クリエイティブな自分が投影されてたイメージを保とう。

今回はプランニングについてだ。

プランニングには、キャッシュフローを始めとして、タイム、プライオリティー、KAIZENなどマネジメントに関するプランニングやファイナンシャルなどの資産形成プランニングもある。

まず最初は、マインドセット(思考)にも大きく影響するセルフイメージトレーニングについてだ。

セルフイメージによって、パフォーマンスに大きな違いが生じることは古くから言われていることで、業績や成績の70%以上はこのセルフイメージによるところが大きい、という説もあるくらいだ。

セルフイメージについて、あなたならどのようなことが思い浮かぶだろうか。

ネガティブ、ポジティブといった表現だろうか、あるいは性善説、性悪説といった解釈だろうか。

いずれにせよ本来であれば、クリエイティブで成功する自分が投影されてたセルフイメージが望ましい。

しかし、ご存じのようにそのようなイメージを常に保ち続けることはとても難しい。そのために人はあらゆる努力をしてきたとも言える。

したがって、「クリエイティブで成功する自分が投影されている状態」をセルフイメージの前提とするなら、そのように変える方法と努力が必要になってくる。

そのためには、現在の自分の良い面と悪い面を正確に確認し、自分の長所や短所、あるいは改めたいところを書いてくなど内面をアウトプッしていく方法もあれば、外的なことからスタートする方法もあるだろう。

例えば、

  1. 持ち物をグレードアップする
  2. 食事をグレードアップする
  3. 迷ったときには高い方を購入してみる
  4. ステータスを感じられるものを思い切って買ってみる
  5. 笑顔で挨拶を交わす
  6. 喜ばれることを1日1回実行する

など、普段選択している行動とは異なった行動を選択してみると、それがきっかけとなってセルフイメージが変わるといったことは良くある。

先程の善悪説ではないが、どちらかというと「贅沢は悪」というイメージが大半のようだ。

しかし、贅沢をしている人の方が、比較的セルフイメージが高いのは確かだ。

こまごました節約はしない。

しかし、だからといって、借金してまで贅沢しろ、と言っているわけではない、私が言っているのはそのようなことではなく、例えばコンビニに行って、本当は200円のおにぎりが食べたいのに、100円のおにぎりで自分を無理やり納得させない方がいいということだ。

ラーメンのトッピングに味付け卵を入れたいけど、予算と照らし合わせた結果諦めるといった、せつない行動はしばらくの間保留しておいてほしいのだ。

少なくとも2回に一回は食べたい状態でラーメンを食べてほしい。

大きなことを抑制するよりも、小さなことを毎回のように抑制している方がセルフイメージにとっては良くないからだ。

だから、今よりもちょっとだけ量よりも質にこだわった生活を今日から始めてほしい。

100円のおにぎり3つ買うところを200円のおにぎり2つにしてみてほしい。

その分大胆に大きな何かを一時期でもいいから中止してもらいたい。

そうすることでいろいろなことが変わり始めるはずだ。

どうせなら、本能を刺激するアファメーションを

セルフイメージを改善するワークの1つに、自己啓発系などでよく用いられているアファメーションというものがある。

自分を肯定し、鼓舞するために行うワークだ。

このワークに関して極めて有効だとする人たちもいれば、ナンセンスだと毛嫌いしている人たちもいる。

いったいどちらが正論なのだろうか?

