私たちは、事実に即して行動しているように思えますが、実はそうではありません。

私たちは、自分の欲望に応じて「事実」を決め、その自分の都合のいいように捻じ曲げた創造物に即して判断、選択、行動しています。

そこにあるのは客観的事実ではなく、自分が事実だと思いたい事物だということです。

例えば「りんご」は客観的事実ではなく、それが「りんご」でないと、色々と都合が悪い部分があるので、それを「りんご」という言葉で特定しているだけなのです。

私たちは、自分が置かれた環境下(事実世界)で、自分の欲望が満たされないとわかった時、「事実」をねじ曲げ、自分の都合のいいようなカタチに置き換えます。

強者が創り出したルールの中で弱者が押さえつけられる時、そのルールと強者を憎み、幻想世界に逃げ込んで価値の逆転を図り、バランスを保とうとします。

こうした自分を弱める、ねじ曲がった考え方を、「ルサンチマン」と言います。

「お金を稼げていない自分」という事実をねじ曲げ、「お金がすべてではない!」という言葉に置き換え、精神の安定化を図ろうとする。

「うまくいっていない今の自分」という事実から逃れるために、「これは本来の自分じゃない!だから、自分らしさを追求するんだ!」と。

このように私たちはふだん、たくさんのルサンチマン的な態度を顕にしています。

では、他にどんなルサンチマン的な態度、あるいは解釈があるでしょうか?

日頃の選択や行動を振り返ってみて、今までに口にしてきたり、態度に表してきたルサンチマンを考えてみてください。

前回「私たちは本来必要ないことにほど魅了されやすい!?」の中で話した「固定点」よりも考えやすい題材だと思います。

それが言葉で綴られている以上、それが正しいとか、間違っているとか、誰も言い切ることはできません。

言葉とは、コミュニュケーションの道具であって、正答を決めつけるための道具ではないからです。

したがって、自信を持ってアウトプットしていただきたいのです。

耳慣れない題材を用いてアウトプットすることが、あなたの視野を広げることにも繋がります。

是非挑戦してみてください。。

ではまた。

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