思います。
まとまった資金が短期間で準備できる!?
マイホーム購入時や子供の大学進学時には、数百万円から1千万円を超える現金が必要です。
しかし、実際には、これらのお金を準備するのは容易ではありません。
これまで以上に借金して賄うというケースも増えるでしょう。
受動的にお金を貯めていたのでは、かすめ取られていくばかりです。
投資は、短期間でまとまったお金を準備できる可能性があります。
一方、常にリスク(不確実性)に晒されています。
そのリスクを最小にするためには、お金に対する知識(知性・知能・理解力)は必要不可欠でしょう。
ファイナンシャル・インテリジェンス(知能・知性)やリテラシー(分析)によって、投資リスクを小さくすることができるからです。
ただし、リスクを小さくするだけでは、あまり意味がありません。
利益を最大化するのが投資の目的だからです。
人生が変わる!?
ほとんどの場合、会社員は会社から振り込まれる毎月の給与が唯一の収入源でしょう。
例えば、給与以外で生計が成りたつとしたらどうでしょうか?
それが起業家の場合、事業収入の他に生活日を確保できるツールがあるとしたらどうでしょうか?
想像してみてください。
あなたの言動はどのように変わるでしょうか?
感情はどのように変化するでしょうか?
人生設計は変化しそうですか?
最近では副業を許可する会社も増えてきました。
それでも、ほとんどの会社が副業を禁止しているようです。
金融機関は別として、会社の服務規程に投資をしてはいけないとうたっている会社はほとんどないはずです。
つまり、投資してお金を増やす行為は、いつでも気兼ねなくできます。
しかも、ビジネスのように特別なスキルやノウハウを必要としません。
ある一定の原則が習得できれば、誰でも平均的な成果を生みだすことができます。
会社の規定に反することなく、ビジネスよりも早期に平均的な成果を得られる可能性が極めて高いです。
第2の収入源を得る事によって、もっと違った人生が可能になるわけです。
独立・起業への道も拓け、やがて義務や仕事から完全に解放される日が訪れるかもしれません。
次回は投資成功率を上げる4つの基本ステップです。