云うまでもなく、賛成派は自己啓発系の講座などを主催している人たちで、異議を唱えているのは脳科学、心理学あるいは認知科学といった分野をかじった人たちだ。

アファメーションは短期的には効果はある。

しかし、その一方でリバウンドが激しいのは確かだ。

両サイドの分野をかじった経験のある私からしてみれば、それは使い方次第だと思う。

パラノイア(幻想)の世界観で、快楽に浸ってしまうようなアファメーションは宜しくないが、痛みを伴う本能を刺激するような類のものまら非常に効果がある。

参考事例▼

かつて一流のセールストレーナーを目指していた人がいた。

しかし、それに見合った行動がなかなかできないでいた。

そこで彼は毎日「自分はナンバーワンセールストレナーだ」というアファメーションを決まった時刻に行っていたそうだ。

どうもそうなれる様子が微塵もないので「自分はナンバーワンセールストレナーだ」とアファメーションするのがだんだん辛くなっていった。

さらに辛さはましていき、とうとう彼はその場で我を忘れて泣きくずれてしまった。

自分が望んでいることと、あまりにもかけ離れた今の自分の姿が惨めで仕方がない。

とうとう、どうにも感情を抑えることができなくなってしまった。

しかし、そこであきらめなかった。

泣きじゃくりながら、くずれた姿勢をもう一度正すと、今度は全身ぜんれいをその言葉に込めて叫んだ。

「自分はナンバーワンセールストレナーだ!!」

やがて彼は超一流のセールストレーナーになった。

彼は今、私のメンターの一人でもある。

痛みから這い上がってきた人間の気迫と生きざまに直に触れることができたとき、得も言われぬ感動を覚える。

その人と接しただけでそれが伝わってくる、本物は本当に凄い!

「同じものを相手にしていても、ある人は1つか2つくらいしか、そこから汲み出すことができない。

このことは普通能力の差だと思われている。しかし実は人は、そのものから何かを汲み出しているのではなく、自分の中から汲み出しているのだ。

そのものに触発されて、自分の中で応じるものを自分でみいだしているのだ。

つまり、豊なものを探すことではなく、自分を豊かにすること。これこそが自分の能力を高める最高の方法であり、人生を豊に生きていくことなのだ。」

-ニーチェ

可能性とは自分が変わることではないだろうか。

あなたにも本能を刺激するようなアファメーションをプランニングしてほしい。

セルフイメージを磨く

それでは、これからいくつかのセルフイメージ・トレーニングの方法を紹介しよう。

あくまでも、「クリエイティブで成功する自分が投影されている状態」がセルフイメージの基本であることを前提として進めてほしい。

また、ここでは比較的頻繁に用いている方法を紹介するが、セルフイメージ・トレーニングは、個々の個性によって方法が異なる部分があることを付け加えておく。

したがって、実際には、個人の類似性や習慣に沿ったセルフイメージ・トレーニングプランを作っていく必要がある。

自己診断

  • 自分の良いところは?
  • 自分の良くないところは?
  • 改めたいところは?

あなたはユニークな存在

  • 何もかも全部同じ人間が住んでいる世界を想像する(思考も含む)
  • その顔や体つき、能力、年齢、技術、目標などを考える
  • その結果を簡単に書く

今度はその人間と自分がどのように違い、また自分にどんなユニークな特長があるかを書いてほしい。

どうだろうか、いまどのようなセルフイメージだろうか、あなたがいかにユニークな存在であるか自覚できただろうか。

最初からうまくできる人などいない

  • 以前は絶対にできないと思っていたけど、最近やってみたらできたことは?
  • 以前は絶対にできないと思っていたけど、今は簡単にできるようになったことは?

例えば、私は小学2年までは全く泳げませんでしたが、、5年生になった頃には3km泳げるようになっていた。

また、同じく小学2年までは自転車に乗れませんでしたが、3年生になったら突然乗れるようになった。

夜独りでトイレにいくことができなかったが、何時の間にか平気になっていた。

子どもにとっては、できないことだらけだ。でも彼らは決して諦めることはしない。

自分の可能性を信じているのだ。◯◯ちゃんもできてるから、自分にも絶対にできるはずだ、と。

できなければ、やり方を変えればいい。

そのためには自分の考え方を少しばっかり変える必要がある。

「変わる」という言葉は自分にとって本当に大切な言葉だ。

自ら変化を起こすという態度の現れだからだ。

自分は変われるだろうか、もちろん変われる。

自分は自分であり、その自分を受け入れなければならない。

これからは自分を優しい目で見つめなければならない。

過去の失敗を忘れなければならない。

これからは以前より良い自分にならなければならない。

クリエイティブな生活、前向きで建設的な生活を送らなければならない。

「豊なものを探すことではなく、自分を豊かにすること。これこそが自分の能力を高める最高の方法であり、人生を豊に生きていくことなのだ。」

-ニーチェ。

次回は、イマジネーションの力を利用してキャッシュフローを最大化する方法について解説しよう。

ではまた。

 

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