少し話がそれましたので、もとに戻します。
私の中ではつながっているんですが。。
とりあえず一度ストーリを元に戻して、私の人生が大きく変わった保険業界への転職経験をお話ししようと思います。
元々、私はアパレル業界で営業企画、マネジメント、経営に約18年携わっており、クリエイティブな分野で多くの経験を積んでいました。
しかし、37歳の時に将来のビジョンを見失ってしまった事がきっかけとなり、自分のキャリアに何か新しいチャレンジを加えたいと考え、保険業界への転職を決意しました。
アパレル業界でデザイン、ブランディング、ビジネス戦略など、多岐にわたるスキルを磨くことができましたが、その業界に居座ることが惨めな行為だと思えたからです。
しかし、保険業界はまったく異なるもので、信頼性、安定性、そして個人の生活を守るという新しい側面を持っています。
私はこの新しい世界に興奮し、国内最大手の保険会社でキャリアをスタートさせました。
成果を上げる度に「問い」を増やす!?
保険の研修生として、私は最初の2カ月間苦労しましたが、生存リスク強調プランニングとストーリーテリングを積極的に活用することで、生活の質を向上させることができました。
しかし、やがて私はこの研修制度の限界に気づくようになりました。
特に気になったのは、独立者があまりにも少ない事でした。
研修制度の何かが足を引っ張っている、そう思っていたのは私だけではないでしょう。
高次元のシステムへの模索
私は研修制度を単に攻略するのではなく、真に価値ある成果を生むための新しいアプローチを模索し始めました。
この時、私は他者を助けることに人生の真の価値があるという信念をもち続けました。
この信念が私を、単なる売上げ追求ではなく、顧客の真のニーズに焦点を当て、より高いレベルでのサービス提供を目指す方向へ導きました。
具体的なエビデンスとして、私は研修生時代に始めたプロジェクトを紹介します。
私は同僚と共に、顧客に保険プランを提案する際に、彼らの生活スタイルや価値観を深く理解し、その上で最適なプランを提案するプロセスを開発しました。
このプロセスによって、顧客満足度が大幅に向上。
さらに、口コミでの紹介が増え、結果として参加者全員の売上も伸びました。
しかし、売上の伸び以上に重要だったのは、私たちが顧客の生活に真に貢献し、社会的な価値を提供しているという実感でした。
この結果は、個々のプロセスに焦点をあてたアプローチが、単に売上を追求するのではなく、人々の生活に価値をもたらすという重要な示唆を私にもたらしました。
この経験を通じて、人々を助け、価値を提供することが、個人としても組織としても持続可能な成功へとつながる重要な要素であると学びました。
幸福感と充実感がもたらす影響
ここで注目したいのは、幸福感や充実感が成果に与える影響です。
驚くべきことに、実際には困難な状況にあっても、幸福感や充実感を持っていることが成功へのカギになるのです。
これは脳科学的にも支持されており、ポジティブな感情が思考や行動に好影響を及ぼすからです。
エビデンス
研究によれば、ポジティブな感情は脳の働きを活性化させ、創造性や問題解決能力を向上させます。例えば、心理学者バーバラ・フレデリクソンは「ブロードン・アンド・ビルド理論」を提唱し、ポジティブな感情が人々の思考と行動の範囲を広げることを示しました。また、ショーン・エイカーの著書「The Happiness Advantage」では、幸せな状態の人は仕事での生産性が高く、ストレスが少なく、より良い仕事のパフォーマンスを示すと報告されています。
個人的な事例
私自身の経験もこれを裏付けます。
以前述べたように、私は会社を譲渡した後、借金で苦しんでいましたが、新車のランドクルーザーを購入するという選択をしました。
これは、一見、非合理的な判断に見えるかもしれませんが、私には幸福感と充実感をもたらしました。
この感情的な満足が、私の仕事に対するモチベーションとなり、さらには創造的な解決策を見つける力を高めたのです。
結果として、私は新たなビジネスを立ち上げるきっかけを掴み、現状につなげることができました。
これらのエビデンスと個人的な事例を通じて、わかることは、幸福感や充実感が持つ力が、私たちの成功において重要な役割を果たすということです。
困難な状況下でも、ポジティブな感情を持つことで、より良い結果を生み出す可能性が高まります。
研修プログラムの再検討とマインドセット
私が再検討した研修プログラムの要点は、セールス、プライオリティー、タイム、タスク、資格取得などでした。
しかし、これらが効果的であるためには、マインドセットを学ぶことが欠かせません。
これが抜けていると、フルコミッションの仕組みで働く上でのフラストレーションが増すばかりです。
研修プログラムに潜む秘密のコンパスを解き明かしながら、私たちは通常、セールス、プライオリティー、タイムマネジメント、タスク管理、資格取得などの鍵を探し求めます。
しかし、これらの要素はあくまで魔法の杖、真の魔法使いとなるためには、心の中に眠るマインドセットが必要なのです。
考えてみてください。
マインドセットは、私たちが世界をどのように見るか、どのように解釈するかを決定するレンズのようなものです。
このレンズが曇っていると、世界は暗く、厳しいものに見えます。
しかし、レンズを磨き、明るくポジティブな視点で物事を見ることで、無限の可能性が広がります。
フルコミッションの仕組みでは、フラストレーションは常連客のように現れます。
しかし、マインドセットを変えることで、これらのフラストレーションは新しいエネルギーへと変わります。
あなたがストーリーの主人公であり、この瞬間をどう生きるかはあなた次第なのです。